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2016年12月01日

vol.368 モラルとモラールは連動する その2

みなさん、こんにちは。お元気ですか? みなさん、毎日、文屋だよりを、 お受け取りくださいまして、 ありがとうございます。 ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ 信州小布施 美日常の文屋だより vol.368 和合と感謝 百年本を世界へ未来へ。 ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ このメールマガジン(文屋だより)は、 百年本の文屋代表、小布施人、農士、 「美日常」提唱者として、 ものごとの原点(本来あるべき姿)を 考えつづける筆者が、 日々、交流の場を綾なしながら、 みなさまの人生とビジネスのお役に立つこと を目的に、お届けしております。 ★文屋・木下豊について http://www.e-denen.net/index.php/about_rinen ダ・ヴィンチニュース【超本人】 http://ddnavi.com/news/268966/a/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ (きょうのテーマ) モラルとモラールは連動する その2 ◎井内由佳さん  『神さまが教えてくれた 今よりもっと幸せになる!   欲深(よくぶか)のすすめ』(日本文芸社)より 【第1章 「欲深」な人ほど人生は幸福です】 3.したいことや、 なりたいものがない人はいないのです。 <井内由佳 飛躍の新年へ!夢を叶える講演会> 12月23日(金・祝)午後、 ヤクルトホール(東京・新橋)にて。 わたし(木下)も妻子と参加いたします! 詳細は、このメルマガの下部↓をご覧ください。 ◎斉藤一人さんの「幸福幸運天国言葉」 愛してます ついてる うれしい 楽しい 感謝してます しあわせ ありがとう ゆるします http://goo.gl/OTQSIj ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ******************* ★塚越寛さんに学ぶ「自然体経営」★ ******************* 自然界を観察して真似をして学ぶ 「バイオミミクリー(自然模倣)」と いう視座を背景に、 かんてんぱぱ・伊那食品工業の 塚越寛さんの自然体経営として、 塚越さんの最初のご著書 『新訂 いい会社をつくりましょう』の (文屋。http://www.e-denen.net/index.php/books?_id=10) から、塚越さんの理念と実践を、 ご紹介しております。 「第四章 モラール経営」の一節に 「モラルとモラールは連動する」があります。 みなさんは、この一行の意味を、 ご存じでしょうか? 「モラル」は、よく目や耳にしますが、 「モラール」という言葉を聞くことは、 あまり多くないように思います。 そして、 両者が「連動する」とは、 どういう意味でしょうか? 塚越さんによると、 モラル:道徳意識 モラール:労働意欲、志気、やる気 です。 この一節で塚越さんはまず、 「モラルとモラール」について、 こう書き出しています。 「幸せを感じている社員は、 働くことをおしみません。 私はいままでの体験から、 モラールの高い社員ほど、 社会人としても正しい行動をするようになると 考えています。 モラール(労働意欲、志気、やる気)と モラル(道徳意識)は連動すると思います。」 たしかに、 わたし(木下)の卑近(ひきん)な体験からも、 やる気、働く気の満々なときというのは、 公共性に意識が向いていて、 道徳心も高くなっているように思います。 その逆の時というのは、 「これくらいは、人が見ていなければいいか」と、 いい加減な行動をしてきたように思います。 みなさんは、いかがでしょうか? 本書『新訂 いい会社をつくりましょう』 (文屋。http://www.e-denen.net/index.php/books?_id=10) には、塚越さんの人として、経営者としての試行錯誤が、 具体例をあげながら、 わかりやすく、 つまり、読み手がすぐに行動にうつしやすく、 紹介されています。 「モラルとモラールは連動する」の節で、 塚越さんは、読者のみなさんに、 つぎのように解説しています。 (ここから) ************ たとえば、 スーパーなどの駐車場に車を止めるとき、 当社の社員は店から一番離れたところへ止めて、 店までスタスタと歩きます。 