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2012年3月9日

『いのち輝くホスピタリティ』青山ブックセンター本店に!

青山ブックセンター本店の「服部みれいさん選書FAIR」コーナーにて、われらが望月智行先生の『いのち輝くホスピタリティ 医療は究極のサービス業』をご推薦、陳列いただいております! ありがとうございます!

 

みなさま、お立ち寄りの際には、ぜひご覧ください!

 

 

 

おわかりでしょうか? 奥の列の左から2番目が『いのち輝くホスピタリティ』です。

 

 

 

このPOPが目印!

 

(写真撮影:木下豊さん)

 

 

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2012年3月10日

井内由佳さんのお話/第3回文屋座セミナー

2012年2月26日、長野市にて、「気品、愛嬌、美日常」をテーマに開催されました、第3回文屋座セミナー「お話の会」と交流パーティー「ワインな夕べ」。和やかな雰囲気のうちに、ぶじ終了いたしました。

 

講師の皆様、ご参加くださった皆様、ボランティアスタッフとして運営をお支えくださった皆様、ほんとうにありがとうございました。

 

ただいま、当セミナーのレポートを絶賛制作中です。できあがり次第、今回ご参加くださった方々へ、文屋よりお届けいたします。

 

先立ちまして、今回の講師御三方のお話から、ダイジェストをお送りします。初めに、井内由佳さんのお話です。

 

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神様は「神様を信じる人」、すなわち「神様の目と自分の目を気にする人」が好きです。そういう人でないと救いません。

 

神様を信じる人は、「誰が見ていなくても神様と自分だけは本当のことを知っている」と思い、演出やウソ、言い訳がない生き方をします。

 

「人から嫌われる人」は、「嫉妬心、競争心が強い人」と、「自慢話が多い人」、「ケチで欲張りな人」です。

こういう気持ちがない人は、人から好かれ、神様からも好かれます。

 

人から嫌われている人は、嫉妬心や競争心が強く、うぬぼれています。人から好かれている人が注目されたり、いい思いをしたりしているのが悔しくて、その人の足をひっぱろうとします。こういう人から嫌われても気にすることはないと、神様はおっしゃいます。

 

神様は努力しない人を救いません。自分のもっている力の80%の努力しかしない人には、20%をプラスして100%の結果を出すことさえもしてくれません。

 

自分の力を100%出しきって努力する人には、神様が動いて、150200の力を出してくれます。神様は、自立して主体性のある人が好きなのです。

 

神様の力は「自分と相手との差」に動きます。

 

人からしてもらうよりも、してあげたことが多い人は、そこにプラスの差ができます。神様はその差に対して動き、ご褒美を下さいます。

 

逆に、人からしてもらうことが多い人は、マイナスの差を生みます。してあげることが嫌いな人、してあげない人は、神様から奪われます。

 

神様は、「義理の親」と「お世話になった恩人」に対して何を思ったか、何をしているかをよく見ています。人間として心が磨かれるほど、義理の親や、お世話になった恩人を大事にするようになるそうです。義理の親と恩人を大事にできて初めて「心が磨かれた」と言えますし、神様はそういう人に対して、大きく動くのです。

 

神様は、「何をしているか」ではなく「何と思っているか」を見ています。また「したこと」と「思ったこと」が一致するとは限りません。「自分の心が何と思っているか、いつも検証しなさい」というのが、神様から一番多く言われていることかもしれません。

 

神様は「気を遣う人は疲れる。気を配る人は疲れない」「気を遣うな。気を配れ」と言います。どこかの集まりに行って、へとへとになった時は、気を遣った時です。逆にパワーをもらって帰ってきたと感じる時は、気を配った時です。

 

良いことと悪いことは小学生でもわかりますが、「優先順位」は大人にしかわかりません。どんなに良いことをしても、優先順位が間違っていたら、悪い結果が出ることもあるそうです。

 

神様は「幸せにしていくのは手前から」と言います。義理の親から、自分の親から大事にして、そして初めて外に向かっていくというのが順序だそうです。そういう優先順位を踏むことによって初めて、人にしたことが「真心からしたこと」になるそうです。

 

 

 

 

会場で販売された井内由佳さんのご著書『わたし、少しだけ神さまとお話できるんです。』

 

(写真撮影:花井裕一郎さん)

 

 

 

 

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高野登さんのお話/第3回文屋座セミナー

 

続きまして、高野登さんのお話からです。

 

戸隠山は、長野市街から少し北にあり、かつての戸隠村、今の長野市戸隠を常に見守ってくれている存在です。井内さんのお話に照らせば、あの山が「神様」なのでしょう。おそらく戸隠山を通じて、我々一人一人の思いがつながり、戸隠山から自分たちにその思いが伝わってきていたのではないかと感じています。

 

当時はまだ3世代同居が多く、どこの家に遊びに行っても、元気なおじいちゃんがデンと座っていました。おじいちゃんから「タバコ盆を持ってきてくれ」と言われて、タバコ盆だけ持っていくと、「灰皿とマッチがなかったらどうするんだ」と一喝され、子どもながらに「なるほど」と学びます。次に他の家で「タバコ盆を持ってこい」と言われると、タバコ盆の上にキセルと刻みタバコと、灰皿とマッチをきちんと揃えて持っていきます。すると「気が利くな。大したもんだ」と褒められます。大人たちはそうやって、子どもたちの中に「当たり前の基準」を作ってくれました。

 

バスでお年寄りや体の悪い人、妊婦さんに席を譲るのも当たり前でした。大人がそうしているのを見て、子どもも自然に「当たり前」を身につけていきました。

 

「これが正しい」「これは間違い」と言う代わりに、最後はお天道様や戸隠山に照らし合わせて、何をするのが当たり前なのか。当たり前の人間として、当たり前の「戸隠見地」として何をしなければならないのか。地域社会の考え方がそれを教えてくれていた時代が、ずっと続いていました。

 

今、注目されている「江戸しぐさ」の中に、「大人のしぐさ」というものがあります。「どれだけ人を笑わせたか」「どれだけ人を立てたか」「どれだけ人を育てたか」「どれだけ人に伝承してきたか」。たった4つのセンテンスで、江戸の人たちが大人のあるべき姿を伝えてくれているのです。

 

最近の地下鉄の座席は、お尻の形に合わせて少しだけ凹んでいます。すると、足を大きく広げたり、荷物を置いたりする人も、さすがに譲らざるを得なくなりますから、本来は優しい気持ちからできている座席の形です。でも、優しさから作ったはずの仕組みが、「もう一人座れるように拳1個ずつ詰めようね」と融通する人間本来の優しさを壊してしまっているのかもしれません。これが「仕組みを作る」ことの二面性です。一方的な目線によって仕組みを作ったがために、思いもよらない負担を利用者に強いてしまっていることが、実は結構あるのです。

 

