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メールマガジン「文屋だより」は、
百年本の文屋代表、小布施人、農士、「美日常」提唱者として、
ものごとの原点(本来あるべき姿)を考えつづける筆者が、日々、交流の場を綾なしながら、
みなさまの人生とビジネスのお役に立つことを目的に、お届けしております。

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vol.044 真の改革とは、本来あるべき姿=原点に返ること。

2016年01月01日

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(きょうのテーマ)

        「真の改革」とは、

    本来あるべき姿=原点に返ること

     鍵山 秀三郎・塚越 寛 著

     『幸福への原点回帰』

          その4

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★どんな立場にもある「本来あるべき姿」★
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鍵山秀三郎さんのイエローハット

塚越寛さんの伊那食品工業


業種も規模も異なる二つの会社

鍵山さんは、両社の「共通点」
として、
「掃除」をあげられました。


もう一つ、
「両社」というよりも、

「お二人の経営者」
に共通するものとして、

「おふくろさん」への想い

があると、前号に書きました。


一冊の本を仕上げるときには、
キーワードが必要であり、

キーワードからは、
一冊を終始貫く「主軸」が、
生まれてきます。


『幸福への原点回帰』の
キーワードの一つは、

「本来あるべき姿」

です。


本来あるべき姿は、

会社に限らず、

わたしたちが身を置く
すべての立場に、
求められるものです。

子として、親として、
父として、母として、
夫として、妻として、

ご近所同士、
家のある集落の一人として、

仕事においても、
立場や場面に応じて、

「本来あるべき姿」
というものがあります。


わたし自身、
近ごろ、いちばん考えるのは、

「出版人としての本来あるべき姿」

と、

「経営者としての本来あるべき姿」

です。


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   ★「本来あるべき姿」を問い直す★
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塚越寛さんは、

『幸福への原点回帰』に先立つこと
3年前の2004年(平成16年)夏、

最初のご著書
『いい会社をつくりましょう』(現在は新訂版)を
出版されました。


その中で、塚越さんは、

「本来あるべき姿」について、

「目的と手段をとり違えない」と題した節で、

ご自身の「経営の師」が、塚越さんに、

常づね、

「目的と手段をとり違えてはいけませんよ」と
語っていらしたことを紹介して、
つぎのように書いていらっしゃいます。


「長い年月のあいだに、
いつのまにか目的があいまいになって、

本来の目的、
「本来あるべき姿」とは違う歩み方を
している企業や団体が多くあります。

企業経営で一番大切なのは、
「本来あるべき姿」を
追求することだと思います。」


経営者がいちばんに、常に、
考えるべき、
「本来あるべき姿」(本来の目的)は、

何か?


塚越さんはつづけます。

「企業が第一に考えるべきことは、
働く人の幸福です。

企業の目的は、
社員を幸せにすることを通じて、

いい会社をつくり、

社会に貢献することです。

社員が幸福になりモラルが高まれば、
治安が良くなり、
社会全体のレベルが上ります。

この原点に沿った経営を
積みかさねていけば、

急成長はできませんが、

安定成長と企業の永続という、

すばらしい宝物が手に入ります。

従業員を幸せにするという
会社の目的を忘れてしまうと、

目先の数字、
目先の利益を優先する経営になり、

幸せは二の次、
三の次となってしまうのです。

それではいくら努力をしても、
宝物を手にすることできないでしょう。

会社にとって、利益も成長も手段です。

目的と手段のとり違えが、
大きな混乱のもとになります。

いつも原点に立ちもどって
考えたいものです。


「目的と手段」の教えは、
経営者としての
日ごろの行いを判断するときの、

私のもっとも大切な、
基盤の考えになっています。」
(改行、木下)


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    ★原点回帰こそ、真の改革★
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会社に問題が生じると、

その原因を突き止めて、
改善、改革しようという
動きが始まります。

会社だけではなく、
個人にも家庭にも地域にも、
国にも国際社会にも、

「より良くしたい」

「より良く生きたい」

という人が集まれば、
必ず、
「改革」が、課題になります。


では、真の改革とは何か?


『幸福への原点回帰』で、
塚越寛さんは、

「原点回帰こそ、真の改革」と
題した節で、
こう語っていらっしゃいます。


「日本社会には今、
「改革」という言葉が
満ちあふれています。

新聞やテレビに
「改革」の文字を見ない日はありません。

では、改革とは一体、
何なのでしょうか。


真の改革とは、
本来あるべき姿に帰ること、

つまり「原点回帰」に
ほかなりません。

私はそう信じます。

どんな組織も、
高い理念とともに生まれていながら、

時間がたつにつれて
理念や目的から遠のき、
道に迷いはじめます。

迷ったら、
はじめに立ち返ることです。


原点を再確認し、
ブレを本道へ戻して
歩き直すことです。」


そしてここでも、
「本来あるべき姿」
について、記されています。


「本来あるべき姿は、
複雑でも難しくもありません。

ほころびに当て布を縫いつけるような
応急処置を繰り返していては、

いつの間にか
本来の目的と手段を取り違えた状況に
おちいってしまいます。

(中略)

鍵山さんと私は、
心の底でこの考えを共有しながら、
お互いの経験や実践を語り合いました。

人間として、
社会の一員として、
経営者として、

本来あるべき姿を絶えず模索し、
考え、行動しながら
確かめてきたことを振り返りました。

激しく変化する時代の波の中で、

正しい道を歩み続け、
自分とつながる人々の
幸福を守っていくには、

原点回帰という改革が常に必要です。

この対話集が読者のみなさまに、
原点を見つめ直す機会をご提供できれば、
何より幸いです。」
(改行、木下)


文屋の活動を通じて、

地球を、
和合と感謝に満ちた
幸せな風土にしていきたい。

この「本来あるべき姿」を、
思い描きながら、
「百年本」を編んでいきたい。

鍵山秀三郎と塚越寛さん
お二人のお話を伺いながら、

「文屋の本来あるべき姿」を、
考えるようになりました。


70年余の年月を生き、

50年余、
会社を営んでこられたお二人の、

「いのちの結晶」 としての共著。

『幸福への原点回帰』


題名も表紙のデザインも、
おとなしい、
しずかな印象です。

書店にズラリと並ぶ
威勢の良い本たちの中では、
埋もれてしまいます。


地味な存在です。


ですが、本書は、

出版から2回の増刷を重ね、
2007年12月28日の出版から
丸8年を経た今も、

しずかに、静かに、
読者樣を増やしています。

これこそ、文屋が求める、

「百年本」の姿です。


今後も、
鍵山さんと塚越さんからの学びを、

経営に、本づくりに、
生かして参りたいと思います。

あまりにも高く、遠い、
理想です。

一歩ずつ。

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     ★きょうの気づき★

◆ 「本来あるべき姿」とは、

  「本来の目的」。

   企業の目的は、

  「社員の幸福」。

  そして、

  「社員を幸せにする」ことを通じて、
  いい会社をつくり、

  社会に貢献すること。

  これが「原点」。


◆ 「真の改革」とは、
  「本来あるべき姿」に返ること。

  だから、

  「真の改革」とは、
  「原点回帰(原点に返ること)」。


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◆『幸福への原点回帰』

文屋サイト:
http://www.e-denen.net/index.php/books?_id=18

Amazon:http://goo.gl/FhHmLY


◆『新訂 いい会社をつくりましょう』

文屋サイト:
http://www.e-denen.net/index.php/books?_id=10

Amazon:http://goo.gl/aMgUIu


いつもの書店さんでもご予約いただけます。

いつもの図書館に「購入リクエスト」も。
(無料で読めて、みんなも読めます)


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