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メールマガジン「文屋だより」は、
百年本の文屋代表、小布施人、農士、「美日常」提唱者として、
ものごとの原点(本来あるべき姿)を考えつづける筆者が、日々、交流の場を綾なしながら、
みなさまの人生とビジネスのお役に立つことを目的に、お届けしております。

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vol.122 現場の空気はお客様に伝わる。その 1  菓匠 Shimizu の「純生ロール」。

2016年03月27日

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(きょうのテーマ)
現場の空気はお客様に伝わる。その1
  菓匠Shimizuの「純生ロール」。

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★厳選した地元の旬の素材をお菓子に★
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前号で、
「文屋の約40点ある書物のうち、
その多くは、

「文屋からほんをっだすのが初めて」
という方々です。

わたしの方針で
そうしているのではないのですが、
結果的にそうなっています。」

と書きました。


文屋から本を出してくださっている
ご著者のお一人、

長野県伊那市の菓匠Shimizu
(かしょう・しみず)社長 清水慎一さんは、

最初のご著書『世界夢ケーキ宣言!』を、
2010年(平成22年)8月、35歳の時に、

二つ目のご著書

『縁(えにし)
〜菓匠Shimizuと
伊那谷(いなだに)の365日』を

2014年(平成26年)12月、39歳の時に、
いずれも文屋から出版されました。


『世界夢ケーキ宣言!』の帯には、

「企業成長の秘訣(ひけつ)がここにある

感謝の心。人を幸せにする喜び。
家族の和合、仲間との絆。
そこからうまれるハイモチベーション

『日本でいちばん大切にしたい会社』
(あさ出版)の坂本光司教授が注目!」

と記されています。

清水さんは本書で、

誕生からの自伝的な描写とともに、
「夢ケーキ」というプロジェクトに込めた
熱い想いを書き込んでいます。


一方、『縁(えにし)』は、
菓匠Shimizuのお菓子づくりに込めた考え方を、

お菓子に使っている素材と生産者を紹介しながら、
美しいカラー写真とともに、
具体的に描写しています。

巻末には、
清水さんが師事し、私淑(ししゅく)する
思想的実践家・北川八郎さんとの対談

「与えつづける商い」が掲載されています。


「伊那谷を、めしあがれ
〜土地との素材を生かす」の章では、

卵 大原農園組合

牛乳 すずらんハウス

ブルーベリー ブルーベリーHill 篠原

など、厳選された旬で新鮮な素材を提供する
地元の13の農家や会社を訪れた清水さんが、

現場の人たちと語り合った話と姿が、
盛り込まれています。


それぞれの素材には、
それを使った

「ブルーベリータルト」
「巴里パリパイシュー」
「純生ロール」・・・が、

カラー写真とともに紹介され、
読んでいるだけで、
「口福(幸福)」な気分に満ちてきます。


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★現場の空気はお客様に伝わる。
      「純生ロール」のお話★
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本書の制作は、一年半に及びました。


理由の第一は、

文屋の仕事運びが遅いから(汗)ですが、

理由の第二は、

一連の旬の素材と畑とお菓子を撮影するには、
すくなくても四季を一巡する=
一年間をかける必要があったからです。


わたしたち制作チームのスタッフは、
清水さんから、

「そろそろ、洋梨が旬です」

「メイヤーレモンが熟しました」

と連絡をいただいて取材に伺い、
畑で生産者のお話を伺い、

お店に戻って、
その素材を使ったお菓子を撮影し、

そのお菓子の誕生物語を、
清水さんから伺うということを、
くり返しました。

その都度、
撮影済みのお菓子をいただいてしまい、

それが本書制作の「極上の楽しみ」
となりました。ごちそうさまでした!


清水さんにたくさんのお話を聴いた中で、
いちばん印象に残っているのは、

「現場の空気はお客様に伝わる」です。


「純生ロール」

菓匠Shimizuの看板・定番商品です。


わたしは、

自宅の冷蔵庫にこのお菓子がある間は、
「何があっても幸せを感じることができる」

ほど、大好きなお菓子です。

このお菓子を紹介する、
清水さんの文章を、
本書から引用しますね。


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「純生ロール」

卵と砂糖、薄力粉という
シンプルな組み合わせでつくるロール生地。

だからこそ素材のおいしさを
存分に味わえます。

つくり手にとっては、
ごまかしのきかないお菓子です。

おいしいロール生地を焼くコツは、
ワクワクした明るい気持ちでつくること。

材料の配合や手間だけを守っても、
つくる人がイライラしていたり、
暗い空気を放っていたりすると、

その空気を生地が抱き込んで、
おいしさを損(そこ)なってしまうのです。

************


記事が現場の空気を抱き込む!


本書には、
お菓子づくりの現場でいまも現役で働く
御両親と清水さん、

清水さんの奥様と三人のお子さんの
ほほえましい写真も掲載されています。

最初のご著書
『世界夢ケーキ宣言!』の副題は、

「幸せは家族だんらん」と付けられました。


「人間だもの」いつもいつも、
和やかでおだやかな気分とは限りません。


それでも、

家族だんらん

和やかな生き生きした職場

お客様が「菓匠Shimizuに遊びに行きたい」と
思ってくださるお店

を心がけ、
心がけつづけること。


信州の地方のまち「伊那市」の一隅で、
全国から見学や視察を受け入れるほどに、
注目を集める「商いと経営」をつづける

菓匠Shimizuの、
「成長の秘訣」を垣間見たメッセージでした。


厳選した地元の旬で新鮮な素材

それ以上にたいせつなのが、

菓匠Shimizuという舞台の主役である、
つくり手=スタッフみんなの幸福感と、

幸福感に満ちた現場の空気なのですね。


【お知らせ】

清水慎一さんと高野登さんの
トーク&サイン会が決まりました。

日時:7月2日(土)午後

会場:菓匠Shimizu2階
   カフェ・ポンデザール

時間帯、参加費、予約方法などは、
決まりましたら、
このメルマガにてお知らせいたします。


つづく

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★きょうの気づき★

◆おいしいロール生地を焼くコツは、
ワクワクした明るい気持ちでつくること。

家族だんらん

和やかな生き生きした職場

お客様が「菓匠Shimizuに遊びに行きたい」と
思ってくださるお店

を心がけつづけること。

トップが、
主役幸福(従業員の幸福感)の向上に、
専心すること。

◆美日常のまちでは、

主役幸福・顧客感動・感動波及・結果利益

となり、

さらにスパイラルアップした

主役幸福・顧客感動・・・と
好循環がつづいていく。

これは、
企業経営でも、
まちづくりでも、

家族経営でも、
自分経営にも通じる、

「王道」。


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