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2002年12月1日

映画祭、来年へ!

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北信濃小布施映画祭が終わりました。
約60名の町内外の実行委員が、準備やチケット販売を続け、当日二日間もボランティアを楽しみました。二日目の今日は、4本を上映。
『阿弥陀堂だより』では、なんと小泉尭史監督が東京から朝6時過ぎの新幹線でご来場。上映前にごあいさつ、上映後、サイン会までしてくださいました。
『うつくしい人生』は、小布施の隣の中野市出身でパリ在住の永田鉄男さんが撮影監督を務めた映画。南仏の田舎町が舞台です。山の古い家に移り住んで農と酪農の暮らしを始めた家族。わたくしの理想です。
『メルシィ!人生』はコンドームをつくる会社を舞台にした楽しいフランス映画。
『天国の口、終わりの楽園。』は、幼なじみの少年二人といけてる年上女性を主役にした、いけてるシーンの多いメキシコ映画。

特定の映画監督やジャンルをテーマにした映画祭が多い中で、ほとんどテーマといったものがない、かけだしの映画祭。終えてみて、この「テーマなし」という弱さが、強さ、強みにもなりうる、と感じています。ふだん映画に親しむ機会が少ない大人や子供たちに、やさしく手招きする映画祭があってもいい。1、2本、すごく難解な、マニアックなのがあってもいい。

ロビーで手作りのトン汁やパンやおにぎり、クッキーにココアなどが売られて、大勢が談笑している光景を見たある参加者は、「ほかの映画祭にはない温かさがある。これ、いいね。こんな映画祭、あってもいいですよ。小布施ならではだね」と。
この映画祭が、小布施に、北信濃に、多士済々が集まってなにかを生み出していく母体の役割を果たすような、気分を今、もっています。
みなさん、来年をお楽しみに!
そして実行委員長の市村良三さん、小林一三さん、湯浅伸一さん、映画情報雑誌『ワンダーシネマ』の吉田豊さん、実行委員のみなさん、観客のみなさん、ありがとうございました。長野東宝グランドの本多邦之さんをはじめ映写スタッフに方々にも感謝です。

月に2本は、映画館で観よう、そう思いました。
【今日の一句】「うれしくも せつなくもなく 昼しぐれ」
『うつくしい人生』を観ていて、うかびました。ただの日常に、にじみあがる涙というものがあるのですね。

【今日の写真】文屋文庫の第一巻『小さなまち、たがやす人』、好評です。
これからは、町村の役場や市町村合併関係の講演会などに出むいて、つまり行商を楽しもうと思います。第二巻につなげるためにも完売を目指します。ご支援をお願いします。

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2002年12月2日

庭の冬支度

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一日中、薄日のさすあたたかな日でした。
庭に生い茂ったアイビーのつるの一部を、母が刈りこみました。石畳の通路の両側のアイビーは、刈りこんでおかないと雪片付けのときにつるが雪にまとわりついて大変なのです。
アイビーからふと目を上げると、四季咲きの薔薇が一輪。直径4センチほど。ほとんど白に近い薄いピンクの八重の花。木枯らしの吹くこの時期まで、咲いてくれるのはうれしいけれど、人間のために寒さをこらえているように見えて、ちょっと切なかったです。

【今日の一句】「ひざまずき 陽に透かしみる 冬の薔薇」
【今日の写真】秋の庭片付けの様子です。
【今日の仕事】長野国際親善クラブ会報編集、ほぼ終了。『小さなまち、たがやす人』の販売準備。塚越寛さんの本の執筆準備。
【今日のリンク】長野市在住のアウトドア活動家・美谷島孝さんのHPです。
http://www.janis.or.jp/users/tks/
トップページの「Home−page Net」から入ると、数十もの美谷島さんの友人たちのホームページが紹介されています。わたくしの文屋のHPはなんと「芸術家」のコーナーに。精進いたします。

