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2015年12月21日

vol.034 だれにでも、かんたんにできる健康呼吸法「正心調息法」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ (きょうのテーマ)   だれにでも、かんたんにできる 健康呼吸法「正心調息法」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ **********************      ★「正心調息法」との出会い★ ********************** きのう、 わたしが40代前半に出会った 健康呼吸法「正心調息法」について、 ご紹介いたしました。 これは創案した 塩谷(しおや)信男先生の命名です。 「腹式呼吸法」の一つです。 『自在力』(塩谷信男著、サンマーク出版) 著者の塩谷信男先生は、 1902年3月生まれ。 東大の医学部に進まれるほどの 俊才でしたが、 幼いころから身体が弱く、 10代後半まで、 病魔とたたかう日々でした。 その間に、 「自分の力で心身をたくましくしたい」 という想いから、 「呼吸法」に関する、 あらゆる書物を読んで、 試しつづけました。 そしてようやく編み出したのが、 「正心調息法」でした。 塩谷先生は、内科医としてのお仕事と並行して、 「正心調息法」の効能を「実証」しようと、 その実践をつづけられ、 91歳から著作、 普及活動を始められました。 91歳で「公(おおやけ)」 に向けた活動度開始! 新しい世界に、 91歳に踏み込む生きざま。 この事実に、 塩谷先生の半分しか生きていない 40代前半のわたしは、 まず驚き、 すごく勇気づけられました。 「宇宙の無限の力」を、 自分の身体の芯に取り入れる、 この呼吸法の有効性を証明するため 100歳まで生きて見せると断言して、 2008年春に、 106歳の長寿を終えられることで、 実証されました。 すなおに「かっこいい!」と思います。 2002年4月には、 東京の中野サンプラザで 100歳記念の講演会を行いました。 わたしは43歳の時、 この100歳記念講演会に、 「当日スタッフ」として お手伝いさせていただきました。 どこまでもやさしく、 包み込むように語られながら、 「正心調息法」の 心身への効能については、 強い確信をもってお話しになる姿が、 鮮明な印象として残っております。 耳に残っているお言葉は、 「頑張らないこと」 「無理しないこと」 「だれにでもできる、 根源的な健康呼吸法ですからね。」 「修業嫌い」のわたしは、 難行苦行は大の苦手です。 無理をしなくはないのです。 その点、 正心調息法は 「無理をしない」 「頑張らない」というのが原則です。 「吸息⇒充息⇒吐息⇒小息」の切換も、 「苦しくなったら」ではなく、 「苦しくなる前に」 次のステップに移る、 というのが原則です。 いいですね〜! 呼吸法を実践すること自体が、 ストレスになってしまったのでは、 本末転倒ですから。 ただ塩谷先生は、 「正心三原則」 を設けていらっしゃいます。 それは、 1.すべてを前向きに考える。 2.すべてのことに対して感謝の心を忘れない。 3.愚痴をこぼさない。 この「愚痴を言わない」も、 「言ってはいけない、 言ってはいけない」などと 心に溜め込んでしまっては、 かえって身体に悪い。 そういう場合は 「大声で笑うように愚痴を言いなさい」 とおっしゃいました。 「とっとと忘れなさい!」 ということなのでしょう。 塩谷信男先生は、こんな御方です。 http://www.seishin-chosokuho.net/hakase-profile.html 正心調息法のやり方は、 こちらをご覧ください。 http://www.seishin-chosokuho.net/sch-tokucho.html 講習会も開かれています。 http://www.seishin-chosokuho.net/koshukai-tokio.html 塩谷先生との出会いから15年ほどたった 昨年秋。 自然でおだやかな 「呼吸」への感謝を、 静かに、 世界中で、半世紀、 伝えつづけている プレム・ラワットさんとの出会いに 恵まれました。 呼吸は、神さまのキス。 人との出会い(ご縁)は、 神さまの贈り物。 この一瞬一瞬を、 大切に、生きていきたいと思います。 ***************************       ★きょうの気づき★ 1.「呼吸」は、命の贈り物、    神さまのキス。    目覚めの瞬間から、寝入る瞬間まで   「呼吸」に意識を向けて生きていきたい。 2.幸福の出発点は、感謝すること。    まず「呼吸」できている奇跡に、    感謝しつづけたい。 3.宇宙の無限の力を、    呼吸を通して、    身体の芯に取り込むことができる。    「正心調息法」を   つづけていきたい。 ***************************

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