リッツカールトンでの仕事を20年近くやってきて、一番の軸にしてきたことは、「サービスマンとして存在感を最大に出し、同時にサービスのプロとしての気配を消す」ということです。

 

たとえば6人で会食をしていて、最初に6人が別々のメニューをオーダーします。その後、話をしているうちに、自分のオーダーしたものが、まったく気づかないうちに自分の前に置かれて、それをいただきながら話をして、終わった頃にまた気づかないうちに食器が下げられていて、いつの間にか食後の飲み物も、オーダーした人のもとへスッと届いている。ふと周囲を見ると、スタッフたちがきちんとした姿勢で堂々と仕事をしている。存在感はあるのに、いつの間に来たのか気づかないくらい、気配がない。

 

これは、「どうしたら快適に過ごしてもらえるか」を考えながら仕事をしている時の形の表れではないでしょうか。このように、「ぶれない仕事の仕方」を考えるきっかけをあらゆる場面で作っていくのです。

 

「ホスピタリティ」は日本語にすると「おもてなし」、動詞にすると「もてなす」です。聖徳太子の「和を以て尊しと為す」になぞらえて、「何を以て何を為すか」。そもそも自分の立ち位置とは何か、自分は何を以て何を為すために存在しているのか、という原点に戻っていけば、ほとんどの物事は解決するでしょう。

 

日本人本来の立ち位置・原点として「もてなし」を考えるなら、「ふるまい」「しつらい」「よそおい」の3つに集約されていきます。どんなふるまいで、しつらいでいなければならないか。どんなよそおいを相手に伝えなければいけないか。そう考えていくと、物事は非常にシンプルになります。そのことを意識させてくれる人や概念的なもの、戸隠山のような存在があることが、大切なのでしょう。

 

高野さんのお話に惹き込まれ、場内がだんだんとヒートアップしていきます。

 

 

 

高野登さんの名著『サービスを超える瞬間』と『絆が生まれる瞬間』。

 

高野さんは、望月智行先生のご著書『いのち輝くホスピタリティ』の鼎談「笑顔のひみつ」にご登場いただいているほか、井内さんの『わたし、少しだけ神さまとお話しできるんです。』の帯に推薦文をお寄せくださっています。

 

(写真撮影:花井裕一郎さん)

 

 

 

 

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清水慎一さんのお話/第3回文屋座セミナー

 

そして清水慎一さんです。

 

人前で話すのは初めてですが、超繁忙期になる12月に、僕は仕事をさぼって、会社に行きませんでした。あまりにも理想と現実のギャップが大きくて、現場を見れば見るほど自分を責め、人を責めてしまうことが苦しくて……。

 

そのときに読んだ本の中で、すごい言葉に出会いました。「四無量心(しむりょうしん)」という言葉です。人間は「慈」「悲」「喜」「捨」の4つの心をもっているそうです。「慈」は「人を慈しむ心を育てる」。「悲」は「人の悲しみを共に悲しめる心をもつ」。「喜」は「人の喜びも我が喜びのように一緒に喜ぶ」。「捨」は「執着の気持ちを捨てる」ということです。

 

菓匠Shimizuでは、年末に一人一人が「来年の1文字」を決めて、壁に貼ります。僕は今年、「捨」の字を厨房の隅に貼ってあります。

 

以前、高野さんから「戦略とは、捨てること。自分が大切にしているもの以外を捨てること。それが自社ブランド、自己ブランドにつながる」「これもやろう、あれもやろう、ということよりも、これをやめよう、あれをやめようということの方が、勇気と覚悟が要る」というお話を伺いました。

 

そのお話と「捨てる」がつながりました。僕の中で、2012年は「捨てる」という勇気と覚悟をもとうと思いました。今まで周りから受けた称賛の声も、批判も、他人との比較も、過去の実績も、さらには、面倒だと思うような人間関係も、全部捨ててしまおうと思っています。

 

尾角輝美さんから、「人は喪失感がなければ得るものがない」「ものすごく大きな喪失体験から得たものは、力だった」というお話をお聞きしました。僕には尾角さんのような喪失体験はありませんが、「これだ」と思いました。

 

さらに、「まんま」というお話を聞き、すごく共鳴できました。「まんま」は赤ちゃんが最初に覚える言葉で、3つの意味があるそうです。生命力を象徴する「ご飯」の意味と、生んでくれた人への感謝を表す「母親」「ママ」、そして受容を表す「そのまんま」。「あなたはあなたのままでいい」という意味です。

 

「捨」という言葉と、高野さんの言葉と、尾角さんのお話が自分の中でつながって、何かがふっきれました。

 

菓匠Shimizuの存在価値として、ここで働く人全員がワクワクして、毎日キラキラして、夢を叶えていけるような組織をつくりたいと思っています。そのためにはお客様を、そしてそれ以上に、一緒に働く仲間たちや、取引先の皆様や家族を、大切にしなければいけないと思います。家族に感謝の気持ちがないのに、お客様に感謝することは不可能でしょう。ですから、感謝の原点というのは、両親に対する「産んでくれてありがとう」という言葉だと思っています。

 

僕に人生を教えてくれたばあちゃんが生前、「自分のためにがんばることほどつまらないことはない」と言っていました。自分を支えてくれる人たちに感謝して、その人たちのためにがんばるからこそ、心身とも成長するということだと思います。

 

ばあちゃんからは、「徳」という話をよく聞かされました。特別なことをするのではなく、目の前にいる人に、どれだけ精一杯の笑顔と優しさで、思いやりをもって接することができるかどうかです。そして「徳は3代先まで続く」と言われていました。「ご先祖様が、近くにいた人たちに対して精一杯してきたはずだ。お前はその恩恵を受けているだけだから、図に乗るな」と、死ぬ直前までずっと言われていました。

 

そう考えると全部説明がつきます。僕は苦労を知らない人間で、僕よりも努力しているすごい人は大勢いるのに、こんなに幸せで、有難い気持ちになれるのは、ご先祖様が徳を積んでくれたお陰だなと思います。

 

僕たちは今、全国の菓子屋の仲間とつくったNPOで、定期的に被災地の支援をさせていただいています。被災地の人たちは、ものすごく深い苦しみや悲しみ、大切なものをなくされて、どん底にあると思います。でも被災地だけが被災地ではないと思います。今日出会う人も、深い悲しみをもっています。うちにも、そういう身近な人に対して、ほんの小さな親切をし、ほんの一言をかけることが一番大事だろうと思っています。

 

僕は1月18日の朝7時半に生まれたそうです。なので、毎年1月18日の朝7時半に、会える時は直接に行き、会えない時には7時半きっかりに母親に電話をかけて、「産んでくれてありがとう」と伝えています。

 

母からも毎年、手紙をもらいます。「育ってきてくれてありがとう。元気で、力一杯生きてきてくれてありがとう」と。

 