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2002年12月3日

12月6日、玉村豊男さんが小布施で講演されます

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あたたかな一日でした。
お知らせです。
玉村豊男さんが6日午後3時15分から5時まで、小布施町の「十方庵」にて、講演をされます。演題は「これから通用するブランドとは何か」。八十二銀行小布施支店の開設20周年を記念する催しです。入場無料。前もって同支店026-247-5682へご連絡を。
玉村さんは、長野県東部町に農園ヴィラデストを経営。田舎暮らし、リゾートオフィス、ライフスタイル論など幅広い分野で執筆をされ、静物画や風景画にも定評があります。お得意の「農」と「食」を中心に、地域活性化まで、おもしろくてためになるお話を期待したいです。
確定ではないのですが、この玉村さんの講演録が、「文屋文庫」に加わることになりそうです。来春早々にでも。ご期待ください。

【今日の仕事】長野国際親善クラブ会報校正。『小さなまち』の営業活動。集金。『オープンガーデンブック2003』の第1回編集会議(町経済課の西山課長、田中助一さんと)

【今日の一句】「落葉焚き往生際の炎かな」

【今日の写真】この夏、長野高専へのマレーシアとベトナムからの留学生を迎えて開かれたガーデンパーティー(フローラルガーデン小布施にて)。来年秋には、全国のガーデニングに熱心な自治体によるサミットが、小布施で開かれます。

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2002年12月4日

玉村さんの講演会、楽しみです

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狐の嫁入りの雰囲気の昼のしぐれ。光のシャワーのようでした。
野沢菜漬けの季節です。母は、育てた野沢菜を一昨日収穫して今朝まで日向干し。午前中に「お菜洗い」をしました。風呂の洗い場でぬるま湯をシャワーから大きなたらいに出して洗っていました。午後には漬け終わりました。わたくしはただ見ていました。
今年は「やわらかい品種の野沢菜」の種を買ってまいたのだそうです。できばえが楽しみです。
田園の豊かな暮らしを実践している玉村豊男さん(写真)の講演会が6日に小布施で開かれることは昨日書きました。玉村さんは近く、ワイナリーを開設します。りんごのお酒シードルも造られるのだそうです。
わたくしは、玉村さんの絵も好きです。写真は「リュクサンブール公園のティータイム」。こんなお茶のお店が小布施町にあればいいなと、思います。
玉村さんのホームページはhttp://www.villadest.co.jp/です。訪ねてみてください。楽しいですよ。今日の写真は2枚とも、このHPから拝借しました。

【今日のお仕事】NIFC会報校正。『小さなまち、たがやす人』営業で、須高ケーブルTVの丸山部長を訪ねる。旅行会社KEIトラベル社長の芋川恵子さんと打ち合わせ。

【透玄 今日の一句】「冬の陽の泥に鰌の丸く寝る」(鰌はドジョウです)
お座敷の家系図の掛け軸にお日様がほんわかと
「家系図に末広がりの冬陽かな」
茶色になって散る数秒間に、栗の葉はなにを思うのだろうか、と考えて
「枯れるとは 腐るとは何 栗の苑(その)」
葉っぱは無心、こんなことは思っていないのでしょうかね。

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2002年12月5日

母68歳の誕生日です

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うす曇の一日でした。
今日12月5日は、母・信子の68歳の誕生日です。
母は昭和9年、小布施町山王島という、わが家の北隣のむらに生まれました。
お父さん(わたくしのおじいちゃん)は千曲川を行き来する舟の大工をしていたそうです。母は二人姉妹の妹。地元の中学校を終えて須坂市の洋裁学校へ。修了後は東京大田区に暮らし、2年間、洋裁の勉強をしながら洋服店に勤めました。そのうち縁談の話が出たところ、お父さんに「そんな遠くへは嫁にやらない。帰ってきなさい」と命じられて帰省。
24歳のときにわたくしの父・敏夫(7年前、68歳で逝去)と結ばれ、25歳の3月、長男・豊が生まれたわけです。
母の服装やモノ選びのセンスはなかなかなものですが、きっと東京でファッション界のはしっこに身を置いていたことが好影響を及ぼしているのではないかと察します。
今晩は、若夫婦と孫3人に囲まれて、妻手作りのチーズケーキを囲んでお誕生会を開きました。ささやかだけど、薪ストーブのぬくみも手伝って、いい感じでした。
いつまでもお元気で!

