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2011年1月5日

長男と鈴木徳一さんとの対話

3日夜から4日朝まで、妻の実家(長野市松代町)ですごして、帰宅しました。

 

13時ころまで仕事場で編集をした後、長男の真風さん(24)と、小布施町の日本料理のお店「鈴花」さんへ。まだ鈴花さんに行ったことがないというので、お正月休みで帰省中の長男と二人で、食事に寄せていただきました。

 

http://www.obuse-suzuhana.com/index.html

 

献立は、お正月の季節限定のお膳。焼きブリのお雑煮など、お正月気分いっぱいの和の心を、1階の「SAKURA」のカウンター席いただきました。

 

食事を終えると、ご主人の鈴木徳一さんが声をかけてくださり、2階の小部屋へ。3人で1時間ほど、語り合う時間をいただきました。

 

鈴木さんは、厳しい修業時代のことや、お弟子さんを育てる苦労や楽しみなど、実体験をありのままに、真風さんに語ってくださいました。

 

長男は、一昨年から東京の山の上ホテルで修行中です。いずれは故郷に帰って・・・という夢をもっています。「一流」といえる世界で研鑽している鈴木さんとの出会いと語らいが、なんらかのものごとをもたらしてくれることを、願っております。

 

大分の湯布院との比較から、小布施がより奥行きのある味わいをかもし出すためには、温泉と50人程度が集い、食し、宿るのとの出来るお宿がほしいですね、という話にもなりました。和風の宿というよりも、日本人好みのホテルでしょうか?

 

午後、仕事場に戻ると、宮本忠長建築設計事務所の西澤広智さんよりお電話。副所長の久保隆夫さんがお亡くなりになられたとの由。享年61。あまりにもお若いご逝去に、残念でなりません。

 

久保さんは、小布施町に生まれ、大学を卒業後、宮本忠長先生のもと、小布施の町並み修景事業を手がけられました。北九州の松本清張記念館の設計も担当なさいました。

 

http://www.kid.ne.jp/seicho/html/index.html

 

15年程前には、わが家の設計管理も担ってくださいました。久保さんの、温かいお人柄そのままの空間、斬新な発想と素敵なセンスを、暮らしていて、また仕事場にしていて、日々感じております。

 

・すべてのお部屋から、先祖伝来のお庭を望めること。

・お部屋の日当たりを良好に。

・薪ストーブのある広々とした居間空間を。

・2階への階段への導線は居間を通るように。

・北側の小庭を、玄関から望めるように。

 

こういった”条件”をお願いして、限られた予算や面積の中で、存分に力量を発揮してくださいました。何回かの打ち合わせ会の折、設計図面を脇に抱えて来た久保さんが、新しい発想の図面を私ども施主に伝えるときの、ちょっといたずらっぽい笑顔が忘れられません。無理難題にも、お答えいただきました。

 

私より10歳年上の、同郷の先輩ということで、ずいぶん可愛がっていただきました。久保さんとの思い出は、書きつくせません。心より、謹んで、ご冥福をお祈り申し上げます。(いろいろ勝手を申して、ため口までたたいてしまい、ごめんなさい! また飲みたかったです)

 

**********

夕方、母と長男は二人で電車に乗って、長野市内の映画館へ。市内で私の弟の稔さんと合流して、3人で居酒屋にて懇親して帰宅しました。子どもと孫とお酒を酌み交わして愉快に語り合える母も、その子も孫も、幸せものだと思います。

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