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2015年2月20日

新刊のビジネス書『根っこづくりの経営』が仕上がりました。

~福島から日本へ。中小零細企業経営のバイブル登場!     

渡辺雅文・著『根っこづくりの経営』

このたび文屋では「幸せ社員づくり」の本 渡辺雅文さんの新刊『根っこづくりの経営』を仕上げました。2月21日に全国発売になりますが、初版の5千冊は事前予約でほぼ完売し、発売前に増刷を決定いたしました。みなさまのお仕事に、お役立ていただけることを、うれしく存じます。 渡辺さんが「経営道・商人道の師匠」と敬愛する、鍵山秀三郎さん(日本を美しくする会相談役、(株)イエローハット創業者)と、塚越寛フェア(かんてんぱぱ・伊那食品工業(株)会長)をはじめ多くの方々に、ご推薦をいただいております。 文屋サイトからのご用命は:http://www.e-denen.net/index.php/books?_id=26

経営コンサルタントである著者の渡辺雅文さんは、20数年にわたり、福島県内の経営者・経営幹部に、「社員を幸せにする経営」「お客様に喜んでいただく商い」のあり方を指導してきました。その積み重ねの結果、渡辺さんの指導先の企業は、3.11後、倒産や廃業が一社もなく、むしろ被災をバネに生き生きとした成長を続けています。

中小零細企業経営の新しいバイブルとして、本書が日本全国の経営者・ビジネスマンに愛読され、ロングセラーとしてお役に立っていくことを願っております。

http://www.e-denen.net/index.php/books?_id=26

上の写真は、福島県郡山市で昨年秋に渡辺経営コンサルタント事務所が開いた経営セミナーを受講したみなさんと。渡辺さんは、経営指導先のみなさんを「お仲間」と呼んで、親しく深く、あたたかな交流をつづけていらっしゃいます。

わたし木下も妻と何回か福島の地を訪れ、渡辺さんのご指導を受け、またお仲間のみなさまと学び、交流させていただいております。そのたびに、中小零細企業の経営者や幹部にとって、「幸せ社員づくり」の経営道・商人道を説く渡辺さんの、お教えの確かさを実感しております。

上の写真は、本書の巻末に紹介されている6つの会社の一つ、共同印刷株式会社(郡山市)の社長 鈴木充男さん(右)と社員のみなさんです。

同社は、3.11後の福島第一原発事故で全町避難を余儀なくされた大熊町から本社・工場を郡山市に移しました。たいへんな苦難の末、現在では、新築した印刷工場に製本工場まで増設し、職場は活気づいています。本書は、印刷製本ともに、同社にお願いしております。

文屋にはすでに、たくさんの感想文が寄せられています。その中の一つ、島根県益田市の公認会計士・税理士、安野広明さんからいただいた文章をご紹介いたします。

「『会社の存続目的は、社員はじめ、自社と関わる人を幸せにすることであり、地域に役立つ企業になること』という言葉に、目から鱗が落ちる想いでした。

小手先のノウハウが書かれた経営書とは一線を画しており、「経営のバイブル」として、手元に置いて何度も読み返したい、素晴らしい本です。
 
著者の30年以上の実践から紡ぎ出される言葉の数々には、重厚感があり、深く深く心に染み入りました。

また、一見すると「きれいごと」に思えることを、「きれいごと」で終わらせずに結果を出し続けていらっしゃる中小企業の事例は、
経営者に勇気と希望を与えてくれます。
 
価値観が大きく変化し、「経営者としてのあり方」に迷いが生じやすい現代において、北極星の如く、あるべき方向を指し示してくれる、まさに求めていた本がここにあると感じました。」
 
安野さんには、本書の推薦人をお引き受けいただいております。
 
みなさん、『根っこづくりの経営』をご愛読ください。日本全国に「幸せ社員づくり」の職場が増えていき、大樹のようにみずみずしい根っこと枝葉を茂らせる会社が増えてゆくことを願っております。
 

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2015年2月23日

最新刊の経営ビジネス書『根っこづくりの経営』誕生物語 ~「幸せ社員づくり」による安定的な永続成長に込めた想い~

【もくじ】

1.二つの川が合流してできた、珠玉の経営ビジネス書

2.キモは農業から経営を学ぶ「良樹細根モデル」

3.3.11からの再生、奇跡ではなく必然の果実

4.目標は口コミによる50万部!

