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百年本の文屋代表、小布施人、農士、「美日常」提唱者として、
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vol.225 性善説でコストは自然に下がる その1

2016年07月13日

みなさん、こんにちは。お元気ですか?


みなさん、毎日、文屋だよりを、
お受け取りくださいまして、
ありがとうございます。


◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎

信州小布施 美日常の文屋だより vol.225

和合と感謝

百年本を世界へ未来へ。

◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎


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★文屋・木下豊について
http://www.e-denen.net/index.php/about_rinen

ダ・ヴィンチニュース【超本人】
http://ddnavi.com/news/268966/a/


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(きょうのテーマ)

性善説でコストは自然に下がる その1


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★開く防犯は性善説★
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前号で、「文屋だより」の読者樣
磯輪英之さんからのお便りを、
ご紹介させていただきました。


磯輪さんが社長をおつとめの株式会社ISOWA
(読み:いそわ。愛知県春日井市)は、
ダンボール機械の世界トップメーカーです。

年間売上高125億円(2016年度)
従業員数265人(2016年3月)


磯輪さんは、わたしが223号で書いた、
「閉じる防犯」と「開く防犯」についても、
ご感想をくださいました。


小布施町にオープンガーデンに参加している
栗ガ丘小学校と小布施中学校のお庭には、

だれでも、いつでも、自由に出入りでき、
お花畑を見学できること。

二つの学校には、
都会の学校によく見られる

高いコンクリート製の塀や、
重い鉄製の柵、錠前(じょうまえ)もないこと。


「閉じる防犯」と対極にある
「開く防犯」の発想をご紹介しました。


磯輪さんからのご感想です。


「開く防犯。
ISOWAはご存知の通り、
オフィスレイアウトが思いっきり開かれています。

「見える化」も、
ISOWAの風土の一翼を担っています。

そういう意味では、木下さんの

「これは、企業の組織風土の養成にも、
活用できるのではないでしょうか。」

の「言う通り」です。


ただ学校については・・・

私が、子どもの小学校のPTAの会長をしていた時に、
大阪府池田市の
大阪教育大学附属池田小学校で、

小学生無差別殺傷事件が起こりました。

子どもたちの学校も
同じ教育大付属小学校ということで、
とても大きな問題となり、

以来、やむを得ず、
より徹底的に閉じた防犯へと傾きました。


私も、本当は「開く防犯」を望んでいるんですが、
小布施の様な平和な町なら可能ですが、
都会の小学校では、本当に難しい問題です。

そういう過去の事例がありながら、
開いたままで対策を講じず、
万一のことが あると、

公務員である学校の先生にとっては
世間からの批判は、
大変なものがあります。


これは企業でも同じことです。

ISOWAの様に、
徹底して開いた組織を維持しているのも、

非上場の企業で、
経営者の信念があるからできることであって、

「機密保持の観点から見て、どうなのか?」

などと言い出せば、
まったく一般的な時流から外れた施策です。


世の中はすべて「性悪説」に立って
管理される方向ですから。


それを、少なくともISOWAという会社では
社員を信じて「性善説」で経営することを
社員に公言し、

社員もそれに応えてくれているからこそ、
継続できることです。


企業という限られた空間、組織の中でこそ、
何とか実現できるものであって、

学校となると、中にいるのが児童ですから、
難しいですね。

まったく住みにくい世の中ですね。

小布施がうらやましいです。」



磯輪さん、ありがとうございます。


おおせのとおり、

「開く防犯」は、
そのまちの風土が可能にしているのだと
思います。

同様に、
「開く防犯の経営」は、
その会社の風土が可能にするのだと
思います。


磯輪さんがつねづね言われている
メッセージ。

「戦略は氷山の水面上の部分、

組織風土は氷山の水面下に隠れている部分」

「戦略と組織風土は正に表裏一体」

の視座を、
そのまま当てはめることができますね。


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★性悪説ベースの日本★
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かんてんぱぱ・伊那食品工業株式会社の
会長・塚越寛さんと、鍵山秀三郎さんとの共著
『幸福への原点回帰』(文屋)
http://www.e-denen.net/index.php/books?_id=18


