小布施人・編集者+農家・「美日常」提唱者・庭遊び人の木下豊と、出版社「文屋」のことを伝えるバーチャル田園広場です。

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2012年1月23日

2012年おすすめの4冊

投稿者: 中島敏子

本日、信濃毎日新聞朝刊の一面に、文屋登場!

 

大久保寛司さん『考えてみる』

 

薮原秀樹さん『わもん』

 

清水慎一さん『世界夢ケーキ宣言!』

 

井内由佳さん『わたし、少しだけ神様とお話できるんです。』

 

堂々の4冊そろい踏みです!

 

2012年、「やり方」の前に、「あり方」を問う!

 

 

 

 

2012年1月18日

川越胃腸病院が2011年度経営品質賞受賞!

投稿者: 中島敏子

『いのち輝くホスピタリティ 医療は究極のサービス業』のご著者、望月智行先生の率いられる川越胃腸病院が、2011年度「日本経営品質賞」中小規模部門を受賞されました! 

http://www.jqaward.org/2011/kawagoe.html?OpenDocument

 

望月先生、スタッフの皆様、おめでとうございます!

 

 『いのち輝くホスピタリティ』くわしくは…

 

『いのち輝くホスピタリティ』ご著者の望月智行先生

望月先生を囲んで、人と経営研究所所長の大久保寛司さん(左)と、人とホスピタリティ研究所代表の高野登さん

 

 

 

 

2012年1月16日

文屋のメルマガ最新号 2月26日(日)文屋座セミナーのお誘いです。

投稿者: きのしたゆたかより

【田園出版「文屋」のメールマガジン 2012年1月16日号】

こんにちは。お世話になっております。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
新春の日々を、みなさま、いかがおすごしでしょうか?
文屋のメールマガジンをお届けいたします。

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【もくじ】

1.2月26日(日)午後、

長野市内で文屋座セミナーを開催します。
お話の会と交流パーティー「ワインな夕べ」です。
すてきにおいしいプレゼントも当たります!

2.書店の平安堂長野店(JR長野駅前)にて、文屋座セミナーコーナーを開設!

3.文屋の近況

**********

1.2月26日(日)午後、長野市内で文屋座セミナーを開催します。

井内由佳・著『わたし、少しだけ神さまとお話できるんです。』の出版を記念する、お話の会と交流パーティー「ワインな夕べ」です。

「文屋座セミナー」は、書き手と読み手と作り手の、出会いと学びと語らいの場です。どなた様もお気軽にご参加いただけます。みなさま、お誘い合わせて、おいでください。

・神さまの教えを受けて、日ごとに輝いて暮らしていらっしゃる井内由佳さん。

・世界の超一流ホテルに集う人々とともに、感性を磨いてこられた高野登さん。

・シャンゼリゼ大通り、パリ随一の老舗「ラデュレ」で修業した清水慎一さん。

・フランスの産地で修行して帰り、「日本ワインの革命児」と評される曽我彰
彦さん。

・・・・・・極上の顔ぶれがそろい、テーマ「気品、愛嬌、美日常」そのものの6時間になることでしょう。

すてきにおいしいプレゼントの抽選会もありますよ!
 
【写真上】昨年11月、東京で開いた文屋座セミナーでお話しする井内由佳さんです。写真は2点とも、カメラマン古川耕伍さんのご提供です。古川さん、有り難うございます!

 

文屋座のスタッフも、当日を心待ちに、準備と運営をさせていただきます。


まだお席にゆとりがございます。ご家族、お知り合いのみなさまにお声かけいただけると、幸いです。

詳しい内容とお申込は、下記のサイトからお願いいたします。

http://www.e-denen.net/bunyaza_seminar.php
 
【写真上】昨年11月の文屋座セミナー「お話の会」の様子です。どなたでもご参加いただけます!

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2.平安堂長野店(JR長野駅前)にて、文屋座セミナーコーナーを開設!

