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百年本の文屋代表、小布施人、農士、「美日常」提唱者として、
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vol.243  「小さな町こそ、すてき。」小説家・城山三郎さんのメッセージ その3(完)

2016年07月31日

みなさん、こんにちは。お元気ですか?


みなさん、毎日、文屋だよりを、
お受け取りくださいまして、
ありがとうございます。


◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎


信州小布施 美日常の文屋だより vol.243

和合と感謝

百年本を世界へ未来へ。


◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎


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★文屋・木下豊について
http://www.e-denen.net/index.php/about_rinen

ダ・ヴィンチニュース【超本人】
http://ddnavi.com/news/268966/a/


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(きょうのテーマ)

「小さな町こそ、すてき。」

小説家・城山三郎さんのメッセージ その3(完)


(斉藤一人さん きょうの天国言葉)

「ついてる」
http://goo.gl/OTQSIj


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★作家・城山三郎さんから
  わたしに贈られたメッセージ★
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2000年(平成12年)11月5日の神奈川新聞のコラムに、
小説家の城山三郎さんが書かれたエッセイ
「小さな町こそ、すてき」は、

合併をしないで、自立・自律していくことを決め、
内外に宣言した小布施人(おぶせびと)にとって、
静かでも力強い、心の支えになりました。

「この土地の出身で、
江戸や京にまで商圏をひろげた
高井鴻山という豪商が居た。

それも、ただの金儲(もう)けするだけの男ではなく、
絵や書を理解し、みずからも筆をとるといった
文化人でもあり、

晩年の葛飾北斎のため、
画室まで用意して長逗留(とうりゅう)させる一方、

佐久間象山など憂国(ゆうこく)の志士たちに
頼りにされると、危険を承知で、
その志士たちに集いの場を提供した。

それも追っ手に踏み込まれるときに備え、
二重三重に逃げ道を用意しておくという
心のくばりよう。

いわば反体制の要注意人物をかくまうわけであり、
自分の命も危なくなるというのに、
意に介さなかった。

小さな町のことであり、

鴻山のそうした視野の広さ、風通しのよさ、
懐の深さといったものが、
町の人々に浸(し)み渡り、

ついには町の気風にもなっていったようで、
現代の人々もその気風を受けついで、

鴻山の家を中心に、
古い街道筋を再現する形で、
街づくりを進めた。」


「小さな町の人々が、
心を合わせて長年にわたって工夫し、
努力し、積みあげてきたものが、

いま一斉に花開いた形になったのである。」

「「スモール・イズ・ビュウティフル」であり、

「カンファタブル(ほっとさせる)」ことが大切。

大きくなることばかり考えて、
後生に悔いと負担を残すことのないよう、
願いたいものである。」


当時の町長・唐沢彦三さんにいただいた
この記事のコピーは、
15年以上を経た今も、

わたしの仕事部屋の壁に、貼ってあります。


わたしは、城山さんの執筆のご意向である
「小さな町こそ、すてき」から、

自身と自社の「なりたい姿」として、
「小さな会社こそ、すてき」と読み替えて、
日々の「ありたい姿」の指針としてきました。



2006年(平成18年)6月、
文屋は、作家の窪島誠一郎さんのご著書

『うつくしむくらし 窪島誠一郎ひとり語り』を
発刊しました。

窪島さんは、

長野県上田市塩田平に
「信濃デッサン館」と
戦没画学生慰霊美術館「無言館」を創設され、

館主をしておられます。


この本の編集過程で、
窪島さんとどなたかの対談を掲載する
アイデアが生まれました。


城山三郎さんとの対談を、
という案が生まれ、
わたしから城山さんにお手紙を差し上げました。

日付は、2005年(平成17年)11月20日です。

この少し前、無言館は、
城山さんが選考顧問をお務めの
「菊池寛賞」に選ばれる栄誉に輝いていました。


「数年前、神奈川新聞に先生が寄稿された
「小さなまちこそ、すてき」の記事は、
私の仕事場の壁に貼り、毎日眺めております。

この記事は、私が暮らす小布施町の前町長が
御地の知人から譲り受けたものです。

小布施町は昨年、合併をせずに小さなまちのまま
自律する道を選びましたが、

前町長がその決断を下す精神的な背景にしたのが、
先生のこの文章でした。

このたび、表題の本を制作するにあたりまして、
城山先生に、著者の窪島誠一郎氏との対談を
お願いいたしたく、
本状をお送り申し上げる次第です。」


このわたしのお手紙がお手元に着いて数日後、
城山さんから、お返事が届きました。


便箋に万年筆の丁寧な自筆で、
城山さんは、

対談の趣旨に賛同されるお気持ちを
書かれた上で、

「近ごろ老境にいたり、
身体の不如意(注:自由にならない)を
感じることが多くなりました。