【今日のお仕事】『小さなまち、たがやす人』販売準備。玉村豊男さんにメール。信州名匠会会報『たくみ』新年号の打ち合わせ。

【今日の一句】「ひとつだけ 冬陽におよぐ 林檎玉」
「その土に いざ還りなむ 栗落葉」
拉致の日本海から千曲川へ、鮭の帰還を願って
「連れ去りの海より 赤き鮭還る」

【今日の写真】(1)母のお誕生会(光不足、すみません)
(2)夏にフローラルガーデンおぶせで開いたパーティーに参加した長野高専
の留学生たち。中央の男性はベトナムのミンさん。コンピュータソフトを学ぶ3年生です。8月初旬、わが家では彼と一緒に新潟の海へ遊びにいきました。

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2002年12月6日

ブランドとは?玉村さん、語る

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うす曇の、少し風の強い日でした。
午後3時すぎから小布施の十方庵にて、玉村豊男さんの講演会が開かれました。演題は「これからの時代に通用するブランドとは何か」。八十二銀行小布施支店開設20周年記念の事業です。100名ほどが聴講しました。
東部町の標高850メートル、1万坪の南斜面で、ワイン用の葡萄や野菜を栽培し、文筆と絵筆による創作を続ける玉村さん。「食」と「農」は小布施のいちばん関心のある課題であり、その暮らしの志に、わたくしもひきつけられるものを感じています。
「その村でしかできないのに、世界中のみんなが知っている農産物」「出自、どこのだれが作ったのかが明らかな安心感」「情報化された新しい農業」「ブランドを支える人間力」「変わりつづけることで変わらないブランド」。たくさんの鍵言葉を授かった85分間でした。
「ある人が植えた葡萄の木がもっともおいしい葡萄をならせるころに、その人はこの世に居ない。つぎの人がその葡萄とワインを楽しむ。まもなく葡萄の木は寿命をむかえ、新しい苗が植えられる。新しい苗が一人前になるころ、植えた人の子や孫がようやく、成熟した葡萄を味わう。人と木の命の重なり合いによる永続」。農業の深い魅力を、玉村さんは語って、締めくくられました。
「5反歩の農地の土に自分ももっと親しもう」と思い、また「ブランドと文屋文庫」について、我田引水的に思い巡らしました。玉村さん、ありがとうございました。
玉村さんの今日のご講演は、『文屋文庫』として発刊される予定です。ご期待ください。

【今日の一句】「まっすぐに 寒の蝋燭 すっくと燃ゆ」
朝の神棚に立つ蝋燭(ろうそく)が、頭に橙(だいだい)の炎をかかげて、直立。

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2002年12月7日

子供に小言を言い続ける小物の大人

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「男親は少々間の抜けているくらいがいいんだよ。黙ってみていればいい。日本海へ車を飛ばして、沈む夕陽を眺める。砂浜で黙って。たまには気を抜いて、ゆったりしなよ。大らかにな」。6日昼過ぎ、お茶を飲みながら、Yさんはわたくしに言いました。
いい面を見つけたりほめたりするよりも、だめな面や失敗を見つけてしかる、怒る、怒鳴る。そんな自分の一面にほとほといやけがさしていたときだけに、すずしい風が汗の額をなでたような気分になりました。小言は小物の証明、ですよね。深呼吸して遠くを眺めてみます。

【今日の写真】さて今日の写真は、わが家の入口にたたずむ石の祠(ほこら)と娘の星河です。この祠をうちでは、「屋敷神(やしきがみ)さん」と呼びます。江戸後期の作。京都の伏見のお稲荷さんのお札をまつってあります。なぜお稲荷さんなのか?それはなぞですが、この土地が昔から「狐橋(きつねばし)」という小字名であったことと関係があるのかもしれません。そう、狐のお稲荷さん、ですね。
わたくし、この「狐橋」の地名がたいそう気に入っております。この村の中世の豪族の広大なお屋敷の入口がこの土地だったそうで、見張り役が駐在していたとも教えられました。
わが家では、毎朝ご飯とお水を上げてお参りするほか、出かける前とあとには一礼して、交通安全とよき出会いをお願いします。
先のYさん、今年3月に大きな事故にあい、2か月間も意識を失っていたのだそうです。「すべてを振り出しにもどす出来事でした」と語るYさんの3人の子育て談に聞き入った昼下がりでした。