経営書のロングセラーとなったこの本で
塚越さんは、

「性悪説ベースの日本」という節を設け、
つぎのように書いていらっしゃいます。


************

日本の企業の経営手法を見ていると、
その発想が性悪説にもとづいていると
感じる部分があります。

これは個々の企業というよりも、
日本人の気質や精神文化に根ざした
問題かもしれません。

わかりやすい例が、電車の改札です。

日本で電車に乗ると、
ホームへの入場時と降車・集札時の二回、
ときには車内でも改札を受けます。

その周到さたるや、
アリ一匹も入れる隙間がないほどです。

それだけ念入りな改札を徹底させるには、
巨額の管理費が必要になります。

結果として乗車賃も高額になるわけです。

ヨーロッパを旅すると感じますが、
あちらは性善説の国が多いようです。

駅に改札はありますが、ほとんど形ばかりで、
切符の入鋏(にゅうきょう)は
個人意思に任されています。

新幹線のような特別な列車以外は、
切符を改札口で回収することもありません。

このシステムでは、
入鋏をせずに乗車すれば、
同じ切符をもう一度使えることになりますが、

それをして見つかると高額な罰金を科せられます。

仮に不正をはたらいた乗客がいたとしても、
それは乗車賃を払えないほど貧しい人だから、

運行コストに大きな影響がない以上は
一人や二人は見逃そうという考えのようです。


日本では、どうでしょうか。

悪いことをする人間が一人でもいたら、
必ず見つけ出して手柄にしようとしている
ようにすら感じられます。

切符の例に限りません。

日本の会社は、ある程度規模が大きくなり、
名が知られるようになると、

門の前に守衛を置いたりしますね。

それは、悪い人が入ってくるという前提に
もとづいているからです。

しかし、それでは会社を訪ねてくださる
お客様を端から疑っているようで、

お互いに気持ちがよくありません。

ですから当社では、
意識的に守衛を置かないことにしています。

性善説にもとづいているわけです。


性善説をベースにすると、
管理費や人件費も抑えられます。

ですからヨーロッパの鉄道は、
日本に比べてずいぶんと乗車賃も安いのです。

日本では、
新幹線に乗ると無料で持ち帰ることのできる
冊子が全席に配られていたり、

グリーン車では座席確認のためにおしぼりを
くれたりしますが、

こうしたサービスのあり方も
見直す価値はありそうです。

性善説にもとづいて、
費用を抑えた経営ができれば、

安い乗車賃でもっと多くのお客さんに
喜んでもらえるのではないでしょうか。


発想を少し変えるだけで、
会社をよりよく育てていく方法は
まだまだ見つかると思います。


************


「性善説をベースにすると、
管理費や人件費も抑えられます。」


では、性善説の経営をするには、
どうしたらいいのでしょうか?

磯輪さんは、

「それを、少なくともISOWAという会社では
社員を信じて「性善説」で経営することを
社員に公言し、

社員もそれに応えてくれているからこそ、
継続できることです。」
と書いてくださいました。


社長と社員との厚い信頼関係を感じます。


つづく


***************************

★きょうの気づき★

◆磯輪さんが「目標」とされている

株式会社ISOWAのモットー

「気楽にまじめな話ができる、
世界で一番社風のいい会社」

本気にまじめに、気楽に、
「世界一の社風」を目指す同社。


「戦略は氷山の水面上の部分、

組織風土は氷山の水面下に隠れている部分」

「戦略と組織風土は正に表裏一体」


◆株式会社ISOWAさんと社長の磯輪英之さん

公式サイト: http://www.isowa.co.jp/

磯輪さんのブログ『磯輪日記」:http://blog.goo.ne.jp/h_isowa/

をご参照ください。

◆小布施町のオープンガーデン

ホームページ:
http://www.town.obuse.nagano.jp/site/opengarden/


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