せっかくの尊いお申し出ではありますが、
承れかねる事情を、お許しください。」

と記されていました。

そして、

信州小布施という地方のまちで暮らしながら、
全国、世界に向けた出版活動をしているわたしへの
激励のお言葉がしたためられていました。


城山さんは、このお手紙をくださって
1年あまり後の2007年(平成19年)3月22日、
お亡くなりになりました。 合掌。


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★作家・城山三郎さんから
  わたしに贈られたメッセージ★
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城山三郎さんの新聞コラムに記された
メッセージ。


「発展より充実を」

「少しでも大きくなりたいと焦るのではなく、
まず充実を心がける。」

「充実すれば、ひとりでに大きくなる。」


市町村にも企業の経営にも通じる、
たいせつな教えとして、

わたしも生きる上での
指針にしていきたいと思います。


「人の行く 裏に道あり 花の山
いずれを行くも 散らぬ間に行け」


前号に紹介したこの格言を読むとき、
『智恵子抄』で知られる詩人・高村 光太郎
(たかむら こうたろう、1883年-1956年)の

「道程」という詩の一節を、
思い出します。

102行におよぶこの詩の最終節です。


「僕の前に道はない
僕の後ろに道は出来る

ああ、自然よ
父よ
僕を一人立ちにさせた広大な父よ

僕から目を離さないで守る事をせよ

常に父の気魄を僕に充たせよ

この遠い道程のため
この遠い道程のため」


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★きょうの気づき★

◆「発展より充実を」

「少しでも大きくなりたいと焦るのではなく、
まず充実を心がける。」

「充実すれば、ひとりでに大きくなる。」


市町村にも企業の経営にも通じる、
たいせつな教え。


◆僕の前に道はない 僕の後ろに道は出来る。


◆国主導の「平成の大合併」の嵐が吹きすさぶ中、
「合併しないで自立宣言」をした小布施人。

「町民一人ひとりがそれぞれの役割を担いながら、
先人が築きあげてきた
小布施町の歴史・文化・自然などを

より一層豊かにし、
次代に伝えていくことである」。

いま、小布施町の人たちの大半は、
「合併しなくて良かった」と、
12年前の「選択」を歓迎している。

行政のトップ(町長)が、
英断の支えにした、城山三郎さんのメッセージ。

文章を書くことを仕事とする者の
責任の重さを感じる。


◆町も会社も、
「発展より充実を」。

少しでも大きくなりたいと焦るのではなく、
まず充実を心がける。

「充実すれば、ひとりでに大きくなる」

「スモール・イズ・ビュウティフル」

「カンファタブル(ほっとさせる)」ことが大切。


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コラボの文屋座セミナー

http://www.e-denen.net/index.php/bunyaza19

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◆「幸せは、穏やかな心に宿る。」

一つのメッセージを8歳のころから50年間、
世界中から招かれて講演しづつけている
ラワットさん。

今年は、「講演活動50周年記念」の
ワールドツアーが展開されます。

これからも、
ラワットさんのメッセージを、
世界へ未来へとお伝えしてまいります。

ラワットさんのメッセージを、
世界へ未来へ。

プレム・ラワットさんのご著書や情報は、
文屋(プレム・ラワット日本事務局)が運営する
サイトへどうぞ:http://www.premrawat-japan.com/

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会場:平安堂長野店 2階 特設会場
   JR長野駅善光寺口前
   電話:026-224-4545

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サイト:http://www.heiando.co.jp/store/nagano.php

特典:期間中、フェア対象書籍を
お買い上げいただいたお客様に、

もれなく、
『おもてなし日和』特製ポストカード(3枚1セット)を
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コラボした、絵はがきです。


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高野さんが16冊を肉声で推薦!

◆トークショー 13時から14時30分

◆サイン会 14時30分から
(サインは、フェア対象書籍に限ります)

◆お申込・お問い合わせ
 同店3階のカフェ「ぺえじ」
 電話:026-228-8462

★高野登さんの最新刊
『おもてなし日和』のページ:
http://www.e-denen.net/index.php/books?_id=31

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リニューアルされました。

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『わたし、少しだけ神さまとお話できるんです。』
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