****************

1.二つの川が合流してできた、珠玉の経営ビジネス書

2月21日、文屋は経営ビジネス書『根っこづくりの経営』を出版、全国発売いたしました。読者対象は、全国の中小零細企業の経営者、経営幹部のみなさんです。ご著者は、福島県で20数年間、地元企業の社長や社員を対象に、経営道、商い道を指導し、素晴らしい実績を上げ続けている経営コンサルタントの、渡辺雅文さん(60)です。

http://www.e-denen.net/index.php/books?_id=26

渡辺さんは、二人の経営者を仕事と人生の師匠と仰いでいます。

(株)イエローハットの創業者で、お掃除道の日本を美しくする会相談役の鍵山秀三郎さんと、かんてんぱぱ・伊那食品工業(株)代表取締役会長の塚越寛さんです。「良樹細根(りょうじゅさいこん)」の鍵山さんと、「年輪経営」の塚越さんのお教え。二つの川の流れが、福島という地方のまちで中小零細企業の経営指導を地道に続けてきた渡辺さんという川に合流して、本書は仕上がりました。

塚越寛さんの最初のご著書『新訂 いい会社をつくりましょう』

http://www.e-denen.net/index.php/books?_id=10

鍵山秀三郎さんと塚越寛さんの共著『幸福への原点回帰』

http://www.e-denen.net/index.php/books?_id=18
 

2.キモは農業から経営を学ぶ「良樹細根モデル」

「深めると広がる」(鍵山さん)

「遠きを図る者は富む」(塚越さん)

福島の恵み豊かな山川草木に抱かれて育った渡辺さんは、お二人のお教えを踏まえて、経営を農業にたとえて、説明しています。本書の最大の特徴が、農業から学ぶ経営です。本書の第二章の項目は以下の通りです。

土壌づくり(経営思想の共有化と基準行動の徹底)

種蒔き(将来の顧客づくり・良縁づくり)

施肥(社員教育・共育ちの仕組みづくり)

下草刈り(改善提案活動・努力に報いる評価制度の確立)

花・実をつける(良品づくり・信者客づくり)

 

3.3.11からの再生、奇跡ではなく必然の果実

2011年3月11日、東日本大震災が福島・東北の地を襲いました。地震、津波、放射能の三重苦は、故郷からの移住、家族・集落の離散、倒産・廃業、労働力不足、風評被害・・・をもたらしました。太平洋岸の浜通りに暮らし、働いていた渡辺さんも、故郷を後にすることを余儀なくされ、いまは福島市に住まいと事務所を移しています。指導先の多くの企業も、人的物的にたいへんな被害に遭いました。

わたしが渡辺さんにご縁をいただいたのは、それより2年ほど前の2009年ごろのこと。文屋が塚越さんの最初のご著書『新訂 いい会社をつくりましょう』、塚越さんと鍵山さんの共著『幸福への原点回帰』の版元であることから、ご縁は一気に深まっていきました。

3.11から丸4年。渡辺さんが「お仲間」と呼ぶ、数十社の指導先企業では、大きな苦難にあえぎながらも、倒産・廃業をした企業は一社もありません。あるときわたしはそのことを、「地球の最大の奇跡」だと言いました。凄まじい惨状の福島・東北の地にあって、3.11をバネに、活路を見いだして、むしろ以前よりも元気に活躍されている「お仲間」たちを目にしたわたしの、正直な感想でした。