今年は、初めて父から「誕生日おめでとう」というメールをもらいました。父は若い頃に母親(僕の祖母)を亡くしています。祖母は清水家に養子に入った人でした。メールには「見ず知らずの清水家にもらわれ、育てられてきた母は、親に対する感謝と、家族を思う気持ちは人一倍強かったようです。そんなDNAを大切につなげていきたいですね」「こんな時代だからこそ、今ある命のあり方をとことん考えられる家族でありたいと思います」と書かれていました。

 

すべての原点は家族だと思います。「家族に尽くせる者はすべてに尽くせる」というのが、僕の一番好きな言葉、僕自身を律する言葉です。父や母、妻、社員と話をしている時間が、僕は一番幸せです。

 

 

 

「捨」の1字に込められた、深い意味……。

 

 

清水慎一さんのご著書『世界夢ケーキ宣言! 幸せは家族だんらん』は、2011年12月に増補改訂版を発刊いたしました。東日本大震災後の被災地支援のことや、大切なおばあさん、晴子さんのことなど、たっぷりお読みいただけます。

 

(写真撮影:花井裕一郎さん)

 

 

 

 

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2012年3月11日

トークセッション寸描/第3回文屋座セミナー

第二部トークセッションのスナップをご紹介いたします。

 

休憩時間に、菓匠Shimizuの焼き菓子の振る舞いがありました。どれもおいしいので……もう一ついただきたいところですが……今日はお一人1個にて。

 

 

 

 

右から、高野登さん、井内由佳さん、清水慎一さん。

 

 

 

右は、菓匠Shimizuで5年目になるパティシエール、春日千佳子さん。「シェフが語ってくださる想いを、なんとか形にしたいと思って、がんばっています」。

 

 

 

 

やわらかな雰囲気の中で、お話が盛りあがります。

 

 

 

 

「人と経営研究所」所長の大久保寛司さんは、菓匠Shimizuの大ファン。夢ケーキのエピソードをくわしくご紹介くださいました。

 

 

 

 

神様のお告げにはグラフや図表も出てくるそうです。

 

 

 

 

高野さんの絶妙な司会進行をいただいて、終始温かな空気の中で、深いお話、愉しいお話をたっぷりとうかがうことができました。

 

ありがとうございました。

 

 

 

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交流パーティー/第3回文屋座セミナー

お楽しみの交流パーティー「ワインな夕べ」。

 

小布施町が誇る小布施ワイナリーさんから、栽培・醸造責任者の曽我彰彦さんセレクトのワインをご用意いただきました。

 

 

 

デザートコーナーには、菓匠Shimizuさんのケーキが並びました。なんとも贅沢なラインナップです。

 

 

 

まずは小布施ワインを手に乾杯!

 

中央に井内由佳さん。手前に大久保寛司さん。

 

 

井内広太郎さんに、乾杯のご発声をいただきました。

 

 

 

ワインコーナーでは、小布施ワイナリーの曽我彰彦さんがワインをご案内くださいました。

 

 

 

スピーチに立たれた大久保寛司さん。「すばらしい事業をされている方の陰には、ほぼ間違いなく、すばらしいパートナーがいます。文屋さんは、この方によって成り立っているんです(笑)」と、文屋の木下朝子さんをご紹介。

 

 

 

 

東京からお越しの長谷川和廣さんからも、スピーチをいただきました。

 

世界では、宗教同士が対立し、争いを繰り返してきた歴史があります。井内さんのお話は、そういうものではなかった……と。

 

 

 

 

テッパン的ツーショット。ソウルブラザーズ(と勝手に呼ばせていただいています)こと、清水慎一さん(右)と、『わもん 聞けば叶う』のご著者、やぶちゃん(薮原秀樹さん)。

 

なんと、やぶちゃんはこの日、東京マラソンを完走され、その足で長野までさらにランニング……ではなくて長野新幹線に飛び乗り、長野駅前のホテルでスーツに着替えて、馳せ参じてくださいました。ご覧ください、達成感、充実感いっぱいの、この笑顔!

 

 

 

 

文屋さんの陰に、もうお一方……木下豊さんのお母様、木下信子さん(中央)。木下荒野さん(右)、木下星河さんとともに。

 

 

 

 

プレゼンター井内由佳さん(右)の進行による、お楽しみ抽選会。ご来場の方々に、菓匠Shimizuの焼き菓子セットや小布施ワイナリーのワインが抽選でプレゼントされました。

 

写真左は、みごと当選された木下星河さん。

 

 

 

 

本日の講師の方々に、感謝を込めて、小布施ワインを贈呈。

 

高野登さん、井内由佳さん、清水慎一さん、ありがとうございました。ますますのご活躍を!

 

(写真撮影:花井裕一郎さん)

 

 

 

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2012年3月12日

セミナーレポート制作中

先に当ブログにてダイジェストをお送りしました第3回文屋座セミナー、ただいまレポート制作が熱烈進行中です。写真はレポート校正紙です。さらに磨きをかけて仕上げてまいります。

 

6時間にわたる盛りだくさんなセミナー&交流パーティーの濃いところをぎゅーっと詰め込んだレポート。今回もかなり読み応えがあると思います。

 

レポートは完成次第、今回ご参加くださったみなさまに、文屋よりお届けいたします。

 

 

 

 

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2012年3月13日

言える場・聞ける場

やぶちゃんこと薮原秀樹さんのご著書『わもん 聞けば叶う』に聞き書き・構成担当として参加させていただいたご縁で、ミイラ捕りが見事ミイラになりまして、本の発刊から半年を経た今もなお、わもんの修行は続いております。

 

本日は、毎月恒例の小布施町行政コンサルティング3daysのために小布施入りされたやぶちゃんをお迎えしての「言える場・聞ける場」に参加させていただきました。

 

近況報告と、先月のオブ中(小布施中学校)での講演会「100分」の報告に続いて、新メニューの登場。名づけて「山手線わもん」。いつかどこかで皆様にもご体験いただきたい、「井戸端わもん」の愉しい発展形です。

 

そこで引き出された名言の数々……

 

「誰でも悩んでいる。『悩みがない』って言う人がいるけれど、悩みがないことが悩みだ!」

 

「子どもの教育をどうしたらいいかと思案していたけれど、いろいろ教えなくていいんだ。子どもに『わもん』をすればいいんだ」

 

「自分の言いたいことを一方的に主張していたけれど、『わもん』に出会って、まず相手の気持ちを聞くということを意識しはじめた。自分が変わると相手も変わる」

 

「いままで自分をないがしろにしてきたような気がする。まず自分の声なき声をしっかりと聞いてみたい」

 

「聞き手になることが自分にとって何になるんだろう? と思っていたけれど、人の話を聞くことで自分も気づくとわかった」

 

「相手に絶対尊敬を贈ることを意識するようになって、いろいろなことをプラスに受けとめられるようになった」

 

「『言える場・聞ける場』って、『本心を出せる場』なんですね!」

 

