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小布施の大人や子どもたち、旅人にも愛されるパン チェルシーバンズ。
これは、戦後間もない小布施の地に、カナダ人看護師、ミス・パウルが伝えたものです。
新生療養所(今の新生病院)へ、患者さんの給食用のパンを届けていた「小布施岩崎」の岩崎小弥太さんが、「この夢のようなパンを、ぜひ作ってみたい!」と、ミス・パウルから教わった異国の味。
それから約60年。
今も、たくさんのファンのために、毎朝、毎日、小弥太さんとご一家が作りつづけています。
「日本の結核患者たちを救いたい」という、カナダの人たちの想いから生まれた新生療養所。
故郷を想うミス・パウルと、新しいおいしさを求めつづける小弥太さん。
二人の交流から生まれた、小布施のチェルシーバンズ。
その物語を、カナダの人たちへの感謝とともに、愛らしい絵本に仕立てました。
小布施でつむがれた、ささやかで、あたたかな物語に、ぜひ、ふれてみてください。
文章に英語対訳がついています。
外国の方へのプレゼントや、英語の学習にもお使いいただけます。
英訳を担当したハート・ララビーさんは、小布施町在住です。
小布施の栗林の中の小さな出版社「文屋」が、創立十周年の感謝を込めて、みなさまへお届けします。
≪プロフィール≫
(和文)
絵とお話 市居 みか(いちい みか)
1968年、兵庫県生まれ。絵本作家。作品に『イモムシかいぎ』(小学館)、『ろうそくいっぽん』(小峰書店)、『こぶたのブルトン』シリーズ(アリス館)、『ヘリオさんとふしぎななべ』(アリス館)など多数。小布施を訪れ、りんご畑の花や、オープンガーデン、町並みなど、透明感のある景色の美しさに魅せられる。尊敬する画家は葛飾北斎。滋賀県在住。
http://www.geocities.jp/ichiipk/
ルポルタージュ
中島 敏子(なかじま としこ)
1969年、長野県生まれ。初めての著書『小布施町新生病院物語』の取材で、1年あまり小布施に通って以来、小布施の人と自然、町と土地のパワーに魅了されている。『いい会社をつくりましょう』(塚越寛)、『幸福への原点回帰』(鍵山秀三郎・塚越寛)、『いのち輝くホスピタリティ』(望月智行、ともに文屋)などを編集。千葉県在住。
英語翻訳
ハート・ララビー
1967年、アメリカ・ニューヨーク州生まれ。1987年の初来日以降、ほとんどを日本で生活。翻訳活動以外に、オリンピックなど国際競技大会の運営にも携わる。小布施町在住。
(英文)
Illustrations and Japanese Text (Picture Book): Mika Ichii
Born in Hyogo Prefecture in 1968, Ichii was impressed during a visit
to Obuse with the beautiful clarity of the scenery: the apple
blossoms, the open gardens, the townscape. A fan of Katsushika
Hokusai, she lives in Shiga Prefecture.
http://www.geocities.jp/ichiipk/
Japanese Text (Essays): Toshiko Nakajima
Born in Nagano Prefecture in 1969, Nakajima fell in love with the
power of Obuse's nature and people, town and land, over more than a
year of on-site research for her first book, about the New Life
Hospital. She lives in Chiba Prefecture.
English Text: Hart Larrabee
Born in rural New York State in 1967, Larrabee has lived mainly in
Japan since his first arriving at the age of twenty. When not
translating, he works on Olympic Games and other international
sporting events. Lives in Obuse. |