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文屋だより

メールマガジン「文屋だより」は、
百年本の文屋代表、小布施人、農士、「美日常」提唱者として、
ものごとの原点(本来あるべき姿)を考えつづける筆者が、日々、交流の場を綾なしながら、
みなさまの人生とビジネスのお役に立つことを目的に、お届けしております。

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Vol.408 美しい村など、はじめからあったわけではない。

2017年01月27日

みなさん、こんにちは。お元気ですか?


信州小布施は、
雪解けをさそうぽかぽか陽気でした。

夕方になると、
気温はふたたびマイナスへ。

冬はこれからが本番ですね。


みなさん、毎日、文屋だよりを、
お受け取りくださいまして、
ありがとうございます。


◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎


信州小布施 美日常の文屋だより vol.408


和合と感謝


百年本を世界へ未来へ。


◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎


このメールマガジン(文屋だより)は、
百年本の文屋代表、小布施人、農士、
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ものごとの原点(本来あるべき姿)を
考えつづける筆者が、


日々、交流の場を綾なしながら、
みなさまの人生とビジネスのお役に立つこと
を目的に、お届けしております。


★文屋・木下豊について
http://www.e-denen.net/index.php/about_rinen


ダ・ヴィンチニュース【超本人】
http://ddnavi.com/news/268966/a/


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(きょうのテーマ)

美しいところに、人は集まる。その4

美しい村など、はじめからあったわけではない。



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★8年も前の企業情報誌が手元にあるわけ★
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403号まで、
イエローハット創業者で「日本を美しくする会」相談役の
鍵山秀三郎さんと、

かんてんぱぱ伊那食品工業の塚越寛さんに、

4回、20数時間にわたって「経営と人生」をテーマに
語り合っていただき、

原稿の推こうを繰り返し、磨き上げていただいた共著
『幸福への原点回帰』(文屋)。
http://www.e-denen.net/index.php/books?_id=18

を題材に、

佳き社風は、
まず掃除、整理整頓の継続から、
養われていくのですね…と書きました。


社風…では、まちやむらの風土は?

今号では、
「美しいむらなど、はじめから
あったわけではない」という

結城登美雄さん(民俗研究家)のレポートから
ご紹介いたします。

出典は、富士ゼロックス社の企業情報誌
『グラフィケーション』(153号、2007年11月号)
です。

この雑誌は、200号(通巻389号)で紙版を終了し、
新たに電子版「GRAPHICATION」(2)として
発行されています。
http://www.fujixerox.co.jp/company/public/graphication/guide.html


わたしは長年、講読していましたが、
この号のこの記事はとくに気になり、
いまも書棚に大事にしております。


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★「美しいむらなど、
    はじめからあったわけではない」★
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結城登美雄さんのレポートから、
気になる文章を引用いたします。


「広がる地域格差への危惧からだろうか。

最近「限界集落」という言葉が
耳目(じもく)を集めている。

「限界集落」とは、

65歳以上の高齢者が人口の50%を超え、
農道や水路の維持管理や冠婚葬祭などの
共同性が困難になった集落のことをさす。」


「村々に「限界集落」というレッテルを貼る前に、
問うておかなければならないことがある、
と思った。

「暖かくなったら山に登り、
寒くなったら下りていく。

だが、いつも山の家を思っている。」

テレビの中の平吉さんのつぶやきが
きこえてくる。

ここを希望の地と思い、
それをあきらめない人がいる限り
「限界集落」はないんではないか。」


いまから190年くらい前に、
長野県最北端の秘境「秋山郷」を訪れた
江戸期の文人・鈴木牧之(ぼくし)の『秋山紀行』より

「秋山の人は身なりこそ見すぼらしいが、
それを気にする様子もなく、

おっとりしていて、
里人と付き合うでもなく、

人生をのんびりと楽しく過ごそうとする
心はうらやましい。

とても里暮らしの我々には真似ができない」
と感心し、

「いささかの争いごともなく、
本当に充ち足りた賢者の村だ」と。


そして、結城さんの文章は、
わたし(木下)が、この雑誌の号を、

いままで取っておいた
「理由」になる文章へと進みます。


「老女は一日かけて
いっしんに屋敷まわりの雑草を
抜いてあきず、

老人は田んぼの石垣の労苦をいたわるかのように、
石のすき間から伸びた草をとっていた。

そして気がつけばその仕事ぶりは、
この二人だけに限らず、

共同墓所で、道端で、杉木立の中で、
そして畑のあちこちで手入れする姿があった。


久しぶりに柳田国男の言葉が
思い出された。


「美しい村など、
はじめからあったわけではない。

そこに住む人が、美しく住もうと努めて、
はじめて美しい村になるのである。」

その言葉を今なお生き続ける村と村人に
出会えた。」


みなさん、いかがでしょうか?