しかし渡辺さんは、本書の「はしがき」で、「奇跡なんかではありません」と断言しています。

少し長くなりますが、引用します。

「あれからまもなく四年。私がコンサルティングをしていた企業や、当社が主催する実践経営塾などに参加されていた企業はどうなったでしょうか。

彼らはあの大きな震災から立ち上がり、ほとんどの企業が今も元気に企業活動を続けています。震災前よりも元気になった会社さえあります。各社が受けた傷を思うと、これはまるで奇跡のようです。しかし、奇跡なんかではありません。一社一社、一人ひとりが、『お客様に喜んでほしい』『どんなことがあっても社員を幸せにするんだ』『決してこの会社を潰さない』『こんなことに負けてなるものか』。そんな思いで、取り組んできたからです。

東日本大震災の話をしましたが、私は震災とその後の物語をドラマティックに語りたいわけではありません。ただ、ひたすら学び、一見地道すぎるとも思える取り組みを実践し続けてきた企業だったからこそ、あの震災を乗り越えることができたのだと、本当に誇らしく、仲間としてとてもうれしく思うのです。」

http://www.e-denen.net/index.php/books?_id=26

4.目標は口コミによる50万部!

渡辺さんは「はしがき」で、読者のみなさんに、こう語りかけています。

「世の中は、たくさんの経営書で溢れています。『業績を上げるにはこれに取り組め!』『これこそが特効薬だ!』と、さまざまな角度から訴えかけてきます。読者の皆さんの中には、こうした流行の考え方や経営手法を目にしては取り入れてみるものの、何が正しいのか混乱している中小零細企業の経営者や役員の方がいらっしゃるのではないでしょうか。また、経営者として歩み始めたけれど、これでいいのか確信を持てずにいる若い方がいらっしゃるかもしれません。そのような方にぜひ、本書を読んでいただきたいと思っています。そして、会社のあり方に迷いが生じたときには、何度でもページを開いてみてほしいのです。きっとあなたを助けてくれるメッセージがそこにあるはずです。

本書を介して共に学び、皆さんの企業活動を少しでも後押しするきっかけになりましたら、とてもうれしく思います。」

日本全国には中小零細企業が約500万社あると言われています。わたしの目標は、その一割にあたる50万社の経営者・経営幹部のみなさんに本書が読まれ、お役立ていただくことです。「幸せ社員づくり」による安定的な成長で永続を目指す会社が増えるほどに、働き甲斐と生き甲斐に心を満たされた幸せな社員、幸せな家族が増えていきます。

規模は世界一小さな文屋ですが、「千年本の聖典づくり」という志は、世界一大きいと自負しております。大きな出版社のように大きな新聞広告を出すことはできません。「それじゃ50万部はおろか10万部も無理!?」そんなことはありません。渡辺さんは本書で、中小零細企業のあり方として、こう書かれています。

「私は、大切なのは客数より客質だと考えています。『マスコミ(広告宣伝)で来たお客様は浮気するが、口コミ(ご紹介)で来たお客様は浮気しない』と言うように、失客しない良質のお客様(良客)を増やしていくことが大切です。この良客が自社のことを気に入ってくれれば、第一章で前述したような『お客様の好循環サイクル』が生まれるのです。

例えば、一人の信者客をつくれば、二十五人のお客様予備軍が発掘できると言われています。その二十五人のバックには『二十五人の二乗』のお客様予備軍が存在することになります。金額の大小に関わらず、一人ひとりのお客様を大切にもてなすことで良客は増えます。これが市場創造の基本であり、マスコミより口コミを大切にする経営の実践と言えます。」

みなさま、「幸せ社員づくり」の安定的な永続成長を、日本の経営の標準にしていきたいという願いを込めた本書の普及に、お力をお貸しください。具体的には、社内、社内のみなさまへ本書をご紹介いただくことです。ブログやFacebookなどのSNSでの発信、新聞記者や書店・図書館のみなさんにお伝えいただくことも、たいへん助かります。

