Monochrome-Monologue

2007年1月
 2007年1月1日(月)  和合の暮らしの一年に
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新年が明けました。みなさん、おめでとうございます。昨年は大変お世話になりまして、ありがとうございます。おかげさまで、元氣に新しい年を迎えることができました。
昨年は、家庭、小布施、出版と、それぞれの場において、自分の本来あるべき姿、本来なすべきものごとはなにかを考える機会に恵まれました。今年は、その考えをより鮮明に具体化させていく毎日にしていきます。
人と和合し、平和の基を築く。平和憲法をきちんと守ること。武力なき対話による平和の理念、理想を世界にお伝えすること。のそのために、家庭、仕事、地域において、あたりまえのこととして「和合の暮らし」を積み重ねること。日本という国の歩みゆく道は、これであると思います。
ところで、年賀状、まだ一通も書いておりません。お送りくださったみなさん、お返事は必ずいたしますので、お氣を長くして、お待ちください。ごめんなさい。
今日は朝6時半から、村の飯田郷元神社にて、神事があり、庭の焚き火の番をいたしました。10時より村の公会堂にて、隣組10軒の初寄り、酒宴。それから仕事部屋に戻り、初仕事をいたします。暖かいうちに、一汗かいてこようと思います。ではみなさん、よきお正月を!
【きょうの写真】上)飯田の神社から仰ぐことのできた初日の出です。群馬の万座という山々のてっ辺から昇りました。
これから季節は厳寒期。でも冬至は過ぎているので、日の出の時刻は早くなり、日の出の場所もだんだん北へ移っています。真冬に向かうのに、日は長くなる。このズレ感は、期待を抱かせてくれるので、好きです。
下)神社のお宮で焚いた焚き火。この炎のごとく氣を燃やします。
 2007年1月2日(火)  日本酒を味わえる「ながい」さん
みなさん、居酒屋「ながい」をご存知でしょうか? あたくしは10年近く前に、実弟の倉島稔さんに紹介されて(だったかよく覚えていないのですが)、初めて訪れました。長野市の市役所前駅に近い、ビルの1階にあります。
去る12月29日夕方4時、稔さんと一年ぶりに「ながい」さんの暖簾(のれん)をくぐり、ご主人の永井さんにお会いして日本酒をいただきました。毎年暮れの29日は、兄弟2人、永井さんのお酒をいただくことにしているのです。いつもの快活なお話は、良い日本酒を本当に心底から愛しているのが伝わってきます。それぞれの日本酒とそれに合う、相性のいいお料理のことを語る永井さんの笑顔は、「これぞ天職!」といえるお仕事をされている男の姿だと、カウンターの椅子に座るたびに思うのですが、今回はとくにそれを実感しました。
サイトのご案内文に、永井さんはこう書いておられます。「備前焼・信楽焼など焼締(やきしめ)の器に米文化の粋・選び抜いた日本酒とおまかせ料理のコラボレーションをお楽しみください。 小さな店です。ご予約をお待ちしております。」
そして署名は、「酒と料理の案内人 錦小路のみまろ(自称)」。お名前の由来は「店の営業場所が三十年前は錦町と呼ばれていました。その錦町のわかりずらい路地で営業しておりますので、錦小路でございます。ワインと料理は「ソムリエ」、日本酒と料理は「飲むリエ」と呼ぶそうです?。そこで「のみまろ」と名のりました。」 洒落と冗談で生きている粋人(いきびと)永井さんらしいコメントです。近頃は、家庭菜園を始められ、生きのいい大根などを、時機がよければ供してくださいます。
「日本酒は甘、酸、辛、苦、渋の五味があります。甘みによって心が安らぎ、酸によって体の疲れが取れ、アルコールによって高揚し、楽しくなり、苦味と渋みによって情緒が安定すると思います。 酸の中にはレモンのようなフルーツの酸からヨーグルトのような酸まで色々あります。料理の旨み成分も少ない物から多いものまで色々です。時には発酵食品まであります。日本酒に含まれるアミノ酸の量も色々です。 料理に合わせた日本酒か、日本酒にあわせた料理か後は「錦小路のみまろ」におまかせください。」
どうです? ここまで読んでくださった方ならば、行ってみようかなと思うのでは? どうぞどうぞ! 女性が一人で訪れても、気持ちよく過ごすことができますよ。あたくしたちが楽しんでいる約2時間のうちに、30代と20代(?)の”常連”の女性が、それぞれお一人で見えて、お酒と料理を召し上がっていました。ごく自然に。すてきな光景でした。
次回、あたくしは、いま取り組んでいる大きな本の企画が発刊になる記念に、仲間と伺う予定です。早春になるでしょう。奥様とお2人(いずれ息子さんも後継?)、長い時間をかけて育んでこられた小さなお店です。扉を開けたとき、自然に「きょうはお世話になります、お願いします」という言葉が口から出てしまうような、いい感じの雰囲気が漂っています。
永井さんのホームページ http://homepage3.nifty.com/izakaya-nagai/index.html
 2007年1月9日(火)  いのちの王国 for others
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昨日、人と情報の研究所主宰・北村三郎先生にご案内いただいた「ヒトの教育の会」のシンポジウムに参加しました。午後2時から5時までの講演・シンポと、懇親パーティー。市ヶ谷で開かれました。