ガッチリと張られた「やぶちゃんセーフティーネット」に守られて、落ちてもキャッチしてくれる「やぶちゃんトランポリン」に安堵して、場はどんどん温もり、「自分で発見、大発見」の連鎖がどんどん展開していきました。

 

「この『言える場・聞ける場』が本当に楽しみ!」と複数の方がキラキラの瞳でおっしゃっていたのも、うなずけます。次回も楽しみです。

 

 

 

 

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2012年3月14日

オブ中バレー部ミーティング見学

『わもん 聞けば叶う』のご著者、やぶちゃんこと薮原秀樹さんは、2年間にわたり、オブ中(小布施中学校)男子バレー部のメンタルコーチを担っていらっしゃいます。

 

本日、月1回のミーティングを見学させていただきました。

 

今回は、明日に卒業式を控えた3年生が勢揃い。みなさんそれぞれの進学先でまたバレーボールを続けていかれるようです。全国大会を経験されている強豪チームのメンバーとあって、高校でのご活躍も楽しみです。

 

1、2年生は、最近あった遠征試合の感想と、近々参加予定の遠征に向けた課題を発表。

 

「全国のレベルがわかり、割り切ることができた」「自分の実力、できていないことがわかった」「試合には負けたけれど、練習を積めば大丈夫」「全国で通用する部分もあるとわかった」「強みを伸ばしていけばもっと勝てる」。

 

前回の「どうしたら……」から「こうすればいける」という手応えをみなさんがつかまれたようすです。やぶちゃんは一人一人の言葉を聞いて、「前々回、前回よりも、みんなの話す声の音が力強くなっている」「試合に負けたのに凹んでいないね」とコメント。

 

チームの現状と、次回遠征へ向けての課題もしっかり確認。3年生からのアドバイスもあって、1、2年生はさらに自分たちの方向性を確信していきます。例によってやぶちゃんは、「こうしなさい」「こうしたらいいよ」とは一言もおっしゃいません。すべてメンバーから引き出していかれます。

 

さて今回は、ある高校の運動部員の親御さんが見学に来られたこともあり、1〜3年生全員が「自分の思うメンタル」を語ってくださいました。以下、その一部です。

 

「メンタルコーチをしてもらって、自分がブレなくなった。壁から逃げずに破っていく気持ちになり、結果につながった」

 

「チーム全員が同じ目標に向かって一つになった。その中で自分にできることをやってきた」

 

「失敗を恐れる気持ちを抱えたままだと、思っている通りの結果になっていく。思いを吐き出し、みんなに聞いてもらうことで、試合でのプレーがよくなった」

 

「いままで心に秘めて口に出せなかったことを言えるようになり、楽になれた。みんなの力で課題を解決できた」

 

「自分の不安を取り除き、心の負担を軽くしてもらえた。挑んでいく勇気をもらえた」

 

「ここ一番のときに、失敗を恐れる気持ちを『自分はできる』という自信に変えることができた」

 

「技術的にレベルの高い選手も、メンタルが崩れるとミスをする。上のレベルへ行くほどメンタルが強いチームが勝つ」

 

わもんメンタルコーチ恐るべし。同席された大人のみなさんが、ミーテイング後、「子どもたちは自分の中にちゃんと答えを持っている。それを自分たちが引き出してあげていないんですね」と、しみじみ語られる場面も……。「わもん」を受けたオブ中生たちの変化が、小布施の大人たちをも変えていくのかもしれません。

 

 

 

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2012年3月15日

笑顔そしてハグ/小布施ファシ勉

(写真は2月26日、東京マラソン完走後に長野の文屋座セミナー会場へかけつけてくださった鉄人、やぶちゃんこと薮原秀樹さん。)

 

3月14日、オブ中バレー部ミーティングが終わると、町役場2階から3階の会場へ移動し、間髪を入れずにファシリテーション勉強会へ突入いたしました。

 

冒頭、「予定調和的に、用意された結論へ導いていくのではなく、全員が合意・納得するように進めていくのがファシリテーション」とやぶちゃん。

 

先回りしない。

 

答えを言わない。

 

みんなから答えが出ること、必ずすばらしい話が聞けることを確信して臨む。

 

みんなが思いを存分に出し合い、受けとめ合える場をつくる。

 

参加者全員のアウェイ感、ビハインド感を払拭できるセーフティネットを張り巡らせる。

 

参加者自らが答えを出すことで納得定着100%へつなげていく。

 

これはとても「わもん」的な……というよりも、丸ごと全部「わもん」! のような営みなのですね。

 

さて会は、初カバン持ち研修報告(大窪ツネさん)に始まり、オブ中バレー部ミーティング報告(中島)、2月のやぶちゃん講演会「100分」報告(奥田さん)、「アフター100分」報告(オブ中の多田先生)と続いた後、みんなで感想を話し合いました。

 

多田先生からは「1年生は聞く大切さに気づき、聞き方が変わった。雰囲気が違う。『100分』を知らない先生も、その変化に驚いている」とのお話。わずか100分で変化を見せた子どもたちの純粋さ、素直さ、やわらかさに、みなさん感じ入っていらしたようです。

 

「100分」は、やぶちゃんの願いどおり、きっといつまでも記憶に残り、語られる100分になるのではないでしょうか。

 

そして後半は、2012年に入って全国の「わもん」勉強会で炸裂している、やぶちゃん名物「直感道場」。話し手が浄光寺の林副住職、解説が大窪ツネさん、タイムキーパーが町役場の林さん、二人羽織黒子がやぶちゃんという豪華布陣の中で、あろうことか私は聞き手役を仰せつかり……場の力に全面的に助けられ、よい学びをたくさんいただきました……。「……」のあたりで、もろもろお察しいただければ幸いです。

 

やぶちゃんによれば、二人羽織黒子のポジションをとると、聞き手の聞きグセ一つひとつが、つぶさに、手にとるようにわかるそうです。叶うなら、自分で自分の聞き手姿を見てみたいものです。

 

林副住職からは、この1年間、取り組みを続けてこられた「笑顔プロジェクト」への思いをお話しいただきました。

 

1年前、震災発生直後に、同じこの部屋で開催されたファシ勉で、北風さんから「夫に頼んでハグしてもらってきた」とのお話を聞いて心を動かされた林副住職。

 

かかわる人たちが笑顔になり、笑顔が連鎖して、支える人も支えられる人も元気になれるようなことができたらと、気軽に始められたのが「笑顔プロジェクト」だそうです。

 

北風さんの「ハグ」が種になり、林副住職のお取り組みがそれを芽吹かせ、たくさんの「笑顔」を咲かせてこられたのですね。

 

林副住職のお気持ち以上に、思いを寄せてくださる賛同者が多く、これからもプロジェクトはさまざまに展開していきそうな雰囲気とのことでした。

 

いつも予定が重なって、なかなかファシ勉に参加できない林副住職が、この日だけは時間がとれて、「行こう」という気持ちになって、ご参加されたのも、このお話をみなさんと共有できるように、用意された流れだったのでしょうか。貴重な時間を共有できましたことに感謝です。

