Monochrome-Monologue

2006年8月
 2006年8月13日(日)  お盆+真風の誕生パーティー
kako/2006_8/10672424358.jpg
お盆です。
朝5時半に、掃除道具を軽トラックに積んで家を出て北斎館トイレへ。5人のみなさんと、2時間半かけて掃除しました。小布施掃除に学ぶ会の月例会。第2日曜日朝6時から、北斎館の外トイレで行っています。
9月は10日(日)朝6時から、場所は小布施駅公衆トイレです。テーマは「小布施の顔、深呼吸できるトイレに!」です。興味のある方はご連絡ください。道具の用意の関係などで、前もって連絡をくださるとありがたいです。
きょうは迎え盆。ご先祖さんの御霊を家のお仏壇にお迎えします。弟の木下靖さん・恵子さん夫婦、倉島稔さん・利枝さんと子どもさんたちも、夕方にはそろい、みんなで玄照寺さんのお墓参りに行きました。
長男の真風の誕生日でもあります。今年は20歳。あの日からもう20年が過ぎたのですね。数年前から恒例の、みんなそろっての誕生パーティーで、庭でバーベキュー大会を楽しみました。少し前に解禁したので、あたくしもビールをいただきました。
しばしののち、隣の家の持田さんご一家も合流。総勢20人の集いとなりました。食べすぎ。いいお盆です。

【きょうの写真】上機嫌のみんなです。撮影者も酔っていて、ぶれてます。
 2006年8月15日(火)  高校の同級会29回目!
kako/2006_8/1067242459.jpg
昨夕は、妻朝子と車で奥志賀高原へ。指揮者の小澤征爾さんと若い演奏家たちの舞台を楽しみました。長野電鉄の森の音楽堂で開かれました。春に病に倒れた小澤さんですが、見事にカムバック。松本市でのサイトウキネンに向けた最終調整を、ご自分の別荘がある奥志賀で行ってきました。小澤さんのスキーの指導者である、元五輪選手・杉山進先生と奥様の信子様、友人の関眞澄さんご夫妻に、チケットを手配していただきました。ありがとうございます。
15日午後、須坂駅前の居酒屋えむらさんにて、須坂高校の同級会「田中三二良先生を囲む会」が開かれました。14人が参加しました。万年幹事を引き受けてくれている前阪政明さんのおかげです。毎年同じ日の同じ時刻、同じお店の同じ座敷、同じ献立、2次会も同じスナック。これがいいんですね。来年も元気な姿で会えますように。
【きょうの写真】29年ぶりに再会した友人も2人いました。お変わりなく、元気でした。来年は30周年! なので盛大に、同じ日に同じ場所で開きます。
 2006年8月23日(水)  穂孕みの水
kako/2006_8/10672424223.jpg
お盆の16日朝、軽トラックにビーバーを積んで延徳田んぼのわが家の水田へ行きました。お盆前は執筆の仕事に専念していて行けませんでしたので、お盆中でしたが思い切って、畦草刈りをしました。面積は1反5畝。230メートルある四辺に生えた雑草を刈ります。一人でやると2時間半かかります。朝、日の出直後の田んぼの空気は、甘いです、ほんとに。
お盆後の今月いっぱいは、水を田んぼに張ります。この水を「穂孕みの水(ほばらみの水)」というのだそうです。穂に米の実を孕ませるために欠かせない水、という意味なのでしょうか。母が教えてくれました。水の管理は妻の朝子さんがすべてになってくれています。今年もいいお米がたくさん収穫できそうです。
23日午前、長野市内の企業へ。昨年秋から進めてきた仕事の大詰めの段階です。