【今日の一句】「淡き陽を 芯に抱いて 霜の薔薇」
「全身を 陽のいけにえに 冬薔薇(そうび)」

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2002年12月8日

雁田山に冠雪、庭の木に電飾

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寒い朝でした。
小布施の唯一の山、雁田山の上半分、標高でおおむね500メートル以上の部分が、雪化粧しました。雁田山は町の東の端を南北に横たわる、横手山系の山です。町の屏風の役割を担っています。ここに数回、雪が降ると、いよいよ小布施の里も雪景色です。
午前、長男の真風と星河と3人で、裏のマロニエの木に、電飾を施しました。葉をすっかり落とした木の枝を数百の豆電球で飾りました。昨年冬からの試み。むらの入口に植えた木なので、みんなに楽しんでもらえます。
今、午後2時。これから真風と次男荒野、母と一緒に、栗林の根元の草かきに出かけます。その写真は明日ね。

【今日の一句】裸木のつならりが五線譜のようです。
「五線譜の 森に奏でる 冬の風」

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2002年12月9日

15センチの雪でした

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朝6時、目を覚ましてびっくり。一面が雪景色でした。少し水分の多い雪で、庭の積雪は15センチほど。冬用のタイヤにはきかえました。写真は、朝の仕事場の窓から見た庭です。夫婦松の枝に雪が積もって、つらそうです。このあと落として、楽にしてあげました。

【きのうの野良仕事】栗の木の根元のまわりの草をかく「枝下かき」を、真風と荒野とやりました。根元の半径50〜80センチの古いわらや草を、草かきで削ります。ねずみの巣や穴をふさいだり、春のわら敷きなどの作業をしやすくするのが目的。父は生前「環境美化の狙いもある」と語っていました。父の言葉のとおり、きれいになりました。母の手ほどきで約2時間。15アール、約100本の栗の木の枝下かきを終えました。
写真は荒野(左)とわたくし、です。
子供たちも、やりとげた快感を味わっていたようです。「これですべての畑仕事は終わり」と喜ぶ母は、ほうれん草をざる一杯、抱えていました。今晩の夕食に、ほうれん草のおひたし=「畑のお刺身」です!

【今日のお仕事】かんてんぱぱ、塚越寛社長の本、執筆。

【透玄 今日の一句】「天の粉 菓子屋志願の 頬に降る」
「土となる わら隠れ家に みみずの子」

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2002年12月10日

裸木を眺めて散歩をしました

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午前中はぽかぽか陽気。写真のように、仕事場の前の夫婦松に昨日積もった雪が、とけていました。しずくが朝陽にあたって、なんとも清涼な感じでした。
「十方を はらみ放たる 初しぐれ」という11月末の句を思い出しました。
昼下がり、30分ほど近所を散歩。栗園の小道を、日向ぼっこしながらゆったり楽しみました。
午後後半からはいっとき粉雪が降り、一気に気温が下がりました。
そんな光景を見ながら、かんてんぱぱの塚越寛社長の本を執筆。
「個人の財産をためるということは、全然私の頭にない。みごとにないです。・・・ととにかくそれは従業員がよく知っていますから、うちはTQCはやらないけれども、本当によく働きます。」
こんな人物の仕事ができている自分を、本当に幸福者と思います。目先の欲、利益に目をくらますことなく、わたくしも生きたいし、仕事をしていきたいと思います。こんな文章が、有言不実行なんて言われないように、心して!

【透玄 今日の一句】「裸木みな 地球の熱き 核を指す」
朝の散歩コースは、自宅北側にのびる農道です。葉を落とした木は、矢印のように根っこの先の、そのまた先の、地球の熱い核を向いているように見えました。冬の間、しっかりと力をためているのでしょう。で、わたくしは、どうなの?と自問。

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2002年12月11日

冬の灯り、ともりました!

