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メールマガジン「文屋だより」は、
百年本の文屋代表、小布施人、農士、「美日常」提唱者として、
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vol.067 福島県南相馬市で「社員を幸せにする経営」。北洋舎の高橋美加子さん

2016年01月24日

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(きょうのテーマ)

福島県南相馬市で「社員を幸せにする経営」。

北洋舎クリーニング代表取締役 高橋美加子さん

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★3.11東日本大震災を経て深める
        社員を幸せにする経営★
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かんてんぱぱ・伊那食品工業株式会社の
会長で、
『新訂 いい会社をつくりましょう』
ご著者の塚越寛さん。
http://www.e-denen.net/index.php/books?_id=10


「文屋だより」ではいつも、
塚越さんが本書に込められた
メッセージをご紹介しております。

ご感想を、毎日のようにいただいております。


きょうは、
5年前の3.11東日本大震災で
大きな人的物的被害を受けた
福島県南相馬市で、

株式会社北洋舎クリーニングを営む
高橋美加子さんからいただいた、
ご感想を紹介させていただきます。


高橋さんは、南相馬市原町区で、
ご両親が創業した
クリーニング店を継承。

「お婿(むこ)さん取り」をして、
ご自身が社長をおつとめです。


「上質なクリーニングをご提供します」

「たいせつなものは、大切に扱ってほしい。

あなたの気持ちに確かな技術で応えます。

1948年創業以来、
「ベストクリーニング」を求めて、
歩み続けています。」

「国家資格のクリーニング師と、
上級クリーニング技術者が3名!」


ホームページには、
「品質重視」の会社の姿勢が、
うたわれています。


ご両親の創業から
60年あまりを経た早春、
3.11東日本大震災が発生しました。


地震による大きな揺れ

大津波

そして、
福島第一原発から30キロ圏内


高橋さんは、
震災直後から、
会社のホームページにて、

ふるさと南相馬の窮状を訴えはじめ、
全国から大きな反響を受けました。

「南相馬からの便り」と題し、
現在6号を発行しています。

北洋舎クリーニング HP:
http://www.hokuyosha.com/


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★3.11東日本大震災を経て深める
        社員を幸せにする経営★
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高橋さんは、以前から、
『根っこづくりの経営』(文屋)のご著者で、

渡辺経営コンサルタント事務所(WMC)の
渡辺雅文さんに、
経営の指導を受けてきました。

http://www.e-denen.net/index.php/books?_id=26


WMCは毎年2回、
全国の優良企業を訪問して、
経営者などから直接学ぶ

「ショック・クリニックセミナー」を
開いています。

震災が起きる前の秋、
このセミナーに参加した高橋さんは、

伊那食品工業本社のある
「かんてんぱぱガーデン」を訪れました。

http://www.kantenpp.co.jp/garden/


20数人の参加者といっしょに、
会長の塚越寛さんのご講話をいただき、

紅葉の始まった美しいガーデンを
散策しました。

セミナーから帰った後は、
塚越さんのご著書を読み、

「塚越会長の理念と実践を、
どうしたら、北洋舎に生かせるのか」と、

30人の従業員のみなさんと、
語り合い、
行動に移そうとしていました。


高橋さんからいただいた
ご感想を以下に掲げます。


***********


南相馬の高橋美加子です。

塚越会長のお言葉、
まったくその通りです。

弊社も「再基準」はそこにおいてます。


少し前には、仕事と個人は切り離して、
「仕事は収入を得るため」と
割り切っている人が多かったのです。

震災で南相馬では暮らしの根底が
崩壊しました。

このことで、
自分の人生の仕事の位置づけが
変わった人がたくさんいます。

「ゴーストタウン」になった街に
仕事をしに戻ってきてくれた社員の

「仕事がしたい。働かせてください」
という言葉が、

経営者に、
会社を続ける気力を引き出してくれた
という事例がたくさんありました。


私もその一人です。

お互いの「ありがとう」の交わし合いが
今も会社を続ける基盤になっています。


塚越会長の言葉は、
「理想」ではなく現実に生きた言葉です。

ひとりひとりがかけがいのない人。

かけがいのない人生を生きている人で
企業は成り立っています。

そしてその企業そのものが、
地域の底力になっている・・。

私たちはそんな想いを胸に、
自社と地域を再興しようと
日々努力しています。


***引用以上。改行、木下***


高橋さん、ありがとうございます。

高橋さんは、3.11の後、
社員研修(人財への投資)に、
これまで以上に力を入れはじめました。

ファシリテーションの専門家を
静岡県から迎え、

「社長抜き、社員だけ」の研修を
つづけてきました。


「洋服のクリーニングは、
着る人、相手の気持ちがわかってこそ、
お客様のご満足に近づくことができます。

会社の経営や日々の仕事を
「自分事」として、
考えて行動する人が増えてきました」


「大震災前に30人いた従業員は、
ようやく20人まで戻りました。
この3年間は、新卒者を採用しています。

外注していた仕事を、
導入した大型機械で対応するなどの
工夫をした結果、

昨年の12月決算は、、
期待以上の利益が出ました」


高橋さんは今朝(2016年1月24日)、
ハリのある元気なお声で、
お答えくださいました。


敬愛していたお父樣は、
震災の10日前の
3月1日に、

お母樣は、震災の年の11月に、
お亡くなりになりました。

「二人とも美しい最期でした。
人生を真っ直ぐにまっとうした
両親でした」


渡辺雅文先生の
『根っこづくりの経営』

塚越寛さんの
『新訂 いい会社をつくりましょう』

お二人の想いを込めたご著書は、
おかげさまで、
「健脚」に育てていただき、

全国の中小零細企業の経営者や
従業員の元に、
走って行ってくれています。

「いい会社づくり」
「いいまちづくり」に、
生かされています。


高橋さん、
またお目にかかりましょう。


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     ★きょうの気づき★

◆経営の原点を
「会社の目的は社員を幸せにすること」
に据えたい。

社長の仕事、義務は、
従業員を幸せにすること。

◆ひとりひとりがかけがいのない人。

かけがいのない人生を生きている人で
企業は成り立っています。

そしてその企業そのものが、
地域の底力になっている・・。


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