株式会社平安堂様には、今回の文屋座セミナーを後援していただいております。
井内由佳さんの『わたし、少しだけ神さまとお話できるんです。』をはじめ、高野登さん、清水慎一さんのご著書や、曽我彰彦さんを紹介した『ウスケボーイズ 〜日本ワインの革命児たち』(小学館)も販売しています。期間は1月23日(月)〜2月29日(水)です。

http://www.heiando.co.jp/

なお、2月26日(日)の会場では、同店のスタッフが出張販売してくださいます。

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3.文屋の近況

・去る12月10日(土)、父の十七回忌法要と母の喜寿のお祝いをしました。わたしの三兄弟と母の甥(わたしたちの従兄弟)、それぞれの奥さんと子どもたち、そして妻朝子の母を加え、総勢16人で、近くの温泉宿に泊まり、楽しみました。昼間は菩提寺のご住職を自宅にお迎えして法要。二日間で4つのお寺に上がり、お墓参りをいたしました。いい節目と親交の二日間でした。

・3月10日(土)・11日(日)の二日間、小布施掃除に学ぶ感謝の会を、小布施中学校をお借りして開きます。中学生と先生方、住民たち、合わせて100数十人が、早朝からトイレ掃除を行います。お昼には、小布施のお母さんたちのご協力で、地場野菜たっぷりの手作り豚汁をいただきます。モットーは「毎日の掃除を暮らしの文化に」です。

・信州にお住まいのみなさまへ 1月23日(月)信濃毎日新聞のトップページをご覧ください。3段通しの文屋の広告が掲載されます。メインコピーは「2012年。「やり方」の前に「あり方」を問う。」です!本来と未来のあり方を問い、行動する一年にしていきたいと思います。

ではみなさま、佳き日々をおすごしください。

ご感想・お便りはこちら
bunya@e-denen.net

 

2012年1月12日

『わもん』『考えてみる』朝日新聞西日本版に!

投稿者: 中島敏子

『わもん 聞けば叶う』のご著者、薮原秀樹さんが、ご自身のブログにて、本日朝日新聞朝刊掲載のサンヤツ広告をご紹介くださいました(^^)

 
やぶちゃん、ありがとうございます! 

 

 

 

 

 

2012年1月10日

朝日新聞「今日のサンヤツ」

投稿者: 中島敏子

1月9日の朝日新聞朝刊に広告が掲載されました、薮原秀樹さんの『わもん 聞けば叶う』、大久保寛司さんの『考えてみる』が、朝日新聞の「今日のサンヤツ」でも紹介されています!

http://book.asahi.com/sanyatsu/TOP/intro/ADT201201050011.html

 

 

 

2012年1月9日

伊那食品工業 塚越寛会長の『いい会社をつくりましょう』中国語版 発刊へ!

投稿者: きのしたゆたか

ロングセラー『いい会社をつくりましょう』の中国語版が、今年春、中国本土で出版される見込みになりました。著者のご承諾と契約書の調印を経て、正式に決定となります。 年末に東京の翻訳出版エージェント会社のS様から連絡が入りました。中国では、C出版社より発刊されるべく、契約の前段階まできました。 塚越会長のこの書籍は、2009年に韓国語版が、SEODOLE PUBLISHERS社から発刊されています。 2004年の出版から7年半を経た今も、全国に読者層を広げている本書は、国内だけで、まもなく5万3千部を超えます。 昨年秋、塚越会長が旭日小綬章という勲章を受けられたのを契機に、増補改訂版の編集が進み、3月までに発刊の予定です。 また、塚越会長の4冊目のご著書を文屋から出版する準備も進んでいます。 わたしの今年の計画は、『いい会社をつくりましょう』の英語版を欧米で出版することです。 これからも、100年後まで読み継がれる本づくりを、進めて参ります。みなさま、よろしくお願い申し上げます。

朝日新聞に『わもん』と『考えてみる』の広告を掲載しました。

投稿者: きのしたゆたか

本日の朝日新聞一面に、ご覧の広告を掲載いたしました。本日は東日本エリア、あさって11日は西日本エリアに系サイトなり、総部数は約900万部とのことです。反響が楽しみです。 掲載したのは、薮原秀樹さんの『わもん 〜聞けば叶う』と、大久保寛司さんのビジネス詩集『考えてみる』。いずれも昨年発刊したものです。 昨年秋に上梓した、井内由佳さんの『わたし、少しだけ神さまとお話できるんです。』の広告は、きのう8日に東日本、あす10日に亜西日本エリアの朝日新聞に掲載されます。