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昨日の雪はどうやら根雪になったようです。天からの雪と地面の土が、来年3月初旬までの約100日間、一体になります。その姿は、流れる雨とも、すぐにとける雪とも、またすぎゆく風とも違って、天と地との、根雪ならではの関係、かかわりなのだと、気づきました。
そこで、
【透玄 今日の一句】「天と地と 百日の縁 根雪かな」

【今日のお仕事】塚越寛社長の本、資料読みとあすの取材用意。あす12日はあさ6時15分に出発して車で伊那食品工業さんへ(片道137キロです)。塚越社長に今年最後のインタビューをする時間をいただきました。本の完成が楽しみです。

【今日の小布施】朝刊に、地域通貨を小布施で!と熱く語りかけるチラシが入りました。発行元は第三セクターの?アラ小布施。地域通貨には以前から関心はありましたが、どうしても主体的に取り組む気持ちになれないのはなぜでしょうか。学習会に参加させていただいて、一から学んでみようと思っております。

【今日の写真】わが家の名物、冬の景観照明です。12月初旬から3月初旬まで約100日間、夕方から眠る時間まで。葉をすっかり落としたマロニエの木に飾りました。むらの入口ですから、けっこう喜ばれているようです。木の根もとの白いのは雪です。

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2002年12月12日

詩人・高橋睦夫さんとの出会い

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今年の出来事でもっともうれしいことの一つは、詩人の高橋睦夫さんとの出会いです。
11月9日(土)、ISIS編集学校校長の松岡正剛さんにご紹介をいただきました。高橋さんは神奈川の逗子にお住まいです。毎月のように鎌倉へ勉強に参っているわたくしにとっては、鎌倉の一歩先の逗子に高橋さんが居られることは、その幸運を神に感謝したい気持ちです。高橋さんが小布施を詠む『小布施百句』のお話もいただきました。
また、「俳句を送ってみてください。私なりに朱を入れさせていただきます」と、願ってもないご教授のお許しもいただきました。「今日の一句」は、高橋さんに見ていただきたくて創っている習作なのです。

【今日の写真】高橋さんからお葉書をいただきました。ご著書『私自身のための俳句入門』(新潮選書)と『百人一句』(中公新書)。

【高橋さんにいただいた一句】「みすずかる 平たひらや 冬霞(ふゆがすみ)」(むろん、この「平たひら」には善光寺平も含まれています、との添え書き)。

【続けておそれおおくも、透玄 今日の一句】「木の陰を 奥へ押しやり 冬日向」

【今日のお仕事】朝6時15分、車で出発。伊那市の伊那食品工業・塚越寛社長にインタビュー。9時より11時20分まで。午後4時前に帰宅。

【今日の小布施】小布施堂の「小布施ッション」。一橋大学教授の米倉誠一郎さんの講演と懇親会。「自己イノベーションのすすめ」。ノリノリの米倉先生が、「×0.9はだめ!×1.1でも1.2でもいいから前へ前へ!」と熱弁。「常に当事者意識をもつ」(失われた十年ではない、失った十年、失った主役はあなた自身!)を第一条とする「自己イノベーション十一か条」を紹介。詳しくは、『ジャパニーズ・ドリーマーズ』(PHP新書)をどうぞ。

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2002年12月13日

文屋サイトの生みの親林映寿さんです

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朝から冷たい北風の吹く日でした。
10時。小布施町雁田の浄光寺さんへ。副住職の林映寿さんを訪ねました。映寿さんは「えいじゅ」さんと読みます。25歳。わたくしのこのサイトは、彼に作っていただきました。開設からすでに50日。この写真帖でご紹介するのはもっと早くすべきでした。映寿さん、ごめんなさい!

【今日の写真】映寿さん(左)とわたくし

インターネット初級者のわたくしに、基礎知識、企画からデザイン、技術指導まで、すべて懇切丁寧に教えてくださっています。
映寿さんが運営する小布施のタウン情報発信サイト
http://www.e-obuse.com/をお訪ねください。
今日の面談のテーマは、この文屋サイトの魅力向上。
1 おぶせ写真帖は毎日書き続けること。
2 デジカメで撮影した小布施の写真(人、景色、物事など)を、住民や来訪者から募って、サイト上でコンテストを運営する企画を練ること。
こういったことを話し合いました。みなさんもご提案ください。