美しい家
美し会社
美しい村

それらは、
はじめからあったわけではない。

「そこに住む人が、美しく住もうと努めて、
はじめて美しい村になるのである。」


当たり前のことが書かれているようですが、
それを当たり前と思うほどには、

わたしたちは、
今暮らしているこの土地を、
「美しく住もうと努めて」はいないように思います。


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★亡父、最期のしぐさとつぶやき★
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結城さんは、
文章に秋山郷で撮った写真を載せています。

その一枚を見たとき、
わたしに静かな衝撃が走りました。

その写真は、
高さ2メートルほどの石垣に生えた雑草を、
石垣をいたわるようにして、
一本一本、ていねいに抜く老人の姿です。

麦わら帽をかぶり、
白いシャツを着たおじいさんが、
黙々と草を抜いている、ただそれだけの写真です。


もう20年くらい前のこと。

父が68歳で亡くなりました。

農協の技術指導員を勤め上げ、
お勤めと並行して兼業で、
リンゴやネクタリンを育ててきた人でした。

深夜、
病院のベッドで死線をさまよう
朦朧(もうろう)とした意識の中で、

父は両手を上げて、
手の指を動かしていました。


「何してるの?」と問うわたしに、

父は、

「草、取ってる・・・」。

それだけでした。

息を引き取ったのは、
それからまもなくのことでした。

夫人(わたしの母)、
子どもや孫たちに見守られ、

「ありがとう!」と満面の笑みを浮かべて、
逝きました。


あれ以来、

「草、取ってる・・・」の父の言葉と、
両手のしぐさは、ずっと、わたしに何かを
問いかけています。


おまえは、いかに生きていゆくのか?と。



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     ★きょうの気づき★

◆「美しい村など、
はじめからあったわけではない。

そこに住む人が、美しく住もうと努めて、
はじめて美しい村になるのである。」

その言葉を今なお生き続ける村と村人に
出会えた。」

◆「草、取ってる・・・」

父の最期の言葉と、両手のしぐさの「問い」。


おまえは、いかに生きていゆくのか?


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【2017年「冬銀河の文屋語らい座」】★残席「3」です★

ゲスト講師に高野登さんをお迎えします。

少人数・長時間・双方向・参加型

出会いと学びと語らい極上の6時間を、
あなたご自身へのご褒美に!


1.テーマ 「志に生きる」

2.とき 2017年(平成29年)
  2月11日(土・祝)15時(受付14時30分)から21時

  定刻正確に開始します。10分前にはお着きください。
  すこし延長になるかもしれません。

3.ところ 
  山の上ホテル
  (東京都千代田区神田駿河台1-1 
   http://www.yamanoue-hotel.co.jp/

★詳細は文屋公式サイトからどうぞ!
 http://www.e-denen.net/index.php/kataraiza02 
 「文屋語らい座」のページへ★



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◆「幸福は穏やかな心に宿る」

プレム・ラワットさんのご著書については、
文屋サイトへどうぞ。

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全国の書店でもご注文いただけます。
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くわしい内容と、ご参加の方法は、
以下のサイトをご覧ください。

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◆講談社『クーリエ・ジャポン電子版』に、
ラワットさんのインタビュー記事と講演録が
掲載されています。

1.『選択肢がある』という理解があなたを変えます。
http://courrier.jp/news/archives/70547/

2.2016年10月23日、文屋座セミナー

◎講演録
「あなたは簡単に欲しいものを手に入れることができます」
http://courrier.jp/academy/71792/

(3ページ目の中盤以降は、
「COURRiER Japon会員(有料)対象です)

◎質疑応答の記録
http://courrier.jp/news/archives/71795/


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http://www.e-denen.net/index.php/mailmag?_id=148
http://www.e-denen.net/index.php/mailmag?_id=149
http://www.e-denen.net/index.php/mailmag?_id=151


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一つのメッセージを8歳のころから50年間、
世界中から招かれて講演しづつけている
ラワットさん。

今年は、「講演活動50周年記念」の
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これからも、
ラワットさんのメッセージを、
世界へ未来へとお伝えしてまいります。


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みなさま、ありがとうございます。


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★井内由佳さんの公式ホームページ

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