2012年1月8日

朝日新聞に『わたし、少しだけ神さまとお話できるんです。』の広告を掲載いただきました。

投稿者: きのしたゆたか

きょう8日、朝日新聞朝刊の一面に、井内由佳さんの昨年秋の新刊『わたし、少しだけ神さまとお話できるんです。』を掲載していただきました。朝日新聞への広告掲載は、文屋13年の歴史の中で、初めてのことです(祝砲!!)。


今朝は東日本エリアに、西日本エリアにはあさって10日の朝刊に掲載していただきます。


これに先立って、全国の書店さんに直接ファクスDMを配信しました。すでにたくさんのご用命をいただいております。書店の仕入担当のみなさま、有り難うございます!


おかげさまで、発売から100日ほどで10,000人近くのみなさまにお求めいただくことができました。うれしい内容の読者カードも届いています。井内由佳さんの初めてのご著書を発行させていただいて、とても光栄に存じます。井内さん、有り難うございます。今月内には、3刷になることでしょう。


2月26日(日)午後、長野市のホテル国際21に井内さんをお迎えして、文屋座セミナーを開催します。講師には、リッツカールトンホテルの元日本支社長で、人とホスピタリティ研究所所長の高野登さんをお迎えします。

 

さらに、ゲストとして、菓匠Shimizuのシェフパティシエで、『世界夢ケーキ宣言! 〜幸せは家族だんらん』の著者 清水慎一さんにご登場いただきます。


さらにさらに、お話の会に続く交流パーティーは、文屋のある小布施町の「小布施ワイナリー」栽培・醸造責任者 曽我彰彦さんが、ご自身の醸したワインの名品5種類を、みなさんに説明しながら供する、「ワインな夕べ」〜小布施ワイナリーの酒神(Bacchusに遊ぶ、です。

 

くわしくは文屋公式サイトへ。お申込フォーマットからどうぞ。

2011年12月25日

深化版『世界夢ケーキ宣言!』

投稿者: 中島敏子

『世界夢ケーキ宣言! 幸せは家族だんらん』増補改訂版ができあがりました。

 

著者の清水慎一さんが理事長を務めていらっしゃるNPO法人Dream Cake Projectの活動をはじめ、初版発刊後のお取り組みや、心の深化について、大幅加筆をしております。

 

厚さ(と、熱さ?)の違いがおわかりでしょうか?

 

(写真が90回転していますが(^^;……上が初版本、下ができたての増補改訂版です)

 

『世界夢ケーキ宣言!』

  

 

 

 

2011年12月23日

『世界夢ケーキ宣言!』増補改訂版いよいよ!

投稿者: 中島敏子

●清水慎一さんの『世界夢ケーキ宣言! 幸せは家族だんらん』増補改訂版が、いよいよできあがってまいります!

 

あす12月24日(クリスマスイブですね♪)には、清水さんのお手許へ届く予定です。早ければ、当日中に菓匠Shimizuさん店頭に並ぶかもしれません。

 

清水さん、菓匠Shimizuのみなさん、本の完成をお待ちいただいているみなさん、楽しみにしていてください!

 

『世界夢ケーキ宣言!』くわしくはこちら。

 
 
 
 
 

2011年12月16日

第二回文屋座セミナー/井内由佳さん・鈴木成一さん・高野登さん鼎談

投稿者: 中島敏子

(写真撮影:ビスカンパニー 古川耕伍さん)

 

2011年11月26日開催の第二回文屋座セミナー、後半は『わたし、少しだけ神さまとお話できるんです。』のご著者、井内由佳さんと、装丁を担ってくださった鈴木成一さんのお話を、高野登さんのリードでお聴きしました。

 

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鈴木さん「井内さんと初めにお会いしたときに、装丁のかたちは決まりました。人をワクワクさせるような、巻き込むようなオーラが出ていました。茶目っ気があり、人を惹き付ける魅力に満ち満ちていたんです。」