浄光寺は真言宗豊山派のお寺。重要文化財の薬師堂があります。「りんごあずき」などの「大黒おやき」はおすすめです。雁田山のふところ、心静まる場です。

午後、おんだ整骨院にてはり+マッサージ。快癒。

夕方、町役場にて、花咲くテーブル・トーキング。今春、町企画財政課を事務局に始まった住民による語らいの場。月一回、いろんなことを話し合います。今日は市町村合併問題。約15名が、1時間半、議論し、その後、忘年懇親会。2次会にも行って帰宅は11時半でした。わたくしはこの座長をおおせつかっておりますが、「住民と行政職員がこんなに熱心に議論する場はほかにない!」(課長の呉羽勝正さん)と言われています。なにかが生まれてくる気配です。
そんなわけで、同じ時間帯に商工会館で開かれていた「北信濃小布施映画祭」の打ち上げには参加できず、ちょっと心残り(歌に踊り、ベニスケースに吹き矢まで飛び出したそうです。)
おっと今14日午後4時半。快晴の夕焼け空を、西から東へ、ジェット旅客機が勢いよく飛んでいきますね。

【透玄 今日の一句】「手袋に 朝陽を迎ふ 牛乳屋」

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2002年12月14日

あす夜、NHK教育に中嶋彰子さん登場

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朝、オペラ歌手の中嶋彰子さん(写真)と久しぶりの電話。彼女との出会いは1989年、拙者30歳の秋にさかのぼります。シドニーへ単身、”英語研修”の名目で滞在していたとき、オーストラリアにおける声楽家としての登竜門、オペラコンクールの栄冠を目指して励んでいる彼女に出会いました。
地元の日本語新聞『日豪プレス』90年2月号に「響け、オーストラリアからの歌声!」と題して長めの原稿を寄稿したこともありました。
あれから彼女は、豪州一位になって奨学金を手に渡欧。今はウィーンのフォルクス・オペラ劇場で主役を演じています。小澤征爾さんにとても近い位置にいる、と素人のわたくしなどは安易に想像しています。
新年には新宿の新国立劇場で、『アラベッラ』(ドイツ語公演)のスデンカを演じます。「R.シュトラウスとホフマンスタールの名コンビによる最後の作品。19世紀ウィーンが舞台の恋愛オペラ。」だそうです。
詳しくは、http://www.nntt.jac.go.jp/season/s183.html
もしかしたら、1月か2月のある日、彼女とご主人のニルス・ムースさん(フォルクス・オペラ劇場監督兼指揮者、ピアニスト)を小布施に迎えて、オーストリアワインによるミニコンサートを開くことになるかも…(初夢に近い予感です)。
あす15日夜10時、NHK教育TVで5分間、ウィーンでのふだんの彼女を紹介するVTRが映されます。ご覧ください。

【今日の出会い】(社)長野国際親善クラブの常務理事会に参加。柳島純雄さん(長野市)の新著『待つこと これ人生なり』(東京図書出版会)をいただく(『小さなまち、たがやす人』と交換)。「人生は『待つ』ことの繰り返し。『死』を待ち追求すれば、生きる喜びと命の大切さが見えてくる。…死を憎まず、人生を愛すべし」。

それから、大工の瀧澤信雄さん(更埴市)、ご家族でわが家へ。『小さなまち…』を4冊、「知り合いに読んでほしくて」とお求め。感謝します!!