しめくくりに、本書の推薦者のお一人である鍵山秀三郎さんの推薦文をご紹介します。

「本からでは学べないことをこの本からは学べる。不思議な魅力の本です。苦難を乗り越えて、美しい思い出と新しい力に変えていく貴重な実践記録です。」

みなさまのご多幸とお仕事のいっそうのご繁栄を、お祈りいたします。

ではみなさん、佳き日々をお健やかにおすごしください。お読みいただき、ありがとうございます。

http://www.e-denen.net/index.php/books?_id=26

平成27年2月23日

信州小布施から日本へ、世界へ 文屋 木下 豊・朝子 拝

下の写真は、文屋の北に広がる栗園です。根雪が溶け始めました。せん定、土づくりの季節の幕開けです。小布施へお出かけください。

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2015年2月24日

ルポ絵本『世界一のパン』の読み聞かせ会、岩手県陸前高田市広田小学校で開催されました。

20世紀のはじめごろ、日本人が最も怖れた病気「肺結核」。日本人の苦しみを少しでも救いたいというカナダの人たちが呼びかけ合ってつくった基金は、信州の小布施の地で花開きました。その基金によって、当時の最先端の医療技術を持つ医師や看護師が派遣され、レントゲンなどの医療機器が小布施の結核療養所で活用され、多くの日本人の命が救われました。年々、人々の記憶から忘れ去られていくこの歴史を、後生にずっと伝えたい。その思いを叶える手立てとして、文屋チームは、「ルポ絵本」という編集方法を編み出しました。前半は子どもが読める絵本、後半は大人向けの解説的なルポ。そして生まれたのが、ルポ絵本『世界一のパン~チェルシーバンズ物語』です。和英対訳付きです。

http://www.e-denen.net/index.php/books?_id=16

おかげさまで3千冊の初版は、平成21年8月の発売から5年ほどを経た昨年26年までに、ほぼすべてをお求めいただくことができました。「千年本の聖典屋」を目指す文屋は、「絶版」の決定をしないと決めております。増刷をして、この絵本の原画展を、3.11東日本大震災に見舞われた東北各地で開きたいと思いました。なぜか・・・3.11の後、被災地には国内はもとより世界中から、物心両面の多大な支援が寄せられています。その事実と、80年ほど前のカナダのみなさんにわたしたちの祖先が救われたことが、重なって見えるからです。「受けたご恩は石に刻む」「ありがとうの心を日々の暮らしに」・・・されど増刷にも原画展ツアーにも、費用がかかります。

そこで、クラウドファンディングによる資金集めを決めました。結果は、目標の100万円を53%も上回る成功を収めることができました。

記念すべき増刷は、3月半ばには仕上がります。ご支援をいただいたみなさま、ほんとうに有り難うございます。増刷が遅くなっていることを、心よりお詫び申し上げます。

被災地での原画展は、昨年12月の宮城県名取市図書館「どんぐり・アン・みんなの図書館」で幕を開けました。現在は、同じ名取市の太平洋に面したゆりあげ地区「メイプル館」にて3月14日(土)まで開かれています。二つの建物はいずれも、カナダの国と州、民間企業、国民のみなさんの寄付金によって、カナダ産の材木をふんだんに使って、建てられました。
これから開かれる原画展もすべて、在日カナダ大使館が後援を決めてくださいました。また、小布施岩崎さんと(株)バリューブックスさんには特別協賛をいただいております。
 
そして、去る2月18日(水)、岩手県陸前高田市広田小学校の1年生18人の前で、この絵本の読み聞かせ会が開かれました。
「奇跡の一本松」で知られる陸前高田市。見渡す限り、すべての建物が、集落が、そして多くの命が、津波の犠牲になりました。現地のみなさんに原画展の開催をお願いしました。返ってきた答えは「原画展を開く建物がないのです。図書館も公民館も、跡形もありません」。
せめて読み聞かせ会だけでも、という願いから叶ったのが、18日の会でした。
前の日までに文屋から、『世界一のパン』と食育絵本『こんもり森のまほうのレストラン』を、同校にお届けしました。同じ箱に、小布施岩崎さんでいまも毎日つくられているパン「チェルシーバンズ」5つを納めました。