 

「笑顔」のお煎餅の振る舞い、ありがとうございます。もったいなくて、まだ封を切れずにおります。

 

 

 

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2012年3月16日

思いやり/小布施交流ブックラブ

(写真は、本文とは無関係に、2月26日文屋座セミナーでの薮原秀樹さん、木下豊さん。)

 

まだまだ続いております3月14日。第一ラウンド「オブ中バレー部ミーティング」、第二ラウンド「ファシ勉」に続きまして、第三ラウンドは「交流ブックラブ」です。

 

あらためて、やぶちゃんこと薮原秀樹さんのオブ中講演会「100分」をご報告して、全員で感想を話し合いました。

 

町役場の林さんの息子さんは男子バレー部所属の2年生です。林さんがご自宅へ持ち帰られた「100分」のビデオを食い入るようにご覧になった息子さんが、お父さんをクルリと振り返って一言、「お父さん、2年生は?」。

 

100分」は1年生を対象に開かれましたが、林さんのお話を聞いて、2、3年生の子どもさんのいる方々から「今度はぜひ2年生向けに」「次は3年生にも」とリクエストが。伝説の「100分」は、延長戦へと突入するのでしょうか。それほどにやぶちゃんの「100分」は、大人から子どもまで、多くの小布施人の心をつかんだのですね。

 

さて今回の「わもん」読書会のテーマは「先出しジャンケン」。一人ひとりの感想から、「山手線わもん」式にお話が深まっていきます。

 

参加者のお一人Aさんが、上司とのコミュニケーションに悩み、「自分にできることをしたい。でも、どうしたらいいか……」とおっしゃった瞬間……やぶちゃんの「わもん」スイッチがカチリと音をたてて入りました。

 

やぶちゃん「答えは自分の中にあるんです。答えに気づくまで話さないと! 『異性』『内面』という言葉が何度も出てきましたね。そして音が強い。ここに何かありますね」

 

Aさん「上司には笑顔で接するようにしています。それ以上は、うーん……

 

やぶちゃん「もう一息。誰かが答えを言ってくれると思っている間は見つかりません。自分で思っていたのとまったく同じ答えでも、誰かが言ってくれたのではストンと落ちないんです」

 

Aさん「そうですね……さらに笑顔で接するように……

 

やぶちゃん「もうちょっと。上司にどうなってもらいたいですか?」

 

Aさん「上からわーっと言われることが多いんです。ただ、若い社員の人たちも、きちんと話を聞かず、返事をちゃんとしないこともあって……

 

やぶちゃん「Aさんご自身は、意識的に返事をしていましたか」

 

Aさん「上司の話がよくわからないときは『はい』と言えません。後で聞き直そうと思って」

 

やぶちゃん「僕には上司の気持ちが痛いほどわかってきましたよ。Aさんが明日からもっと笑顔になることと、もう一つは? Aさんが子どものころに親御さんから教わった大切なことは?」

 

Aさん「『思いやり』です」

 

 

やぶちゃん「それや。もう上司のニコニコ顔が見えてきましたよ」

 

Aさん「……あ! これですね!!」

 

やぶちゃん「それです! たった一人でいいんです。一人だけでもそうしてくれたら!」

 

目の前で展開していくやぶちゃんの超高速わもん……そして自分の心に向き合い、潜りに潜って、ついに答えを見つけ、浮上されたAさん! なんとドラマチックな展開。

 

やぶちゃんによりますと、「答えに気づいた人がいるかな? と思って全員の顔を見渡したら、全員の顔に『私にはムリ!』と書いてあったから、Aさんに自力で答えにたどり着いてもらうしかなかった」そうです(笑)。

 

おかげさまで、純度100%のやぶちゃんの「本気わもん」に立ち会うことができ、Aさんの一生懸命さにみんなも本気で聞き入り、本気空間の濃度がグングン高まって、みんなの中に、コミュニケーションの原点のような「思いやり」という言葉が、くっきりと刻まれたのでした。

 

オブ中バレー部、ファシ勉、そしてブックラブ……このうえなく充実した3ラウンド・5時間は、たちまち過ぎていきました。

 

3つのステージを振り返り……例によってモヤモヤとした気持ちをお土産に(このモヤモヤの中身が目下の課題、すなわち今後の成長点です)……帰路につきました。修行は続きます。

 

ブックラブの席上、黒帯候補にノミネートされ、年内取得を目標に設定された北風さん。そして小布施のみなさん。ともどもに、よろしくおねがいいたします。

 

 

 

 

 

 

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2012年3月17日

6合目までティーアップ

(写真は、本文と無関係に、『わもん 聞けば叶う』ご購入者様特典の「わもんカード」。文屋へ直接ご注文くださった方限定にて、1冊に1枚プレゼントしております! 書店やアマゾン等でのご購入時には特典が付きませんので、ご注意ください。)

 

『わもん』のご著者、やぶちゃんこと薮原秀樹さんは月に一度、3日間にわたり小布施へ滞在されます。その間、たくさんのドラマが生まれていきます。

 

3月16日には、あるミーティングに飛び入り参加させていただき、「やぶちゃん講演会を最高に充実させるには?」の心得を学びました。

 

ご同席の方々から、成功例とすべった例をお伺いしたところ、ポイントがくっきりと浮かび上がってきました。

 

 

・やぶちゃんの講演会は各地で感動の嵐を巻き起こしている。しかしそれは、イコール「やぶちゃんにお任せすれば大丈夫!」ということではない。成否を分けるのは、主催者のかかわり方。

 

・主催者が「何が何でも、この人たちにやぶちゃんの『わもん』を体験してもらいたい!」という、溢れ出る、ほとばしる、熱意に満ち満ちていること。

 

・主催者が、自分の心から湧きあがってくる思いの源泉をしっかりと自分で聞いていること。なぜやぶちゃんの「わもん」を体験してほしいと思うのか? 「わもん」体験によってどうなってほしいのか? 