 

高野さん「表紙帯の推薦文にも書かせていただきましたが、私も『オーラ』というより、キラキラとした『オーロラ』のような雰囲気を感じました。」

 

鈴木さん「そうですね、キラキラした感じですね。私にとって、著者というのはみんな、神様みたいな存在なんです。ある考えや物語をとおして、多くの人とコミュニケーションをとる、その才能自体が、私から見れば神に匹敵するほど超越的です。その実体のないものを、なんとか形にするのが、私の仕事ではないかと思っています。」

 

高野さん「本の書き方には2通りあると思います。1つは、自分の思いを組み立てて、組み立てて、作り上げる方法。もう一つは、仏師が1本の木に宿る仏様を彫りだしていくかのように、その人の中に宿る思いをそのままつづっていく方法。一生懸命、作ろう、作ろう、という感じではないんです。井内さんの本はそうやってできたのではないでしょうか。」

 

井内さん「そうですね、あっという間にできました。」

 

鈴木さん「装丁も彫刻に似ていると思います。無限にある可能性の中から、要らないものをどんどんそぎ落としていって、その著者や内容にふさわしいもの、不可欠なものだけを残していくんです。その過程では、悩むことも多いのですが、井内さんの本ではまったく悩まずにできました。それだけ盤石な内容が既にあったということだと思います。」

 

鈴木さん「仕事の依頼を受けると、よほど時間的な制約がない限り、まず断ることはありません。私に何かを期待して依頼してくださったのだから、それに応えなければと思うんです。私は学生時代から、自分の作品を創作するよりも、人から頼まれた仕事に応えるほうが合っているんです。投げられたボールに、どんな返球をするか。それが私の仕事です。依頼されたデザインを仕上げて、それが印刷物などになって、人が喜んでくれるとき、一番充実感があります。」

 

鈴木さん「私の仕事相手は編集者です。私の中で一番重要なことは、編集者の反応、編集者をいかに喜ばせるかです。」

 

井内さん「神様の教えどおりですね。神様は、仕事というのは人を喜ばせるためにするものだと言います。自分の生活のためにやっているのは、仕事ではなく作業なんです。

 鈴木先生は『プロフェッショナル』という番組で、『プロフェッショナルとは、次の仕事が来ること』とおっしゃっていましたね。」

 

鈴木さん「裏を返せば、そこで仕事が止まってしまうことの恐怖があるんです。次の依頼をもらえるように、過剰なサービスをするんです。決して高額ではない装丁のギャランティの前で、いい意味で過剰なサービスをする。それが後で返ってくる。私が装丁を手がけた本が売れれば、また依頼をもらえます。一つ失敗すれば、次はありません。それが運よくつながってきたんです。」

 

井内さん「鈴木先生とお話しする中で、『考えて、考えて、考えて、極限まで考えたときに、ふっと(アイデアやイメージが)おりてくる』とおっしゃいましたね。それはお告げがおりてくるイメージに近いと思います。

 私も大勢のかたの相談に乗ると、そのかたが帰られたあと、考え込みます。ずっと考えていると、ふっとおりてくるんです。」

 

鈴木さん「ただ仕事場にいるだけでは、あらゆる著者や本に対応することができません。私は絵が好きなので、アートフェアがあれば大阪でも京都でも出かけていきますし、長年装丁の仕事をしているので、全国のイラストレーターさんからの売り込みで作品にふれる機会も多くあります。それらをとおして、日ごろから、自分の抽き出しをできるだけ多く持つように心がけています。」

 

井内さん「この世には、少数ながら、根っからの善人と根っからの悪人がいます。ほとんどの人は善と悪とのあいだを行ったり来たりして、流動的です。普通の人は安きに流れるから、悪のほうへ行きやすいんです。

 悪人というのは、根性が悪くて、嫉妬心、競争心が強い人です。八方美人で、上手なことを言っても、自分のことしか考えていない人です。」

 

高野さん「根っからの悪人には救いはないんですか?」

 

井内さん「はい。『何人でも救う』と言われたことは一度もありません。祈るだけでは救われません。反省して、詫びて、自分が変わることができれば、救われることもあります。

