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文屋だより

メールマガジン「文屋だより」は、
百年本の文屋代表、小布施人、農士、「美日常」提唱者として、
ものごとの原点(本来あるべき姿)を考えつづける筆者が、日々、交流の場を綾なしながら、
みなさまの人生とビジネスのお役に立つことを目的に、お届けしております。

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vol.025 かけた恩は水に流し、受けた恩は・・・。カナダへの手紙。

2015年12月10日

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(きょうのテーマ)

      かけた恩は水に流し、受けた恩は・・・。

           カナダへの手紙

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★ 『世界一のパン』原画展
   福島県いわき市の総合図書館にて開催中★
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12月8日(火)から13日(日)まで、
福島県いわき市のいわき総合図書館にて、

文屋のルポ絵本『世界一のパン
〜チェルシーバンズ物語』の
原画展が開かれています。


同館と文屋が共催し、
カナダ大使館に
ご後援をいただいています。


人気の絵本作家 市居みかさんが描いた
水彩の原画16点と、

小布施町の写真、

そして、

この絵本の主人公
岩崎小弥太さん・しのぶさん
ご夫妻の写真が
飾られています。


13日(日)13時30分からは同館で、

『世界一のパン』と、
食育絵本『こんもり森のまほうのレストラン』の
おはなし会が、
和英対訳で開かれます。

お近くのみなさん(遠くの方も)、
お誘い合わせご参加ください。
(木下も参加いたします)


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★国内初のクラウドファンディング成功★
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ルポ絵本『世界一のパン』は、
2009年夏に出版しました。

2014年春、
初版の3千冊をすべて
お求めいただくことができました。


昨年、この本を増刷するにあたり、

この絵本の元になっている
実際にあったお話を、

お一人でも多くのみなさまに
知っていただきたいと考え、

購入予約型の
「クラウドファンディング」の手法を
使うことになりました。

ネット上で呼びかけて、
広く資金を募る方法です


目標金額は100万円。


一年前の12月8日、
このクラウドファンディングは、

全国の大勢のみなさまのご支援により、
成立いたしました。


達成金額は153万5000円。

153%の達成率でした。


商業出版(一般販売向け書籍)の
クラウドファンディングは、

日本国内では、
初のチャレンジであり、

初の成功という
栄誉をいただくことができました。


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★「80年ぶりのありがとうとカナダの人たちへ」★
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みなさん、80年前、
カナダの人たちのおかげで、
たくさんの日本人の命が救われたことを、

ご存じでしょうか?

「死の病」であった

肺結核の流行で、
1920年代の日本人は、
たいへんな苦しみの中にありました。

将来のある若い人たちが、
どんどん、
命を落としていったのです。


このことを知ったカナダの人たちが、
今の貨幣価値で20億円もの募金をして、

病院建設の資金を
作ってくださいました。

その資金は、
信州小布施の日当たりの良い広大な土地を買い、

病棟を建て、
レントゲン室など最先端の設備をそろえ、

カナダから派遣された
お医者さんと看護師さんたちが、

医療に専念するために
活用されました。


その支援活動は、
1960年代まで続きました。


募金活動の中心になったのは、

キリスト教のカナダ聖公会
(せいこうかい、Anglican Church)の
信者のみなさんでした。


キャンディーを買うのをがまんして、
両親と日曜礼拝に訪れ、

ピカピカに磨いたコインを
募金箱に入れた、
カナダの小学生のエピソードが、

いまも小布施町では
語り継がれています。


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     ★受けたご恩は石に刻め★
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この絵本は、
命の恩人である
カナダの人たちにいただいた

ご恩への感謝を込めて、
誕生しました。


「ありがとう」

の気持ちをカナダの人たちに
お伝えするため、

日本語に英語訳を付けました。


絵本の部分の後に、
32ページにわたって、

この実話のルポを掲載しています
(もちろん全文に英語対訳付きです)。



物語の主役は、
パン屋の青年・岩崎小弥太さんです。


小弥太さんは、
看護師さんのパウルさんから、

パウルさんの故郷の家で
おばあさんとお母さんが

よく作ってくれていたパン
「チェルシーバンズ」の作り方を
教えられました。


今は亡き小弥太さんは、
ミスパウルに教えていただいた
作り方の通りに、

あれからずっと、毎朝、

チェルシーバンズを
作ってきました。


「小麦粉を練るときは、
カナダの人たちへの
『ありがとうございます』
の気持ちを込めています」と

お話しくださいました。



ご長男の弥寿彦(やすひこ)さんが、
お父さんの心と技を受け継いで、
今も毎朝50個を作り続けています。


この「ありがとうの絵本」を、
未来へ世界へと
お伝えしていきたいと思います。

『世界一のパン』
文屋サイト:
http://www.e-denen.net/index.php/books?_id=16
全国の書店さんからご予約いただけます。
Amazon:http://goo.gl/paUaRG


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   ★東北の子どもたちにプレゼントを★
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クラウドファンディングを始めるにあたり、

「目標金額100万円以上が集まり、
増刷が実現したときに、
文屋に何ができるのか?」と考え、

話し合いを続けてきました。


その結論が、
東北の図書館における
原画展とおはなし会です。

まず、昨年12月、
宮城県名取市図書館で、
最初の原画展が始まりました。


以後、8つの図書館などで、
原画展を開いてきました。

13日まで開かれるいわき総合図書館は、
9つめの開催です。


この一連の原画展に、
カナダ大使館は正式に、
後援を決めてくださいました。


「かけた温は水に流せ。
 受けたご恩は石に刻め」

という名言があります。


そして、
「恩送り」という言葉もありますね。


恩送り(おんおくり)とは、

誰かから受けた恩を、
直接その人に返すだけではなく、
別の人にも送ること、だそうです。


80年前のカナダの人たちに、
直接、恩返しすることは叶いません。


このルポ絵本を、広く末永く、
多くのみなさまにお読みいただく。


そして、
東北の、とくに「被災地」で暮らしている
子どもたちと親御さん、
おじいさん、おばあさんに、

原画展を贈ることを通して、
「恩送り」をしていきたいと
思います。


『世界一のパン』
文屋サイト:
http://www.e-denen.net/index.php/books?_id=16
全国の書店さんからご予約いただけます。
Amazon:http://goo.gl/paUaRG


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        ★きょうの気づき★

1.かけた恩は水に流せ
   それができない、恩着せがましいわたし。

  受けたご恩は石に刻め
   それができない、恩知らずのわたし。


2.カナダ大使館の一連の後援。
  クラウドファンディングの153%達成。

  これらもすべて、
  80年前、日本人を救ってくれた
  カナダのみなさまへの感謝の結晶。


3.「恩送り」。
  まずは家族、仕事仲間、お取引先。
  足元からの実践を。


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