 

・思いは行動に表れる。やぶちゃんをお迎えするその瞬間までに、できる準備をすべてやること。思いつくかぎりの手を打っておくこと。

 

・なかでも大切なのがティーアップ。つまり、やぶちゃんが演台に立たれたときには、もうスイングに入り、ボールを打ち、ホールインワンをねらうだけでOK! という環境をつくっておくこと。

 

・ティーアップのキモとして、この講演会のねらいや主催者の願いを、そのときまでに受講者にしっかりと伝え、思いをできるだけ共有しておくこと。受講者の気持ちを6合目くらいまで引き上げておくこと。

 

 

やぶちゃんのパワーをもってしても、限られた時間内に山麓の平地からみんなを山頂へ案内するのは容易なことではありません。

 

うまくいかない講演会の場合、やぶちゃんの実感としては、リレーのバトンを自分の定位置で待っていたものの、なかなかバトンが届かず、「ここまで取りに来てー!」と言われて前走者の区間を逆走してバトンを受け取り、また走って戻って、ようやく自分の区間を走りはじめる……そういうイメージだそうです。

 

講演会は、受講者ももちろんですが、それよりも「主催者自身の学びの場」。そういう心得が必要なのですね。まさしく「受け身厳禁」「瞬間我が身」です。

 

やぶちゃんに限らず、また講演会にも限らず、各種企画や事業にも通じるところがたくさんあるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

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2012年3月18日

視線は水平キープ/小布施リトルわもん

(写真は、本文と無関係に、『わもん 聞けば叶う』を文屋から直接ご購入くださった読者様限定の特典冊子です。野田佳彦首相との出会い、そしてその後の「わもん」交流のエピソードをたっぷりご紹介しています。)

 

3月16日、リトルリーグでのやぶちゃんメンタルコーチを見学させていただきました。

 

冒頭、オブザーバー参加をされたオブ中男子バレー部監督の多田先生から「やぶちゃんとの出会いがなかったら、バレー部は絶対に全国大会へ行けませんでした。みなさんもぜひ全国をめざしてください」と温かく力強いお言葉。

 

最後のシーズンを迎えようとしている6年生を中心に、春の大会に向けて現状確認と抱負を発表していきます。

 

以下、一人ひとりの発表にキメ細かに返されるやぶちゃんのコメントを振り返ってみます。

 

「初めて会ったときは、ギザギザ感があって、攻撃的な空気を感じたけれど、雰囲気がよくなったね」

 

「そうだね、手を抜くことは、野球の神様に失礼だよね」

 

「エラーした人も、ふさぎこまずに自分から声を出そうということを、前回確認したよね」

 

(ピッチャーが気軽に投げられるよう声をかける、とのコメントに)

「それでもピッチャーが崩れたら?」

(「タイムをとって内野みんなで井戸端わもん」との答え)

 

「みんな、チームバッティングを心がけてるよね? そこは全員統一されているね?」

 

「あってはならないけれど、あるのがエラーや四球だね。次のプレーを気楽にできるかどうか、メンタル(の力、安定)が要求されるね」

 

(5、6年生全員のコメントを聞き終えて)

「今日の合言葉は「行動」だね。気持ちを行動で表すこと」

 

(監督、コーチの方々からのコメントを受けて)

「これから井戸端わもんで2点、話し合ってください。1つは、自分がエラーしたとき、どう自分で気持ちを上げるか。2つめは、野球で全国をめざすなら、野球以外でも全国レベルでないといけないのではないか、ということ」

「『わもん』はやぶちゃんが教えるのではありません。心の矢印を自分に向けて、自分たちで答えを見つけてください」

 

(井戸端わもんを終えて)

「みんなは気づいていないと思うけれど、前々回、前回と今回とで、みんなの井戸端わもんがまったく変わりました。前傾姿勢で相手の話をしっかり聞いて、ノートをとっているね」

 

(「凡打しても、次は絶対打つ、と切り替える」)

「過去は断ち切るんだね」

 

(「声を出して切り替える。次に集中する」)

「そうだ。引きずったらあかん。次に集中だね」

 

(「1回リセットして次の打席に立ちたい」)

「それや。リセット。大事だね」

 

(みんなのコメントを受けて)

「エラーしたときに、多くの選手の視線が下45度になっています。次にまたエラーすると、真下を向いてしまいます。そこでどうやってメンタルを保つか。切り替えるのは難しい。でも行動レベルでできることがあります。目線を地面と水平にするんです。悔しくても、つらくても、目線を絶対に落とさない。チャンスで三振しても、『ドンマイ!』と声を出す。ベンチのほうを見たくないけれど、とにかく前を向いて戻る。形から入ること、行動に出すことです。これで絶対に救われます」

 

 

やぶちゃんのコメントを振り返って……

 

・どんな発言でも全部同じようにしっかりと受けとめる。話す内容以外にもよかったところを言葉にして伝える。

 

・話し手がほんとうに納得して発言しているかどうかを見る。本気の言葉であれば、同意の応答を返す(やぶちゃんの考えとしてではなく、話し手の思いの追認として)。声が弱い部分があれば、もう一言引き出す。

 

・要点をフィードバックし、全員で共有、確認。

 

・一人ひとりの発言を聞きながら、全員の思いの底を流れる共通テーマをあぶりだす。

 

・共通テーマを頭の隅に置いたうえで、さらに聞き込んで拡げ&深めていき、最後に共通テーマへ集約。

 

などのポイントをたしかめました。

 

「本気で聞く」「全身全霊で聞く」……言うほど易いことではありません。その「本気」「全身全霊」には、たくさんの思いが詰まっていると思います。そこをもっと丁寧に取り出していくと、「思いの型」とでも言うべきようなものが、見えてくるのかなと思います。

 

やぶちゃんの「命のぶつかりあい」をこうして拝見するなかで、1つでも2つでも、自分のなかに、落としこんでいきたいものです。

 

「形から入ること、行動に出すこと」……「わもん」の修行にも共通するところがあるように感じます。 

 

 

 

 

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2012年3月21日

5 月 1 日 ( 火) ・ 2 日(水) 文屋座特別版のご案内です。

【文屋座特別版のご案内】

大久保寛司さん(人と経営研究所所長)監修
『いい会社をつくりましょう』のかんてんぱぱ・

伊那食品工業株式会社
会長 塚越寛さん(写真上)に学ぶ経営と人生の神髄

**********

みなさま、平素よりたいへんお世話になりまして、有り難うございます。

文屋座は、おかげさまで、昨年5月、11月と、先日2月の3回開催し、延べ320人のみなさまにご参加いただくことができました。

これからも、「書き手と読み手と作り手の、出会いと学びと交流の文化サロン」として、続けていきたいと思います。

次回の文屋座のご案内です。

定員は20人様です。
定員に達し次第、締め切らせていただきます。ご容赦ください。

小人数による濃密な二日間のコースです。みなさまの暮らしと働きに、きっとお役立ていただける内容になることでしょう。

くわしくは、下記をご覧いただき、お申し込みください。

みなさまのご参加をお待ちしております。

http://www.e-denen.net/bunyaza_seminar.php


【お知らせ】

先日2月26日(日)の三回目の文屋座は、おかげさまで120人を超えるみなさまにご参加いただき、たいへんな盛会となりました。

当日の様子を、ライターの中島敏子さんがルポしてくれました。どうぞご覧ください。

http://www.e-denen.net/blog.php/day/2012-3-10
http://www.e-denen.net/blog.php/day/2012-3-11

また、昨年11月の文屋座の様子は、pdfにてご覧いただくことができます(無料)。

http://www.e-denen.net/cms_uploads/files/seminar/bunyaza_2nd.pdf

ではみなさま、どうぞお健やかにおすごしください。

文屋 代表 木下 豊 拝

 

大久保寛司さん

清水慎一さん

塚越寛さんのご著書『いい会社をつくりましょう』(23刷・55,000部)

春のかんてんぱぱガーデン。庭木や花、芝生の手入れはすべて、社員のみなさんが行っています。

伊那食品工業株式会社で毎朝、始業前に行われる掃除の様子。このあと、屋外での朝礼とラジオ体操を全員で行い、部門毎のミーティングを経て、始業となります。

今回の文屋座特別版では、同社の特別なご厚意で、二日目の朝、この掃除を体験させていただきます。

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2012年3月25日

境内アート×苗市、4月21・22日開催です

小布施町の古刹、玄照寺さんで毎春恒例の境内アート×苗市。今年は4月21日、22日に開催されます。

 

みなさま、ぜひおでかけください!