 

高野さん「目には目を、とは言われませんか?」

 

井内さん「それは悪人の考え方なんです。悪人は、されて悔しかったこと、嫌だったことを忘れないから、目には目をという考え方をしてしまいます。善人は、してもらって有難かったことを覚えています。嫌だったことは忘れます。だから目には目をという発想はありません。目には目をという発想をもっていると、争いが絶えません。」

 

鈴木さん「まったくそうだと思います。悪いことを考えていると、悪いことを呼ぶと思います。

 デザインもそうですが、最終的にはなにも語らないけれど、なんとか心を伝えようとします。多くの人に伝えようとする、その心はとても大事だと思います。やっぱり人に伝えたい。それは必ず伝わると思います。」

 

井内さん「人間には生まれ変わりはないと、神様から聞いています。亡くなったら終わりです。前世というものもありません。

 もしもあの世の地獄、あの世の極楽というものがあるとしたら、それは子どもの幸・不幸だそうです。自分がやってきた、ちょっとした善行、悪行は、自分に返ってきます。自分のすごい善行、悪行は、子どもの幸・不幸に出ます。程度が強いほど、子どもに出やすくなります。」

 

鈴木さん「世に出して恥ずかしいと感じるような仕事は絶対にやりたくないですね。自分で納得して、自信をもって人に見せられる。その最低ラインだけは守りたい。締切を過ぎてでも守りたいと思います。」

 

高野さん「おそらく、『このレベルは恥ずかしい』という水準が、鈴木さんの場合は相当高いのでしょうね。ホテルの仕事もそうですが、『一生懸命さはわかるんだけど……』と感じるときがあります。どこまで自分を高めて、判断基準を自分の軸としてもてるかどうかですね。」

 

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『わたし、少しだけ神さまとお話できるんです。』の詳細はこちらです。

 

 
 
 
 
 

 

いじれる?

投稿者: 中島敏子

 

 

清水慎一さんのご著書『世界夢ケーキ宣言! 幸せは家族だんらん』増補改訂版の制作が進んでおります。

 

今回、初版発刊から現在までの清水さんのご活動や心の深化について大幅に加筆することと併せて、本文全体を見直し、修正、調整を行いました。

 

そのなかで、ある意味衝撃的な、エピソードを一つ……。

 

初版82ページに次の一節があります。

 

「ところが、僕の投げるボールを実際に打ってみると、空振りをしたり、ファウルチップを打ってしまったりします。息子はいじれます。ときにはバットを投げつけて『できないよ!』と大声をあげます。」

 

ご著者の清水さんはもちろん、清水家のみなさん、菓匠Shimizuスタッフのみなさんも、版元の木下さん、木下さんの奥様の朝子さんも、聞き書き担当の中島も、ガッチリ校正をやりました。この箇所に修正は入りませんでした。

 

ところがこの本をご購読くださった読者様から、「これはおかしいのでは?」とご助言をいただいたのです。

 

どこがおかしいのか、わかりますか?

 

「いじれる」

 

これ……方言なのですね……(ちなみに「いじることができる」の意味ではありません)。

 

校正に携わった人たちがみんなみんな信州人だったために、誰一人疑問を抱くことなく通過してしまった「いじれる」という言葉。私たちにとって、「いじれる」という言葉以外ではどうにも表現しようのない心情であり状況なのですが……そのまま受け継ぐわけにもいかず、増補改訂版では別の言葉に置き換えました。

 

さすがに「ごしたい」「ずら」と原稿に書くことはありませんが、「いじれる」が、所変われば伝わらない言葉だったとは。

 

「当たり前」という感覚のローカル性、脆弱性を、あらためて思い知らされたこの一件。文屋始まって以来の出来事ではないでしょうか。一つひとつの言葉に対して、もっと丁寧に、慎重に、向き合わなければと、自戒いたしました。

 

そんなささやかなエピソードも加わった『世界夢ケーキ宣言!』増補改訂版、完成間近です。

 

『世界夢ケーキ宣言!』の詳細はこちら。

 

 

 

 

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