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Vol.686 魂の入った小布施のオープンガーデン。三浦康志さんのレポート。

2019年07月17日

みなさん、こんにちは。お元気ですか?


信州小布施の里は、
お天道様が輝く静かな朝を迎えています。

もうすぐ夏本番ですね。

みなさん、
いつもこのメールマガジンをお受け取りいただき、
ありがとうございます。

◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎
信州小布施 美日常の文屋だより vol.686
和合と感謝
百年本を世界へ未来へ。
◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎

【きょうのテーマ】

魂の入った小布施のオープンガーデン。
船井総研 三浦康志さんのレポート。
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★いつでも、だれでも見学歓迎!
 小布施町のオープンガーデン、来年20周年に★
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前号で書きましたように、今週末の7月20日(土)17時から
「文屋座BBQパーティー」を開く文屋のお庭は、
小布施町の「オープンガーデン事業」に登録されています。

オープンガーデン事業は、
「丹精込めた個人のお庭を開放し、
花を介した人と人との交流を深め、
豊かな生活文化を築く」事業として、

2000(平成12)年に38軒のお宅が参加して
始まりました。

現在ではおよそ130軒のお宅が、
丹精込めて造ったお庭を公開し、
訪れた人との交流の輪を広げています。

来年は20周年を迎えます。

この事業について、
いつもたいへんお世話になっている船井総合研究所の
上席コンサルタント 三浦康志さんが先日、

メールマガジン「ほぼ日刊ライスレポート」で
ご紹介くださいました。

題して、「魂の入ったオープンガーデン」です。

三浦さんのご快諾をいただきましたので、
全文を掲載してご紹介しますね。

(ここから)
************

【世界のビックリを観る 0984号
魂の入ったオープンガーデン】

◆立地:長野県小布施町
◆テーマ:まちおこし

●2000年38軒でスタート

長野県小布施町は、
とてもよい空気が流れている町である。

観光客が大量に訪れる町だが、住民が先で外来者が後、
という理念が貫かれている。

生活を楽しんでいる地元住民の楽しい姿を観て、
外来者が楽しくなるという構図が築かれている。

その象徴施策が、小布施オープンガーデンである。

おぶせオープンガーデンは、
自身の庭を外来者に公開する施策である。

2000年に38軒でスタートした。

1980年から取り組んできた「花のまちづくり」と
小布施町に伝わる「縁側文化」「お庭ごめん」とが
昇華した策である。

訪れた方々を花でもてなし、
会話を通して交流を図るものである。

官民一体となって取り組んだオープンガーデンとしては
全国初の試みである。

個人宅もあれば、店舗、事業所の庭もある。

小布施町では、
「外はみんなのもの、内は自分たちのもの」なのである。


●現在130軒

現在は、130カ所ものオープンガーデンが存在する。

小布施町の人口は僅か11000人である。

85人に一カ所、オープンガーデンが存在することになる。

人口85万人の政令指定都市ならば、
一万ヵ所のオープンガーデンがある比率である。
すさまじい参加率である。

量だけではない。質も素晴らしい。

各オープンガーデンは、
小布施町の地図にくまなくプロットされ、
かつ一つずつ丁寧に紹介されている。

西部地区16番所の木下朝子さんの庭は、
以下のように自己紹介されている。 

「親子三代 受け継ぎながらつくりこむ 和風庭園
(樹種・多年草・一年草の紹介、鑑賞期間、見頃月の紹介)