あらかじめ、担任の鈴木先生たちが、チェルシーバンズを6等分しておいてくださり、読み聞かせ会の後、18人の児童と先生方が、”絵本の主役のパン”の実物を味見しました。

絵本に登場するパンを、読んですぐに食べられる・・・すてきじゃありませんか!?

翌日、読み聞かせ会の開催まで橋渡しをして、当日の会にも東京から駆けつけて見守ってくださった町野弘明さんと服部直子さんからメールのお便りと共に、当日の教室の様子を撮った写真が送られてきました。ここに掲載した写真は、すべて、お二人からのお預かりものです。子どもたちも先生方も、いい笑顔を贈ってくださいました。
世界一小さな版元である文屋は、大きな支援活動はできません。支援はできませんが、「かかわりつづけること」はしていけそうな気がします。これからも、「ありがとうの絵本」ルポ絵本『世界一のパン』の原画展と読み聞かせ会、チェルシーバンズのプレゼントを贈り物にして、東北各地のみなさんに「かかわって」いきたいと思います。
 
陸前高田市では、つぎのみなさまに、たいへんお世話になっております。心より感謝を申し上げます。
 
〇河野 通洋さん(八木澤商店社長・なつかしい未来創造専務)
〇高松 学さん(八木澤商店課長補佐)
〇服部 直子さん(ソシオエンジン・アソシエイツ副社長・なつかしい未来創造取締役)
町野 弘明さん(ソシオエンジン・アソシエイツ社長・なつかしい未来創造副社長)
 
なお、3月17日(火)~28日(土)は、福島県南相馬市の中央図書館で、原画展を開いていただきます。読み聞かせ会は28日11時と14時の2回です。4月は岩手県一ノ関市図書館での開催が決まりそうです。どなたさまも、歓迎いたします!
 
 

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2015年2月25日

最新刊『根っこづくりの経営』有力書評メルマガで高評価をいただきました。

みなさん、電子メールで毎朝配信されているメルマガ「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』」をご存じでしょうか? 登録すると、1ヶ月間に30冊の本の情報を、毎朝お届けくださいます。「本のソムリエ」さんがお一人で運営するこのメルマガは、購読者数は35,000人を超え、『まぐまぐメルマガ大賞2014』ニュース・情報源部門で全国第2位を獲得した、わが国トップの書評メルマガです。

http://http://www.mag2.com/events/mag2year/2014/free/new.html

このメルマガにきのう2月24日朝、文屋の最新刊『根っこづくりの経営』(渡辺雅文著)が紹介されました。★★★★★(5つ星)93点の高い評価をいただき、そのおかげで、きのうからいま(25日朝現在)まで、Amazon「中小企業経営部門」1位、「企業経営部門」7位、総合800位台になっております。

ご著者の渡辺雅文さんは、福島市にお住まいです。20数年間、福島という地方で、50数社の経営者や幹部、社員を対象に、セミナーや企業視察ツアーなどを行い、直接的な経営指導もつづけています。お教えの主眼は、「幸せ社員づくり」による安定的な永続成長。本書には、経営を、土づくりに始まる農作業の過程にたとえて、わかりやすい事例と共に、丁寧に説明されています。

http://www.e-denen.net/index.php/books?_id=26

とても地味で地道な、それだけに、深くて平易な内容です。「本のソムリエ」さんの特別のお許しをいただいて、本書の書評を全文、掲載させていただきますので、お読みください。

下の写真は、昨年秋、福島市内のホテルで開かれた渡辺経営コンサルタント事務所(WMC)主催のセミナーで100数十人の参加者に語りかける渡辺さん。左は当日の講師・松田くるみさん(宮崎中央新聞社長)。

