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vol.049 「劣等感に決着をつける」とはどういうことは?田坂広志先生からの学び2

2016年01月06日

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(きょうのテーマ)

「劣等感に決着をつける」とはどういうことは?

田坂広志先生からの学び 2


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★田坂広志先生との対話★
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わたしは、
2014年の半年間、
多摩大学大学院の聴講生として、

田坂広志先生の授業で学ぶ機会を
いただきました。
(※恩師ですので、
以後「先生」とよばせていただきます)


毎週火曜日夜の3時間、
15回、

品川駅近くのサテライトキャンパスに通いました。
http://tgs.tama.ac.jp/faculty/tasaka-hiroshi


15回の中で、
わたしのその後に、
影響をもたらしている
授業は、数多くあります。

田坂先生のお話

質疑と対話

十数人の受講生の姿勢や発言

いずれも、
「真剣勝負」という言葉がぴったりの
緊張感のある日々でした。

きょうはその中から、
「劣等感に決着をつける」
をテーマに、

わたしが考えたこと、
学んだことを、

かいつまんで、
書かせていただきます。


劣等感を持っていない人は、
いるのでしょうか?

わたしにも、
劣等感がたくさんあります。


音楽と理科 苦手
体育の授業 苦手
足 短い
身長 高くない
髪 若いころから多くない
腹 黒い(劣等感?)
住まい 地方・田舎(劣等感?)
会社 小さい
経営 まだまだ

まだまだ、いっぱい!

では、
劣等感に決着をつけて、
正しい自信を持つには?

みなさんは、
このテーマについて、
どのようにお考えになりますか?


「劣等感に決着をつける」


これができていないと、
どうなるか?


自分
・・・いつも劣等感にさいなまれる。

対人
・・・自分を卑下したり、相手を見下したり、
 劣等感を原因とする怒りや焦り、
 葛藤などを、他人にぶつけるようになる。

組織の長
・・・とくに、長たる者が
 劣等感を持ったままだと、
 下で働く人たちは、
 たまったもんじゃない!


田坂先生が、
このテーマでお話しになった時、

わたしの質問に、
田坂先生はいつもながら、

真剣に、真摯に、魂の声で、
お答えくださいました。

そのご指導を、
全身で受け止めました。

そして、
授業のあと、
所感(感想)を書きました。


すべてを掲載することはできませんが、
だいたいの内容を、
ご紹介いたします。


《もくじ》

1 劣等感を事実として認め、見つめること。

2 相対比較で劣性を感じないこと。

3 絶対比較に生きること。

4 自分のエゴを見つめる
  厳しいもう一人の自分をもつこと。

5 自分の限りない可能性を信じること。

6 成長しようと苦労しもがきながら歩む自分を、
  あたたかく愛おしむこと。

********

「劣等感に決着をつける」ことの
意味を問うわたしに、

田坂先生がくださったお教えを、
自身の具体的な体験を思い返しながら、
考えつづけました。

そして、
自分の理解と解釈を盛り込んで、
整理してみました。


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★1 劣等感を事実として認め、見つめること。★
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自分の学歴、容姿、性格、在所、能力、
体力、知識、失敗、魅力
会社の歴史、業容、業績、実績、規模
家族のこと・・・

自身の劣等感を挙げようとすると、
すぐに出てくる分類項目だけでも、

このように多岐にわたります。

各項目に当てはまる具体例を挙げ始めたら
キリがありません。


え? そう? ほんとうにキリがないの?

そうでもないのかなと、思い立ち、
わたしの劣等感を書いてみました。


細かく書き出せば、
それこそキリはありませんが、

おおまかには各項目に
3つか4つくらいずつ。


「キリ」は、ありました。

こうして劣等感を
リストアップしたのは
初めてのことでした。


いままで、
出会った人やことがらに応じて、
常に表に出てきた劣等感ですが、

洗いざらい、
リストアップして、
事実として認め、

見つめることから逃げていました。

みなさんも、いちど、
お試しください。


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★2 相対比較で劣性を感じないこと。★
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わたしたちの修行は、
日々の暮らしと働きの中にあります。

人々と交わり、
「修羅の娑婆」で生きているかぎり、
相対比較はつきものです。

山中に遁(とん)する仙人でもなければ、

他者や他社、
他国や他民族を意識することは、
自然のなりゆきです。

しかし、
他を意識して心を配ることと、

他との相対差に自身の劣性を思い
意気消沈することとは違います。

相対比較をして、
他の優性、優れた面を見つける。

そうしたら、素直に敬い、
無邪気に憧れてしまう。

自分が目指したい姿ならば、
目標に据える。

そんなしなやかな心のあり様は、
素敵だと思います。


「あのころ、
あの劣性があったからこそ、

苦労し失敗し挫折し、
恥をかいたが、
努力することができた。」

と振り返ることが
できる生きざまは
いいもんだと思います。

相対比較による劣等感は、
不足や不満の感情の源泉です。

不足、不満の感情は、
いま命があって生きていることへの
感謝を忘れさせます。

感謝のない心はいつも、

他者とのいさかい、ねたみ、
そねみ、やっかみといった、

やっかいな不和、
不仲の元になります。

劣等感に
決着をつけられるかどうかは、

小さくは隣人との不和、
大きくは国と国との
戦争や紛争にまで

影響を及ぼすのではないでしょうか。

ここまで思索が及んだことで、

わたしの「劣等感に決着をつける」
ことができるような
気がしてきました。


しかし、
田坂先生にお教えいただいた本質は、
これ以降の部分にあるのだと、

いまは感じております。


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★3 絶対比較に生きること。★
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自分が成りたい理想像、ありたい姿、

叶えたい目標と、
自分の現状を比べること。

また、
過去の自分と今の自分を比べて
成長を振り返ること。

他と比べる「相対比較」に対して、
自分の中の

いわば「絶対比較」における成長に
意識を向けること。

これに意識を集中させることができれば、
相対的な優劣比較の世界から、

離れることができる
のではないでしょうか。


つづきは、後日、
書かせていただきます。


田坂広志(たさか・ひろし)先生の
公式サイトから、
プロフィールのページを
ご紹介します。

http://hiroshitasaka.jp/profile/

田坂先生の文章が掲載されている
サイトのページをご紹介いたします。

http://hiroshitasaka.jp/letter/6659/


田坂先生の「風のたより」を
受信されたい方は、
以下のページからどうぞ。

http://hiroshitasaka.jp/letter/#regist


あまりにも高く、遠い、
理想に向かって、一歩ずつ。


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★きょうの気づき★


◆ 「劣等感に決着をつけられない者は、
   組織の長になるべきではない」

   長たる者が劣等感を持ったままだと、
   下で働く人たちは、
   たまったもんじゃない!

   おい木下、だいじょうぶか?
   不完全也!

◆ 1 劣等感を事実として認め、見つめること。
  2 相対比較で劣性を感じないこと。
  3 絶対比較に生きること。


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