約30年前、先々代のときにつくった庭は、
春はサツキ、夏はサルスベ リ、秋は紅葉を楽しめます。

数年前に住宅を新築したとき、
どの部屋からも庭を眺められるよう、
間取りに配慮しました。

道路沿いの生垣はカクレミノ、
中はバラや一年草で軽さを出し、
もとからある和風の庭へつなげています。

バラは春から晩秋まで長く咲く種類を選んでいます。

道路 に面した裏庭は、
佐久産の鉄平石のコバ積みを施しました。

オープンガーデンでわが家を訪れてくださる方々との交流は、
家族にとって大変良い刺激になります。」

130軒全てがこのように、
深く、真心を持って自己紹介されているのである。

訪問者との交流は家族にとっても楽しみだ、
とのコメントは、オープンガーデンの本質を表している。


●小布施の町並みに溶けこむような庭

小布施町を視察で訪れる場合は、
必ずこのオープンガーデンを
参加者に体験いただくことにしている。

先回の視察では、
上記のオープンガーデンのオーナーである、
木下豊さんに小布施中心部のオープンガーデンを案内いただいた。

中心部の代表的オープンガーデンの
市村多喜子さんの庭を案内いただいた。

市村さんの庭の自己紹介は以下のようである。

「小布施の中心街にありながら静けさを楽しめる、
緑のきれいな庭です。

ウメやシダレザクラ、サルスベリ、
レンギョウなど花の咲く樹木と和風の花を中心に、

しっとりとした小布施の町並みに溶けこむような
庭でありたいと願っています。

木陰に腰かけて、ゆっくりとお過ごしください。

木々を吹き抜ける風や小鳥の声が聞こえてきます。」

木陰に腰を掛けてゆっくりお過ごしください、
という言葉に素晴らしいホスピタリティー精神が宿っている。


●ビールでもてなす庭

市村さんのお庭は通り抜けができる。

入口に「Welcome to My Garden」という
ウエルカムボードが置いてある。

このボードを反対にすると
「おそれいります。本日はご遠慮ください」という
入場禁止ボードとなる。

どちらにするかは、個人の裁量に任されている。

木下さんの解説では、
市村邸の庭が入場禁止になっているのを見たことがない、
そうである。

和風庭園と紹介されているが、自然な風合いの庭園である。

在来種が多くつかわれているから、和風庭園だと理解できる。

市村邸にはビールサーバーとコップが縁側に置いてある。

訪問者にセルフサービスでビールがふるまわれるのである。

酒屋さんも自由に出入りできるので、
定期的に訪れて補充していく。

欠品していることは無いそうである。


●町長宅のオープンガーデン

通り抜けて出口を出ようとすると
反対方向から品の良いご婦人が
反対方向に入ろうとされていた。

木下さんが参加者に、
この庭のオーナーであり小布施町長夫人の市村多喜子さんだと
紹介された。

参加者全員驚いた。

市村さんは全員が通り抜けるのを
外で待っていてくれた。

その市村さんに何人かの参加者が質問した。

「入場禁止にする日は年に何日あるんですか?」
「家で仏事のある日だけだから、年1日くらいですかね。」

「こんなに誰でも庭に入られることで
不安に思うことは無いですか?」
「ありません。人の目が常にあるほうが安全で安心です。」

オープンガーデンの主ともいえる家のオーナーの回答に
参加者全員感銘した。

私が以前、木下さんに個別に案内いただいた際は、
町長が在宅されていた。

「どうぞ、おあがりください。」ということで、
町長宅に入れていただいたお茶をごちそうになった。

その後奥様が帰って来られ、コーヒーまでごちそうになった。

隗より始めているから
小布施オープンガーデンは魂が入っているのだと確信した。

************
(ここまで)


三浦康志さん、素敵なレポートを、ありがとうございます。

人の目が常にあるほうが安全で安心

市村さんのこの言葉に注目していただけた視点に、
感動しています。

オープンガーデン歴20年のわが家の感想として、
この事業の「効能」を5つにまとめてみました。

1.老人福祉 
  母親が来訪者にお茶を出して語らうのは何よりの刺激です。

2.家庭円満 
  きょうの来訪者の話題、褒められたことを語り合います。

3.内も外も美しく
  窓の外から家の中も見えるので、おのずと内側も掃除します。

4.農業振興
  冬の間、ハウスで農家だ育てた苗を買って植えます。

5.観光
  お庭を愛でる住民の暮らしの結果としての来訪者です。

小布施町のオープンガーデン事業についてくわしくは、
こちらをご覧くださいね。
https://www.town.obuse.nagano.jp/site/opengarden/garden3.html

三浦康志さんの「ほぼ日刊ライスレポート」は、
こちらから無料でご登録になれます。
https://www.mag2.com/m/0000237801.html


【写真説明】http://www.e-denen.net/index.php/mailmag?

関谷つき子さんのお庭。壁一面に広がるひと株のバラと芝のお庭。
2000年に小布施町が発行したガイドブックの表紙を飾りました。


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「美日常」提唱者として、

ものごとの原点(本来あるべき姿)を
考えつづける筆者が、
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★文屋・木下豊について
http://www.e-denen.net/index.php/about_rinen
http://www.e-denen.net/index.php/about_kino

◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎

2019年1月20日に八重洲ブックセンターで開いた
かんてんぱぱ・伊那食品工業株式会社会長
塚越寛さんの講演音声データ。

語り手と聞き手の意識が高いレベルで一体になった
「奇跡の講演会」の90分間の全容を、
ぜひお手元で何回も聞いてお役立てください。
http://www.e-denen.net/index.php/movies?_id=42

◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎

◎わたしのこころの師匠・戸村和男先生
 富士和教会の公式サイト:http://fujiwa-k.com/

師匠のお弟子さん・井内由佳さんのご著書
『もっと美しく、もっと幸せに
~リッチに輝いて愛される33の理由』
(廣済堂出版。2018年)より

【第4章 愛の中にいる】

9.神さまに気に入られる生き方ができているか
日々問いかけながら暮らすこと。

細かなディテールまで思い描く妄想をすること。

これが望む未来を引き寄せる秘訣です。


★井内由佳さんの公式サイト:http://yuka-i.com

★井内由佳さんが社長をつとめる
株式会社フィールド オブ ドリームスの公式サイト:
https://f-o-dreams.com/

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◎文屋では、平和の大使プレム・ラワットさんの
集大成となるご著書を、世界出版するため、
制作中です!

テーマは、「呼吸としあわせ」です。
お楽しみに。

◎ラワットさんの講演動画

2011年、欧州議会にて「平和と幸福の実現」をテーマに講演。
講演後に提案された「平和の誓約書」に
37の政府、団体の代表が署名。

「歴史的な講演」と評価され、
「平和の大使」の任命を受けました。
https://youtu.be/owcmZ4ymmS0

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◎わたしのイチオシ。斉藤一人さんの「覚悟の話」
goo.gl/hJbwWd
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