松下政経塾の元塾頭で、現在、志ネットワーク、青年塾代表の上甲晃先生がお話の中で、「志とは英語で言うとfor othersです」と断言されていました。
自分以外、他者のためになることを考え、行動しようとする心、ということでしょうか。公に尽くす、ともいえると思います。だれにでも利己心はあります。志を広く、高くもつ。高いほどいい。高ければ、個人的な、小さな、目先の成功に満足しない。小成に甘んじないで、どんどんと高みを目指せるようになる。高い志が、まだまだ〜!という心と体のエネルギーになってくれる。そんなお話でした。
また上甲先生は「いのちの大国」という鍵言葉をお示しくださいました。経済大国、文化大国、政治大国、軍事大国、と国家像を示す言葉がたくさんありますが、これからの世界において日本のあるべき、目指すべき姿は「いのちの大国です」とのこと。その意味は、平和国家、前例のない高齢化先進国として向き合う立場、いのちの元である水が豊富にある、森と農業を生かしていく可能性、極端に低い食料自給率を向上させるという課題…いずれも「いのち」を育むテーマであるからだそうです(私の解釈も入っていますので、文責は木下です)。
日本は、日本人である私たちは、「いのちの大国」をfor others[志]として、世界に生き、世界に貢献する。それが私たちの道ではないか。上甲先生のお話を、私はこのように受け止め、共感しました。
平和憲法の堅持を語るとき、「現実論」で反論する改悪論者がいます。「米国との安保、世界第一位の米国の軍事力と密に連携した自衛隊の現状、米国との高い比率をもつ日本の貿易」などを、「現実」として掲げ、もっともらしく「アメリカに押し付けられている」という「現実」を棚に上げた日本の軍事大国化(防衛「省」、安保の見直し、そして平和憲法の改悪)を支持しています。そして平和憲法を守ろうという人たちを「理想論者、現実知らず」と批判します。
「現実」は人によって、とらえかたが異なります。その人の志や、志ゆえの想像力の大きさによって変わるのです。米国との親密さは、米国が戦後の占領を始めた、わずか60年ほど前からのことにすぎません。安保条約の関係も半世紀ほどの時間にすぎません。アジア、世界にはたくさんの国があります。EUや南米の国々の連合体、そしてアジアなど、地域単位での友好関係を構築するのが世界の潮流です。一国に偏重した関係を軸にすることは、弊害のほうが多いのです。こうしたことも「現実」です。50年、60年ではなく、100年、1000年という長い視野をもつ力をもっているのも、人間という生き物の「現実」なのです。
現実、といえば、教育基本法改悪、憲法改悪のつぎに、どんな現実が待っているのでしょう? 徴兵制、です。彼らは、自分たちの子どもや孫たちが、軍隊に取られる徴兵を定める法律のことをどう考えているのでしょうか。子や孫を戦場に送る道筋を、安部政権、自民党は進めようとしているのです。これが「現実」なのです。
近視眼的、利己的な、軍産複合体が支配する米国との、安保を軸にした関係は解消する。ゼロの戻す。戦争をして、一人でも多くの人間を殺さなければ「成長」できない死の商人との縁を断つこと。そして平和憲法を軸にした「いのちの大国」を目指す。この路線を、わたくしは歩みたいと思います。暮らしも仕事も、私の軸はこれで参ります。
上甲先生の「大国」を私は「王国」と言い換えたいなと思っています。大国、小国という「規模」をイメージさせる言葉ではなく、「王国」。王様は誰か? 私たち住民、国民、生活者です。この視点は、市村次夫さんの「産地から王国へ」という鍵言葉からいただいたものです。
【きょうの写真】7日朝、小布施掃除に学ぶ会が、千年樹の里・小布施町健康福祉センターにて月例の掃除をさせていただきました。2時間ほどかけて、16人で便器を磨きました。さっぱりしてから、温かいコーヒーをお菓子をいただきながら、ゆっくりと話をしました。みんなが帰ってから、窓辺にあった自動の血圧計に右腕を入れて、計りました。
血圧はふつうより低め(低血圧ではないです)で、いつもと同じくらい。脈拍数はいつもより少なめで64でした。お掃除をすると健康にもなるのかーと、ひとりで微笑んでいるあたくしでした
 2007年1月10日(水)  1月のお掃除月例会は14人でした!
1月7日(日)朝6時から開いた、千年樹の里・町健康福祉センターでの掃除に学ぶ会の月例会は、16人にご参加いただきました。昨年夏、5人から始めた月例会は、いつも10〜20人にご参加いただけるようになってきました。
私の夢は、小布施町の暮らしと産業の軸、文化の基盤して「掃除」を定着させることです。10年構想で進めます。掃除をすべての出発点に置く。そうすることで、産業、医療、福祉、教育、そして観光などの交流も、今以上に上質に、そして住民も来訪者も幸せを感じられるようになる。そう確信しながら、小布施掃除に学ぶ会の事務局をさせていただきます。
今回の参加者は、つぎのみなさんです。いつものように、苗字のみのご紹介です。小西さん、中村先生、青松先生、井出さん、林さん、永井さんご夫妻、太田先生、若松先生、小林さん(信州大教育1年生)、原さん(社協)、安田さN(ボラセン)、櫻井さん(佐久市より!)、木下。
2月の月例会は11日(日)朝6時より、千年樹の里にて。3月は11日(日)に小布施中学校で200人規模にて開催します。詳しくは私にお問い合わせください。
きょうあす、松本に取材に参っています。みなさん、よき一日をお過ごしください。

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