 

くわしくは…… 

 

 

同時開催の「一箱古本市」では、出店者募集中です。 

http://machitoshoterrasow.com/hitohako.html

 

 

 

 

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2012年3月26日

やぶちゃん@町報&わくわく通信

『わもん 聞けば叶う』のご著者、やぶちゃんこと薮原秀樹さんは、毎月3日間ずつ、小布施町行政コンサルティングにご来訪されます。

 

小布施町報3月号と、まちとしょテラソ発刊の「わくわく通信」に、やぶちゃん関連の記事が掲載されましたので、ご紹介いたします。(画像の拡大表示ができなくて、すみません。)

 

町報の記事は、オブ中1年生を対象に開催された講演会「100分」のレポート(写真上)。

 

「100分」につきましては、こちらもご参照ください。

 

 

「わくわく通信」の記事は、4月から開催される、子どもたちのためのしゃべり場「テラソdeやぶちゃん」のおしらせです。「大人もしゃべりたい!」という声が、あちこちから聞こえてきそうな企画ですが、まずは(?)子ども限定にてスタートです。

 

『わもん 聞けば叶う』の詳細は、こちらです。 

 

 

 

 

 

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2012年3月27日

3.11掃除に学ぶ感謝の会&3.25街頭清掃

3月11日、オブ中(小布施中学校)をメイン会場として「掃除に学ぶ感謝の会」が開催されました。「小布施掃除に学ぶ会」「長野便強会」のみなさんを中心に準備を重ねてこられ、遠方からのご参加者も含め、約150人が集まっての大会となりました。
 
あいにく私はこの会に参加が叶わなかったのですが、町報おぶせ3月号に当日のようすが掲載されましたので、ご紹介いたします。みなさん、いい笑顔です。
 
 

その代わり、というわけではありませんが、3月25日に実施された「小布施掃除に学ぶ会」の街頭清掃に参加することができました。
 
私にとって、通算3度目、小布施町民として2度目の参加です。まるっきりの新参者ですが、気後れすることなく加わることができ、気持ちよく掃除に打ち込めるのは、この「掃除に学ぶ会」の雰囲気のおかげだと思います。

これまでに、見聞きしてきた、「小布施掃除に学ぶ会」の姿から、「いいなあ」と思ったのは、次のようなことです。

 
1)「掃除を学ぶ」ではなく「掃除に学ぶ」
 
このネーミングが、会の姿勢をよく表しています。
 
会の目的は、掃除のやり方を教わることではなく、掃除を通じて、気づきの力や、思いやり、助け合う気持ちなどを養い、自分の心を磨くことだと教わりました。
 
ですから、「させていただいてありがとうございます」という気持ちで、みなさんは掃除に臨んでいらっしゃいます。
 
汚れがひどいとき、ゴミがたくさん落ちているとき、汚した人やゴミを捨てた人を責めるのではなく、「学びの機会を与えてくれてありがとう」なのです。

 
2)縛りがない
 
「小布施掃除に学ぶ会」の活動は、1回1回が完結しています。
 
会員制ではないので、やりたい人が、やれるときに、気持ち一つで集まってきます。誰が、いつ来ても、また逆に来なくても、すべて肯定的に受けとめられます。
 
決まった日時に、決まった場所へ集まった人たちが、その日の活動の「仲間」です。準備をして、掃除をして、片付けをしたら、解散が告げられた瞬間から、全員が「個人」に戻ります。

 
3)上下がない
 
「会」という名前ではありますが、組織をつくっていません。集まった人たちに上下関係もありません。
 
経験豊富な人が、新しい人に教えることはありますが、「知恵の蓄積を伝える」ことを通じて、伝える人も教わる人も、ともに学ぶというスタンスです。

 
 
このような会の運営によって、一人ひとりの意欲が引き出され、気づきが増し、互いに助け合い、感謝し合える関係が築かれているようです。
 
どの方もとても謙虚で、感性豊かです。ベテランの方々の振る舞いや言葉にふれていると、「あ、そうか!」と、我が身の至らなさを思い知る場面がたくさんあります。




 

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2012年3月28日

3.25街頭清掃

(写真は、2011年秋、文屋栗園にて、クリクリに実った栗を前に、ご満悦の木下豊さん。)

 

「掃除に学ぶ会」つながりで、3月25日の街頭清掃を記録させていただきます。

 

当日は、朝6時から7時半まで、小布施町福原の県道の歩道を掃除しました。

 

道路両脇の歩道は往復延長400m。この日集まったメンバーは計4人でしたので、時間とのかねあいから、栗の枯れ葉がいちばんたくさん積みあがった部分100mほどを、集中的にやることになりました。

 

道具は、竹ボウキとチリ取り、コンテナ、そして各自持参のゴミ袋です。

 

歩道の落ち葉を掃き集め、一定量になるとチリ取りに取り、コンテナに詰めます。

 

落ち葉の中には、投げ捨てられたスナック菓子や菓子パンなどの包装袋や、コンビニのビニール袋、新聞紙、雑誌の切れ端、(なぜか)乾電池、コーヒー缶、ビール缶、割れたお酒ビンなどなどが混ざっています。

 

これらを、枯れ葉の中から選り分け、ざっと可燃ゴミと不燃物に分けて、ゴミ袋へ入れていきます。

 

枯れ葉は予想外に大漁(大量)で、コンテナはすぐに一杯になります。7、8コのコンテナを、次々に埋めていき、枯れ葉が山盛りになったコンテナは、軽トラで運んで畑の肥料として活用します。そのためにも、ゴミはどんな小さなものでも、きれいに分別することが大事です。

 

朝の県道は、まだ車の通りもそう多くはありませんが、その中に時折「ブオーーー」とエンジンの轟音が響くことがあり、「若者がマフラーでも外して走っているのかな? 朝から元気だな」と思って車道を振り返ると、畑に枯れ葉を運び終えた木下さんの軽トラが爆走してきます。なかなかいい光景です。

 

ホウキで枯れ葉を集める。

 

チリ取りで取ってコンテナに詰める。

 

ゴミを選り分けて袋へ。

 

