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メールマガジン「文屋だより」は、
百年本の文屋代表、小布施人、農士、「美日常」提唱者として、
ものごとの原点(本来あるべき姿)を考えつづける筆者が、日々、交流の場を綾なしながら、
みなさまの人生とビジネスのお役に立つことを目的に、お届けしております。

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vol.039 「施設」から未来へ!『キミはボク』に広がる共感の輪その1

2015年12月27日

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(きょうのテーマ)



     「施設」から未来へ!に広がる共感の輪




         最新刊 福島 茂 著

    『キミはボク 〜児童養護施設から未来へ』


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★児童養護施設から「社会人」になるという試練★
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文屋の最新刊
『キミはボク 〜児童養護施設から未来へ』
(福島 茂・著)。


福島茂さんは、
今から26年前、5歳の時、
九州の児童養護施設に預けられました。


幼いころのお母さんとの死別、

お父さんと二人暮らしの日々、

児童養護施設への入所、

お父さんが迎えに来なくなった日、

施設からの脱走(3回!)、

非行、警察沙汰、派遣社員・・・


そして、
三菱自動車工業の正社員として、
愛知県岡崎市の主力工場で働く
立派な姿。


本書には、31年間の歩みが、
時間の流れに沿って、描かれています。


つらく、苦しかった日々を描いていますが、

福島さんが本書に込めたかったのは、
半生の回想録ではありません。


「自分のような境遇の子どもが
一人でも減るように。」

「自分のような境遇の子どもたちに、
そして親たちに、想いを伝えたい。」


この2つが、
福島さんの出版の「目的」です。



児童養護施設は全国に570あります。


1歳の赤ちゃんから18歳までの
子どもたち平均33,000人が、
施設で暮らしています。


単純に18年で割ると、

毎年2,000人弱の「18歳」が、
施設での暮らしを終えて、
社会に出ていることになります。


福島さんの場合は、
高校を中退して施設を出ていますから、

いきなり、
何の公的サポートの無い、
「ひとりぼっち」の状態になりました。



『キミはボク』を読まれた、
九州にお住まいのMさん(50代、女性)から、
文屋にFAXで感想文が届きました。


Mさんにお許しをいただき、
一部を転載いたします(改行は木下)。


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『キミはボク』 友人からいただき、

読ませていただきました。


人が一人前に育つのには、
親の支援があってもたいへんなのに、

施設を出て、自立生活をすることは、
並大抵の苦労ではないのが、
よくわかりました。


子どこたちは、国の宝です。


施設の子どもたちが、
自信をもって生きられるよう、

大切に育てられるような、
社会環境であってほしいです。


福島茂さんが体験した、
施設でのつらさや寂しさに、
胸を締めつけられる思いでした。


また、
がんばってお仕事されている姿に、
拍手を贈りたいです。


夢をあきらめず、
きっと叶えられるようにと、
心から願っています。

福島さん、
いつかお会いしたいと思いました。


文屋さん、
福島さんの本を出版してくださり、
ほんとうにありがとうございます。


施設で育つこともたちの「生の声」が、
直接聞こえる、
とても貴重な本だと思います。

全国の施設の子どもたちへの
応援歌になりますね。


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 ★獄中から届いた贈り物『キミはボク』★
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Mさん、ありがとうございます。


この感想文を読んですぐに、
Mさんにお礼の電話を差し上げました。


12月14日のことです。

この本が出版されて18日後でした。


あまりに速い感想文に驚いて、
経緯をお伺いしました。


Mさんは、
感想文の冒頭にある「友人」のことを、
お教えくださいました。


美達大和(みたつ・やまと)さんでした。


『人を殺すとはどういうことか』(新潮社)
をはじめ、

獄中で数多くの著書を出版している
無期懲役囚の方です。

ブックレビューのサイトもお持ちです。
http://blog.livedoor.jp/mitatsuyamato/


Mさんは美達さんと、
手紙で交流されています。

月に100冊以上、読むという美達さんが、
親交のあるMさんに、


「この本はあなからか先に読んで」

というメッセージ付きで贈られたのが、
『キミはボク』でした。


後日、Mさんから、
美達さんの最新刊をいただきました。


『人生を変える読書
〜無期懲役囚の心を揺さぶった42冊』
(廣済堂新書)


この「あとがき」から、
数行を引用します。(改行:木下)


「今後の私の夢・目標は、
親のない子どものために
養護施設を作り、


一般家庭に劣らない環境と、
社会で通用する高等教育を
施すことです。


そして
各自の夢を実現してもらうことです。

厳しい状況ですが、
周囲の人たちのご支援を仰ぎながら
実現していくしかありません。


『自分の喜びが、
誰かの喜びと重なる』という生き方で、

人生の最期を終えられたらと
望んでいます。

(中略)

平成27年10月吉日

秋風が忍び寄る獄舎にて  美達大和」


この本には、Mさんから、
次のメッセージが添えられていました。


************


私は彼のような人は外へ出て、
彼の本来の夢を叶えてほしい
と思いました。

彼の夢は福島さんの夢とも
大きく重なります。

(中略)

彼は、
施設にはお世話になりませんでしたが、
かなり特殊な育ち方をしたようです。

受刑者でありながらも、
養護施設へ本を贈るなど、
出来ることをしているようです。

福島茂さんが
「あとがき」に書かれたように、

「みんなの思いはつながっている」
のだと思いました。

福島さんのご本を世に出してくださり、
ほんとうにありがとうございます。

きっと多くの方を助ける力になります。


************


Mさん、そして、美達さん、
ありがとうございます。


33,000人の子どもたち


児童養護施設という

子どもたちの「暮らしと学びの場」、

そして、
子どもたちの「今と未来」に、

わたしたちはもっと、
関心を抱き、

「それぞれに出来ること」を
考えて、
「行動」していきたいと思います。


福島茂さんとの
ご縁をいただいた
版元として、

このテーマに「周波数」を合わせながら、
福島さんの目標実現に向かって、
伴走していきたいと思います。


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        ★きょうの気づき★

◆ いくつもの「願ってもない奇跡」の
  積み重ね。

   振り返るとそれは、

   佳きご縁(ご縁のシナプス)が織りなす
  美しい絵模様。

◆ 元をたどると、
   佳き想い、理念、志につながっている。

  「公(おおやけ)」への想い。

   公=世界の未来=みんなのあした


◆  日々、自分の「根元」に心を注いでいきたい。


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『キミはボク 〜児童養護施設から未来へ』

文屋サイトから:http://www.e-denen.net/

全国の書店さんでもお取り寄せいただけます。

Amazon:http://goo.gl/KmyQEf

図書館での「購入リクエスト」もお勧めです。


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