そうすれば、 店に近いところに駐車の場所ができるので、 妊婦さんやお年寄り、 体の不自由な人や荷物の多い人への 親切につながります。 モラールの高い人はモラルも向上します。 そうした社員を育てることによって、 さまざまな場面で社会に貢献することになると思います。 ************ (ここまで) 企業の社会的な責任として、 「社会貢献」が注目され、 自社の社会貢献活動を、 声高に宣伝する経営者も見受けられます。 社員をモラルの高い人に育てることを通しての、 社会への貢献こそが、 指導者としての経営者が、 つねに心がけるべきことがらであると、 この文章は語っていると思います。 具体例は、さらにつづきます。 (ここから) ************ また、 社員が朝の通勤時間帯にマイカーで 本社のかんてんぱぱガーデンに進入するときには、 右折を禁止しています。 敷地の周囲の道を回りこんで、 左折するように徹底しています。 何十台もの車が毎朝、 右折するために渋滞をひき起こしては迷惑がかかり、 危険でもあり、 ひいては会社のイメージを落とすことにもなる という考えから、 社員に指導をしているのです。 車がスムーズに流れていますから、 道ゆく人々はまったく気がついていないようですが、 こうした何気ない、 小さなことの積みかさねが大切なのだと思います。 世の中の人がみんな、こうしたことを心がけたら、 渋滞は格段に解消されるはずです。 ************ (ここまで) 塚越さんは本書で、 経営者が社員を 「立派な社会人」に育てることに 意識を注ぎつづけるべきことを、 一貫して読み手に伝えています。 「会社は教育機関であるべし。 経営者は優れた教育者であれ」 その強い意志を、 つづく文章から読み取ることができます。 (ここから) ************ そういう、当たり前のこと、できることから、 きちんとやろう、というのが、 本当の社員教育だと思います。 当たり前のことをきちんとやる。 このことを、 当社ではずっと教育しつづけてきました。 いったん決めた以上は、徹底させます。 そうでないと意味がありません。 経営者は、 給料さえ払えば責任を果たしたと思いがちです。 私は、 会社は教育機関であるべきだと思っています。 人事権という一番強いものをもっていますから、 教育はしやすいともいえます。 社員のマナーが悪いのは家庭や学校が悪いからだと、 批判しても仕方がありません。 現実に悪い場合には、そのまま見過ごすのでなく、 採用した社員をしっかりと教育するべきです。 それが 会社による社会貢献にもつながるのだと思います。 ************ (ここまで) 社員教育が大事なのは、 頭ではわかります。 しかし、 社員教育にかける時間もお金ももったいない。 何も知らない新卒者より、 即戦力の中途採用者のほうが、 合理的・・・ という風潮があるように思います。 そんな世の中に向けて、 塚越さんは、異を唱えます。 その真骨頂と、わたしが思うのが、 本書『新訂 いい会社をつくりましょう』 (文屋。http://www.e-denen.net/index.php/books?_id=10) に書かれている、 「最良の合理化は「モラールアップ」」の節です。 つづく おかげさまで本書は、 発刊から12年をすぎたいまも、 多くのビジネスマン、 経営者に読み継がれております。 みなさんは、「自然体経営」の教えを、 暮らしと働きに、 どう生かしていかれますか? かんてんぱぱ・伊那食品工業:http://www.kantenpp.co.jp/ *************************** ★きょうの気づき★ ◆モラル:道徳意識 モラール:労働意欲、志気、やる気 「幸せを感じている社員は、 働くことをおしみません。 私はいままでの体験から、 モラールの高い社員ほど、 社会人としても正しい行動をするようになると 考えています。 モラール(労働意欲、志気、やる気)と モラル(道徳意識)は連動すると思います。」 (塚越寛さん) ◆宇宙の誕生から130数億年 地球の誕生から40数億年 長い長い時間の中で、 生物が進化する過程で、 洗練されてきた優れた「機能」に学ぶことは、 これからも、わたしたち人類に、 大きな恵みをもたらしてくれることでしょう。 ◆日本人は、 人生においても、 経営においても、 とうの昔から、 「バイオミミクリー(自然模倣)」を 実践してきたのだと気づきました。 ********************** ◆「幸福は穏やかな心に宿る」 プレム・ラワットさんのご著書については、 文屋サイトへどうぞ。 