【きょうの写真】16日朝、畦の草刈りを終えて。稲穂は緑色、白い小さな花が咲いています。遠くには、北信五岳が見えます。幸せだよな、おれ、と思えるひとときです。
 2006年8月24日(木)  「そよぐ」の漢字は?
ある会社についての文章を書かせていただいております。桜をこよなく愛した創業者が植えた桜の古樹。根元には後継ぎになるであろう若い細い幹が立っている様を描きました。「頭(こうべ)をすっくと天に向けて、風にそよいでいる」。
で、「そよぐ」という何気なく使ってきた言葉に興味が湧いて、パソコンで漢字変換してみました。「戦ぐ」。なぬ!? 戦い、戦争・・・? 辞書を引いてみると、こう出ています。「そよ・ぐ 2 【▽戦ぐ】(動ガ五[四])草木などが風に吹かれ、静かな音を立てながらゆれ動く。」 意味は思っていたとおりなのですが、漢字は戦ぐ、なのですね。
白川静先生の『字統』で「戦」にあたると、左の単は盾(たて)、右の戈(か)は、ホコという武器。とても、そよぐの意味には似合いません。戦の訓読みには、「たたかう」、「そよぐ」のほかに、恐れおののくの「おののく」があります。一文字がこれほどに複雑な、正反対ともいえる意味を持ち合わせているのですね。
「勇猛果敢に戦う兵士も、内心は恐れ戦き、その気持ちは風に戦ぐ葦のように揺れている」ということなのでしょうか? 心の機微、詩を内包しているのですね。漢字っておもしろい!
きょうは、母が左目の白内障の手術のため、午後、須坂市の宮本眼科さんへ車で送迎しました。30分ほどで手術室から歩いて出てきて、「ちょっとだけ痛かった。がまんはできたけどね」。30代の敏腕医師、宮本先生にすべてを委ねたひとときでした。いま、自宅のあたくしの仕事場の隣の自室で休んでいます。
日中はアブラゼミの真夏、早朝や夜はコオロギが庭で鳴く初秋です。
 2006年8月27日(日)  慈雨の夕べ
kako/2006_8/1067284238.jpg
朝4時ころから、うそうそとごそごそと仕事場と自宅のあたりで、もぞもぞやっております。いまの仕事の主題は、昨年秋からつづけてきたある企業の記念誌の総まとめ。資料集的な本ではなく、物語を一つずつ積み上げて、一冊の物語に仕上げる仕事です。読み応えのある300ページほどの書物になる見込みです。いまのところ、非売品ですが。
近ごろになってはじめているのは、中島千波画伯の画業半生を伝記としてまとめる本のための資料読みです。小布施町出身の千波画伯、美子夫人のご了解をいただき、取り組ませていただくことになりました。1年がかりの仕事です。松岡正剛師の「千夜千冊」で画論、画談の文章を読んだり、いままでの画伯に関する本の解説文を読んだりしております。
夕方。雨が降ってきました。昨夜に続く雨。静かな雨です。母がまいた白菜の種がほんの小指ほど芽を出しています。その芽にいい雨であること、あしたは大根の種をまけることを、母が喜んでおります。慈しみの雨。ありがたいことです。
文屋にも、”慈雨”を頂戴しております。長野市のSさま、って匿名の必要もないですね、佐藤寛さんから、「さて、最近、WEBで調べごとをしていて、文屋の名前に出会ってびっくり」と、あるサイトをご紹介いただきました。佐藤さんには13年前から大変お世話になっております。
「人と情報の研究所代表の北村さんという方が、昨年、埼玉県の幹部職員を対象に行った講演だそうですが、議事録のいちばん最後の方に紹介されていました。http://www2.shizuokanet.ne.jp/sabu/saitama.html ご参考までにお知らせします。」
北村さんとは、北村三郎先生のこと。「企業経営、一つの理想」と題して、「脱常識、少数派企業の1つの事例として、長野県伊那市にある寒天メーカー伊那食品工業を紹介します」と語りだし、末尾で、「参考書としては、『いい会社をつくりましょう』という本があります。長年、社長を勤めた塚越寛さんが書いていますが、文屋という出版社から出ています。この文屋というのは、講談社とか、文芸春秋のような大手の出版社ではない。長野県小布施にあるローカルの出版社が出している本なのですが、今密かにブームになっています。
 だから世の中の表面に出ている変化よりも、ずっと深い層のほうで起きている変化を見極めながら、将来の大きな変化を予測して経営をしていくことが重要になっていきます。」
北村先生、そして佐藤さん、ありがとうございます。
【きょうの写真】去る6月7日、塚越会長(右から3人目)、鍵山秀三郎氏(イエローハット創業者、日本を美しくする会相談役)との対談を終えて、都内のホテルにて。お二人の間の方は、司会役の白鳥宏明さんです。この本は来年早春に上梓させていただきます。
 2006年8月29日(火)  9月10日朝6時、小布施駅へ!
朝3時から2時間半、仕事場。それから外仕事をしてシャワー、朝食、新聞、朝茶をして、机に戻りました。もうすっかり、こんな暮らしの段取りです。なので、夜は9時にはおねむです。
きょうは昼前から、車で伊那の伊那食品工業さんへ参ります。「かんてんぱぱ」の会社といったほうが、わかりやすいですね。同社の創業者で『いい会社をつくりましょう』の著者・塚越寛さんのご縁で、九州の名物パン屋さん「木輪(きりん)」さんの経営者・芳野様ご夫妻とお会いします。本をお送りするなどでおつきあいいただいておりますが、お会いするのはきょうが初めて。人気のお店を営まれているご夫妻にお会いするのが、楽しみです。
ところで、9月10日(日)朝6時、小布施駅にいらっしゃいませんか?駅の公衆トイレを2時間半かけて磨きます。小布施掃除に学ぶ会の月例会です。ご希望の方は、木下までお問合せください。参加は無料。長靴と汗拭きタオルをご持参ください。
じゃ、行って参ります。みなさんも、佳き一日を!

戻る