1カ所がおよそきれいになると、少し先へ移動して、また枯れ葉集め、コンテナ詰め、ゴミ選り分け。

 

移動するごとに、道具も運搬。

 

合間に、一杯になったコンテナ運搬。

 

……という作業を、延々繰り返していくのですが、私以外の御三方は「小布施掃除に学ぶ会」レギュラーのベテランの方々ばかり。とにかく手際がよく、仕事はきっちり迅速です。さりげない気遣いや連携プレイも次々展開。さすがベテランのみなさんの掃除は違う……。

 

せめて足手まといにならないようにと、必死でついていきました。

 

日の出と前後して掃除を始めたころには、雪が舞っていて、冷え込んでいましたが、日が昇り、掃除を進めるうちに、うっすら汗ばむほど体も暖まっていきました。

 

山盛りだった枯れ葉がほぼ片付いたところで、終了が告げられ、道具を片付けて、みんなで感想を話し合いました。

 

予想以上に枯れ葉や土が溜まっていたこと。

 

投げ捨てゴミも多かったこと。掃除する姿を見た人が、少しでも意識してくれるようになるといいですね、とのお話も出ました

 

枯れ葉が一番多い部分をきれいにできたのは収穫として、街頭清掃がまだ浸透しておらず、人数が集まらないため、やり残しがあったのは、今後の課題、とのお話も。10人集まれば、総延長400mを時間内にすべて掃除できるそうです。

 

お一人から……「みなさん若いから作業が速いんですが、還暦を過ぎた身には、ついていくのが大変です。ご配慮いただければ」とのお話。

 

必死でついていっていたつもりが、気張り過ぎて、急かしてしまっていたようです……次回から、気をつけます。もっとしっかり、全体を見ることですね。

 

ともあれ、長い間、懸案だった県道脇の枯れ葉の山も、ひとまずスッキリと落ち着いて、すがすがしい日曜の朝でした。

 

 

 

 

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2012年3月30日

5月1・2日 文屋座特別版!

2012年5月1日・2日に、文屋座特別版が開催されます。

 

長野県伊那市・伊那食品工業の塚越寛会長と、同市・菓匠Shimizuのシェフパティシエ清水慎一さんに講師をおねがいし、会社経営の真髄を学ぶ会です。

 

塚越会長は日ごろから、講演依頼をお受けになるごとに「当社へおでかけください。そして、私が話したり本に書いたりしていることが本当かどうかを、確かめてください。もしも違っているところがあれば、ぜひ教えてください」とお答えになるそうです。

 

ご著書『いい会社をつくりましょう』には、伊那食品工業の経営理念や社是、それらに基づく実践の姿をご紹介しています。それが、よそゆきのきれいごとではなく、本当に日々の仕事の中で実践されていることを、学ぶ意思をもった方々に、ご自身の目で、確認していただきたいとおっしゃるのです。

 

これは簡単に言えることではないと思います。ご著書の内容が、嘘・偽りのない現実、真実であるという自信、社員のみなさんへの信頼がなければ、言えないことではないでしょうか。

 

また、外の人たちに見られるという体験を、会社のみなさんが緊張感を保ち、至らないことに気づき、さらに「いい会社」に磨きをかけていく機会として生かそうとするご意志も、おありのことと思います。

 

「いい会社」は、一度そのように評価されたらそれで良いのではなく、たえず前進し、成長していかなければ、「いい会社」と呼ばれつづけることはできないのだと、塚越会長と伊那食品工業のみなさんのお姿が、教えてくださいます。

 

厳しい道だと思います。その厳しい道を、楽しそうに歩んでいらっしゃる方々のお姿に、じかにふれることによって、『いい会社をつくりましょう』に収められた塚越会長のひとこと、ひとことが、いっそう輝いて、胸に迫ってくるのではないでしょうか。

 

文屋座特別版、実り多き時間をお過ごしいただけることと思います。ぜひおでかけください。

 

くわしいご案内と、お申込みは……

http://www.e-denen.net/bunyaza_seminar.php

 

 

 

文屋座特別版の監修をお引き受けくださいますのは、「人と経営研究所」所長の大久保寛司さんです。

 

伊那食品工業を繰り返し訪問され、塚越会長の経営理念に深く共鳴されるとともに、社員のみなさんの成長ぶりをよくご存知の大久保さんが、伊那食品工業のすばらしさを、深く、鋭く、ご案内くださいます。

 

そして清水慎一さんをはじめ、 菓匠Shimizuのみなさんとも親交をおもちの大久保さん。このお店のパワーの源泉を遺憾なく伝え、さらに示唆に富んだお話をくださることでしょう。

 

 

伊那食品工業様とも交流の深い、菓匠Shimizu様。ご両親とともにお店を経営し、スタッフのみなさんと育て、育てられるようなご関係をつくり、日々進化しつづける清水慎一さんからも、たっぷりと学びをいただけます。

 

「スタッフ一人ひとりが、日々の仕事にワクワクし、キラキラと輝いて、夢を叶えていける、そんなお店にしたい。スタッフみんなの夢が叶うことが、僕の夢です」と清水さんはおっしゃいます。

 

「夢ケーキ」の活動をつうじて、夢をもつことのすばらしさ、家族だんらんの大切さを発信しつづけていらっしゃる清水さん。その原点は「家族への感謝」だというのが信念です。家族への感謝がなければ、お客様にも本当に感謝することができないし、ひいては本当に喜ばれるお菓子づくりやおもてなしもできない、とお考えです。

 

そんな思いが、お店のすみずみにまで満ちています。お店を訪れ、その雰囲気をご体感いただければ、幸いです。

 

みなさまのご参加をお待ちしております。

http://www.e-denen.net/bunyaza_seminar.php

  

 

 

 

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親ばか記録 一人娘の巣立ちです。

一人娘の星河(せいが)が、4月からの大学進学を前に、29日、巣立っていきました。

 

兄2人の時も、さびしい思いはありましたが、娘の今回ほどではありませんでした。やっぱり、予想していたとおり、かそれ以上に、感傷的な気分です。でも、まわりのみなさんには、おめでとうと言っていただき、たしかに、おめでたいことなので、感謝の気持ちもいっぱいです。

 

上の写真は、旅立ちの前夜、居間で撮影しました。

 

 

 

この写真は、出発の前に玄関の前で、左から、妻、娘、母です。

 

星河は、4月から、東海大学にお世話になります。高校に入ったころから、デンマークに興味を持ち始め、「国内の私立でただ一つ、『北欧学科』のあるこの大学に決めた!」と、勉強をしていました。第一志望、というか、ここしか受験しなかったのだから、いま思えば、あぶなっかしいですね。 

わが家の守り神様の前で。

 

大学2年生か3年生の時に、デンマーク留学を希望しています。わたしも好きな国なので、滞在中に再訪してみようと思います。

 

恋せよ乙女、あらゆるものごとに・・・。大きく羽ばたいてほしいと思います。応援してるよ、がんばってね。

 

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