http://www.premrawat-japan.com/ 全国の書店でもご注文いただけます。 Amazon:http://goo.gl/hJwOf4 ◆『絵本 あなのあいたおけ』寄付本プロジェクト くわしい内容と、ご参加の方法は、 以下のサイトをご覧ください。 http://premrawat-japan.com/kifubon/ ◆『絵本 あなのあいたおけ』誕生物語 http://www.e-denen.net/index.php/mailmag?_id=148 http://www.e-denen.net/index.php/mailmag?_id=149 http://www.e-denen.net/index.php/mailmag?_id=151 ◆「幸せは、穏やかな心に宿る。」 一つのメッセージを8歳のころから50年間、 世界中から招かれて講演しづつけている ラワットさん。 今年は、「講演活動50周年記念」の ワールドツアーが展開されます。 これからも、 ラワットさんのメッセージを、 世界へ未来へとお伝えしてまいります。 プレム・ラワットさんのご著書や情報は、 文屋(プレム・ラワット日本事務局)が運営する サイトへどうぞ:http://www.premrawat-japan.com/ お近くの書店さん、ネット書店さんでも、 お求めいただけます。 お近くの図書館への「購入リクエスト」も、 お願いいたします。 ◆ラワットさんの2015年来日記念DVD http://premrawat.shop-pro.jp/?pid=92274738 はおかげさまで、完売いたしました。 みなさま、ありがとうございます。 ********************** 心の平和のメッセージを世界中に届けつづける プレム・ラワットさん。 「世界の平和」を見すえて、 科学的に「幸福学」を探求している前野隆司先生 (慶応大学大学院教授・ システムデザイン・マネジメント研究科 (SDM)委員長)。 おふたりの対談が、 月刊誌『れいろう』(モラロジー研究所)の 平成28年1月号に「特集対談」として掲載。 カラーで10ページにおよぶ、 大型の特集企画です。 テーマは、 「世界平和への幸福学」です。 年間購読制で、店頭での販売はありませんが、 オンラインショップでの ネット販売をしております。 公式サイト:http://www.ecmoralogy.jp/ ********************** 福岡市のリブロ福岡天神店にて。 文屋から『おもてなし日和』を出版された 高野登さんの「選書フェア」が、開かれています。 http://www.e-denen.net/index.php/mailmag?_id=326 ********************** 【井内由佳さんの情報】 ★毎週木曜日深夜、FM横浜にて、 「井内由佳のしあわせスパイラル」 http://www.fmyokohama.co.jp/pc/program/ShiawaseSpiral LOVE FM(ラブ エフエム): http://lovefm.co.jp/Y_I_Happiness_Spiral/programs/more ★井内由佳さんの公式ホームページ http://yuka-i.com <井内由佳 夢を叶える講演会> 12月23日(金・祝) 講演 13:00開演(12:00開場) ヤクルトホール(東京・新橋)にて 下記よりチケットをお買い求めください。 http://yuka-i.com/seminar/html/products/detail/19 ペア割もございます。 550席のホールです。 いつも満席になる井内さんの講演会です。 お早めにお申し込みくださいね! このほかにも、各地での講演会の情報を、 お知らせしますね。 井内由佳福岡講演&パーティ 12月18日(日) 17:00開演(受付16:30) アゴーラ福岡山の上ホテル&スパにて 下記よりお申込ください。 http://yuka-i.com/seminar/html/products/detail/18 ★週刊女性PRIME: http://www.jprime.jp/articles/-/8010 ★最新刊 『なぜかうまくいく神さまの処方箋』(学研プラス) https://goo.gl/PMJv5Z ★井内さんの最初のご著書(文屋刊) 『わたし、少しだけ神さまとお話できるんです。』 http://www.e-denen.net/index.php/books?_id=12 **********************

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