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メールマガジン「文屋だより」は、
百年本の文屋代表、小布施人、農士、「美日常」提唱者として、
ものごとの原点(本来あるべき姿)を考えつづける筆者が、日々、交流の場を綾なしながら、
みなさまの人生とビジネスのお役に立つことを目的に、お届けしております。

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vol.110 「お掃除を暮らし文化に」その1

2016年03月13日

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(きょうのテーマ)

「お掃除を暮らしの文化に」

その1

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★お掃除10周年★
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信州小布施の小布施中学校では、
きょう、
「掃除に学ぶ感謝の会」が開かれます。


主催するのは、
「NPO法人日本を美しくする会」に属する
「小布施掃除に学ぶ会」。
http://obuse-souji.com/index.html

「長野便教会」という先生方の会や、
セイコーエプソン労働組合、
渋温泉掃除に学ぶ会などのお仲間も共催し、

地元小布施町も応援してくださっています。


小布施掃除に学ぶ会の趣旨は、
「お掃除を暮らしの文化に」。


毎月第2日曜日の朝、
小学校や公共のトイレ掃除を、
続けてきました。

毎年3月は、
高校入試を終えて、卒業式を間近にした
中学生といっしょに、

この中学校のトイレ掃除をする
「年次大会」を開いています。


今回の参加人数は165人。

きょうで10年、10回目を迎えます。


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★成人式の前に新成人がトイレ掃除★
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お仲間の太田智明先生(木島平中学校)が、
長野便教会の会報に書かれた文章を
引用いたします。

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「おはようございま〜す」

「あけましておめでとうございます」

1月9日(土)朝6時。

まだ暗い中、
「小布施掃除に学ぶ会」の1月の月例会に
参加する人たちが続々と集まってきた。

場所は、小布施町の町民会館「北斎ホール」。

翌10日(日)に、
小布施町の成人式の会場となる場所だ。

「小布施掃除に学ぶ会」では、
月例会は基本的に毎月第2日曜日に
栗ガ丘小学校と決まっている。

しかし毎年1月の月例会は、
新成人の皆さんの門出をお祝いする意味も込めて、

成人式の会場となる「北斎ホール」を、
成人式の前日にお掃除させていただいている。

これは「小布施掃除に学ぶ会」

10年の歴史の中で、
かなり早い段階から定着していたように
記憶している。

その月例会にうれしい異変が起きたのは、
昨年のこと。

「小布施掃除に学ぶ会」代表の木下豊さんが、
成人式の実行委員会のメンバーに
式前日の月例会への参加を打診したところ、

新成人の皆さんは
「ああ、あのお掃除ですね。わかりました」と
即答で参加を了承してくれたのだそうだ。

新成人の皆さんがすぐに「あのお掃除ですね」
と反応できるのは、

「小布施掃除を学ぶ会」では
毎年3月の卒業式直前の日曜日に、
小布施中学校を会場にして

「小布施掃除に学ぶ感謝の会」を
開催してきたからである。

それに、彼らの中学時代には、
長野便教会の発足メンバーである
中村文成先生と武田光枝先生の

重鎮(じゅうちん)2人が
そろって小布施中に勤務していたわけだから、

彼らとっては中学時代に毎日やっていた
「懐かしい」お掃除なのである。

そんなわけで、
今年も実行委員会の皆さんを中心に、
10名もの新成人の皆さんが月例会に参加してくれた。


いざお掃除が始まると、
「どうするんだっけ?」と言いながらも、
体はしっかりと覚えているようだ。

もう働いている若者は、
きっと職場でも鍛えられているのだろう。

あれこれ細かな指示を出さなくても、
自ら汚れに気づいて黙々と
お掃除をしていく姿が実に頼もしかった。


成人の日の報道を見ると、

自分に与えられた時間とお金と労力を、
「自分を光らせるために使う若者」がいる。

その一方で、
こうして「人を光らせるために使う若者」もいる。

この違いは大きい。

「小布施町の将来は、きっと明るい」

今年もそう確信したのであった。

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太田智明先生、前文引用をお許しいただき、
ありがとうございます。


日本を美しくする会は、
イエローハットの創業者
鍵山秀三郎さんの徹底したお掃除の

考え方と生き方に学ぼうと、
創設されました。


鍵山さんの、
暮らしと働きに生かす「掃除道」については、

塚越寛さんとの共著
『幸福への原点回帰』(文屋)に収められています。
http://www.e-denen.net/index.php/books?_id=18


10年前に、小布施中学校で、
小布施掃除に学ぶ会のみなさんと、
徹底したお掃除を体験された生徒は、

15歳に10年を足すと25歳です。

これからの社会を、
小布施を担っていく人たちの心と体に、

徹底した「世界最高峰の」お掃除体験が、
息づいています。


日々、この一瞬に意識を向けて、
生きていきたいと思います。


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★きょうの気づき★

◆お掃除は、
「根っこを養う」「良樹細根」の
原点にして頂点。

お掃除を暮らしの文化に

◆自分に与えられた時間とお金と労力を、
「自分を光らせるために使う若者」がいる。

その一方で、
こうして「人を光らせるために使う若者」もいる。

◆よき師と友との良縁を養うことは、
「根っこづくり」の要諦(ようてい)。

◆地域、業界の枠を超えた学びから
ショックを受けて、自己・自社改革を。


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