「根っこづくりの経営」渡辺雅文、文屋、サンクチュアリ出版

【私の評価】★★★★★(93点)

 

■福島にすごい経営コンサルタントがいる!
ということで読んだ一冊。

最初から、

企業の目的は営利だけではなく、
従業員や地域社会を幸せにすること、

 

 という王道から入ります。

 そして、
 クライアントの状態によって
 指導の内容をカスタマイズ。

 ある程度、形のできている会社であれば、
 経営方針を作ったり、
 後継者の育成に力を入れる。

 その反対にうまくいっていない会社は、
 挨拶、整理整頓といった基本と
 社長の実践からはじめる。

 それぞれの会社のレベルによって
 取り組むべき課題を
 変えていくということです。

 
・ステップに合わせて行う良樹細根モデル
 ステップ1 トップが誰よりも働く・・3S・・
       躾三原則・・読書会の開催・・
 ステップ2 経営指針づくりへの着手・・
       朝礼の導入、社内研修・・・(p80)

■さらに、会員を集めての
 優良企業視察ツアーが素晴らしい。
 
 会社を変えていくには
 やはり良い事例を見ることが、
 一番効果的。

 うまくいっている会社は、
 うまくいっている会社を見て
 参考にしているのですね。

・年に二回「ショック・クリニック・セミナー
 (企業視察ツアー)」を開催しています・・・
 本当に感動したとき、人は必ず動きます(p51)

■福島で被災し苦しんでいる
 クライアントの頑張りが
 私のこころを打ちました。

 福島の復興は、
 こうした強い中小企業からはじまり、
 それを渡辺さんが支えているのです。

 渡辺さん、
 良い本をありがとうございました。
─────────────────────────────
■この本で私が共感したところは次のとおりです。

・私は、大切なのは客数より客質だと考えています・・
 一人の信者客をつくれば、二十五人のお客様
 予備軍が発掘できる・・・
 マスコミより口コミを大切にする(p71)

・「喜ばれる仕事」や「喜ばれるサービス」を
 追い求めていくと、利益が後から追ってきて、
 結果として「儲かる」ようになる(p18)

・中小企業は専門力、
 零細企業は小回りと人間関係で勝負する・・・

⇒ブログで読む
http://http://1book.biz/2015/02/24/post-2988.html

「根っこづくりの経営」渡辺雅文、文屋、サンクチュアリ出版
http://www.e-denen.net/index.php/books?_id=26

【私の評価】★★★★★(93点)
 
■目次
第1章 社員を幸せにする経営 お客様に喜んでいただく商い
第2章 農業から経営を学ぶ─良樹細根モデル
第3章 いい会社づくりへの挑戦 実践編
第4章 良樹細根 実例編
 
***転載、以上です***
 
下の写真は、WMC大学に集まった、渡辺さんが「お仲間」と呼ぶ指導先の経営者たちと。経営者の判断により、新入社員や中堅社員なども学びの場を共有できるのが、大きな特徴。渡辺さんはそれを「共育ち」と呼び、推奨しています。

「本のソムリエ」さん、ありがとうございます。「本のソムリエ」さんは、宮城県の太平洋側のまちにお住まいの男性です。3.11の震災では、ご自宅の間近まで津波が押し寄せ、思い出深い愛するまちが破壊され、いまも復興の途上にあります。

そんな中、書評メルマガを13年前から毎朝配信され、今号で4,288冊目を数えます。「本のソムリエ」さんのメルマガに登録されてはいかがでしょうか? 興味のある書名の日だけ読むも良し、毎日すべてを読めばさらに良し、気になる本を求めて読めば、きっと暮らしや仕事のお役に立つことでしょう。

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お友達に「一日一冊」を推薦していただくと幸いです。
http://www.mag2.com/m/0000094236.html

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