8日朝、メールを開くと、愛知は小牧市の木下一郎さんからうれしいお便りが届いていました。一郎さんのことは、写真帖で何回か書かせていただきましたが、昨年秋、彼が主宰するまちづくり法人、NPO「こまきあんず」のお招きで講演をさせていただきました。
6日(日)に開かれた第8回「交流の広場」のことを伝えてくださいました。
http://www.gogomonkey.2y.net/komakianzu/anz8-050306.htmlこうした場は、小布施でも、もちろんほかの土地でも、できることですよね。それを実現させてすでに8回目。一郎さんの実行力とお仲間とのあったかな結束力には、教えられることが多いです。
そして「ぼだい樹倶楽部は、4月20日に「かんてんぱぱガーデン」を訪れます。塚越社長さんとお会いできることになりました。豊さんのお陰で感謝します。」…なんてうれしい展開でしょう!
そのメールのなかに、つぎの一文がありました。
「毎週、札幌の寺地信義さんからメルマガが届きます。一部を転送させていただきますので、ご一読をお願いします。 一郎」
以下の寺地さんの文章で「Kさん」とは木下一郎さんのことです。
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寝床で読んでいた本を読み終えました。
1月の名古屋セミナーのとき、Kさんが「この本、良いですよ」と、ぼくにくださったのですが、読み始めたのはひと月ほど経ってからでした。
「いい会社をつくりましょう」(塚越寛・文屋=長野県の出版社です)
著者は、国内の寒天の供給会社(従業員320人)を経営。40年間連続増収増益を果たし、社会貢献に対して2002年には日刊工業新聞社から「最優秀経営者賞」を受賞。
「かんてんぱぱ」ホームページ
http://www.kantenpp.co.jp/ なんて「ほわん」としたタイトルなんだろうと読み進むうちに、鳥肌が立ってきました。
「いい会社をつくりましょう 〜たくましく やさしく〜」
これが、この会社の「社是」なんだそうです。
経営とは100年先の人々のために木を植えるようなものであると、さりげなくすごいことを書いています。
鳥肌が立ったのは、このひとが書いていることはすべて実行してきたことだからです。口先だけかっこいいことを言っているのではなく、あたりまえに実行してきたから。
で、このひとの座右の銘は二宮尊徳の言葉
「遠くをはかる者は富み
近くをはかる者は貧す
それ遠きをはかる者は百年のために杉苗を植う
まして春まきて秋実る物においておや
故に富有なり
近くをはかる者は
春植えて秋実る物をも尚遠しとして植えず
唯眼前の利に迷うてまかずして取り
植えずして刈り取る事のみ眼につく
故に貧窮す」
「七つの習慣」の連続講義を通して、毎週話しているのが農場の法則。
今日植えて、明日刈り取れる作物はない。つまり一夜漬けの戒めなのですが、夢なくば計画なし、計画なくば実行なし、実行なくば実現なし。
どんな言い方をしても良いけれど、最初に必要なのは長期的展望なのだということ。
塚越さんというひとに会ったこともないし、寒天の生産がどれほど奥深いものかをこの本を通して知ったのですが、すごいなあ…と。
そしてまねできることは即座にまねしようと思いました。
「(企業の)成長は必ずしも善ではない」
「文化は企業を永続させる」
「会社は教育機関であるべきだ」
「経営とは伝えることである」
「労使の関係ではなく、同志の関係を」
「この会社で幸せになれるひとを雇用する」
さいごの「この会社で幸せになれる人を雇用する」という言葉にはしびれました。
ぼくも起業して3年目・・・スタッフは全員、向こうから飛び込んできてくれたひとだけです。まさに、幸せになれると感じて、飛び込んできてくれたのだろうと感じます。
「採用の失敗は教育では取り戻せない」ということを、前の会社の新入社員研修担当の経験から、身に沁みて知っています。
これからも向こうから飛び込んでくるひとだけを採用しようと思っています。
「ほわん」とした空気に優しく包まれる本でした。
なんだか、そういう本に久しぶりに出会った気がします。
名古屋のKさん ほんとうにありがとうございました!
こういう本を読むと3年前に「短期間で儲かる」なんていう名前の本を必死に読んでいたのが恥ずかしいとさえ思えます。儲かる戦略は短期的は必要なことだけれど、二宮尊徳ではないけれど、目先の利益に追われたら、結局は貧窮が待っている気がします。
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以上です。
寺地信義さんのことを紹介したサイトをご紹介します。
http://www.netpassport.or.jp/~wntera/profile.htm いずれ、それほど遠くない日に、一郎さんといっしょに寺地さんにお会いできるような気がしています。あたくしの「気」、けっこう実現でするんですよ。
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10日は朝10時に、浄光寺・林映寿さんの(有)マイクロスコープ社の新社屋(かっこいい!)にて、市川電子の新しい事業部の関久徳さんとともに打ち合わせ。同社は「栗子」のキャラクターや「Chestnut」(栗)のTシャツなどを展開されています。これからの交流が楽しみです。
11時半、桜井甘精堂本社にて桜井社長と面談。「小布施九条の会」について。
午後1時半、アラ小布施にて、荒川久治さんと面談。
【きょうの写真】上)シンガポールのシャイフルさんから届いた写真です。朝子と長女の星河、アスリート(SOフロアホッケー)のルクマンさん(左)、右はサフワンさん。みんないい顔してるね!ホワイトリンクにて。
下)シャイフルさんが撮ってくれた「自宅のコタツでくつろぐYUTAKA−SANとサフワン君」の図です。ホスト、面白かったです。シンガポールとの今後の交流が楽しみです。