【透玄 今日の一句】「落ちる前 まわれ右して はぐれ雪」
「雪原や 眠れる土の みみずの子」

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2002年12月15日

玄照寺さんの森に桜を植えました

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気温はマイナス9度。朝から快晴で夕方まで好天でした。
午前中は、編集学校のお稽古(おくれてます!)。
午後1時30分より、真風といっしょに玄照寺さんの「どんぐり千年の森」へ。
桜と紅葉を植えました。松川という暴れ川の扇状地なので、土地は石だらけ。造園のさつき苑さんが、前の日までに重機で穴を掘り、土を入れておいてくださったので、手際よく進みました。約30名が集まり、50本の木を植えました。
1本千円でオーナーになり、木の幹に葦澤明義住職の筆になる名札をつけていただきます。千円というのでひょろっとした苗木を想像していたのですが、2メートルもある立派な苗ばかり。わが家では「紅ゆたか桜」という桜を選んで、植えました。途中から次男の荒野も合流。水くれなどを手伝いました。
来年3月23日(日、予定)、2回目の植樹を行います。みなさんもおでかけください。お申し込みは、第三セクターのアラ小布施(026-247-5050)または同寺(-247-2100)まで。
5ヘクタールもある広大な平地林です。下草刈りなどを続けて、大事に育てていきたいと思います。
3時から飯田公会堂にて、年末締めくくりの自治会役員会(組長会)。分館主事として会計報告。
5時からふたたび玄照寺さんへ。若い衆でつくる「慕古の会」の忘年会。慕古(もこ)は禅の言葉で、温故知新のような意味だそうです。会長の冨岡一郎先輩の音頭で乾杯。参加は10名ほどでしたが、たいそう盛り上がりました。
夜10時、NHK教育TV「芸術劇場」で、オペラ歌手・中嶋彰子さんのウィーンにおける日常とステージ姿を鑑賞。12年前、シドニーで彼女とであったころの思い出を妻と語り合いました。人種的な偏見で大変な苦労をした彼女が、いまやウィーンのオペラ座に並ぶ劇場でプリマドンナとして活躍しています。心から拍手を贈りました。

【今日の写真】あいさつをする玄照寺の葦澤住職(左)とさつき苑の社長・久保敏幸さん、参加者。

【透玄 今日の一句】体を動かしたからでしょうか。たくさん浮かびました。
「寿(ことほ)ぎの 雪を装ふ 百日紅」
「まろまろと 雪を溶かして だんな風呂」
「鳥の群れ 過ぎて音無き 寒の空」
「冬薔薇(そうび) 光の旅の 宿りかな」・・・これ、好きです。
「ひきこもる 紅のみみずや 冬の鳶(とび)」
「守られて 解き放たれて 白き息」
「ちぢこまり 紅きわだたす 寒林檎」
「女系なる 漢(おとこ)の酒や 白き息」
「人さらう 穴かと寒の 昼の月」・・・これお気に入り
「ひとすじに 空貫いて 寒の雨」

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2002年12月16日

世界定めの雉に震えたぜ!

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朝、散歩していて、めすの雉(きじ)が一羽、朝日のほうへ飛び立ちました。背中を丸めていたわたくしは、その「思い定め」「思い切り」に震えました。歌舞伎には、演じる時と場面を設定する「世界定め」という言葉があるそうです。
そこで【透玄 今日一句】「あかつきに 世界定めて 寒の雉」

午前、ISIS編集学校(http://www.eel.co.jp/06_editschool/index.html)のお稽古。あす深夜の締め切りに間に合わさん!
午後もひきつづいて編集学校のお稽古に集中。うん、なかなか乗ってきたぞ!

【今日の写真】新しく迎えたシクラメンと星河とともに
先日の土曜日朝、このシクラメンはわが家にやってきました。深い赤にちかい紫色の花と濃い緑の葉をたっぷりとつけた、活力みなぎる鉢です。届けてくれたのはいつものお花屋さん。緑色の車体に「十方庵」と書いたワゴン車に乗って、花売りお兄さんの樋田敏孝さんがやってきました。交渉上手の母親が、値引きやら一鉢追加やらおまけやらのやりとりの後、玄関に大人の胸まである大きなシンビジウム、窓辺にヒアシンス(ピンク)の水栽培、そしてこのシクラメンがお目見え。交渉は双方笑顔の引き分けの様子でした。

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2002年12月17日

編集学校書き上げました

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松岡正剛さんの主宰する「ISIS編集学校」の「破」という講座で学んでいます。インターネット上の学校で、編集を学びます。ここで編集とは、活字の編集に限らず、料理もお洗濯も旅行の日程を決めるのも、つまり生きることはすべて編集だ、という考えです。だから、学生も主婦も退職したおじ様も同級生です。4か月間、週1〜2つのお題に回答し、師範代という人に指南をいただきます。
今日は2回目の回答コンテスト「アリスとテレス賞」の締め切り。深夜零時までに3000文字の回答を書き上げました。準備期間は十分あったのにさぼっていたために、ぎりぎりのゴールでした。おはずかしい。

【今日の対話】長男真風が通っている県立須坂東高校1年2組の担任河島謙造先生と教室で初対面。真風と妻と懇談会。中学校の先生ですが、希望して3年間、高校で教えているのだそうです。180?近い図体の大きな、でもやさしそうな31歳。たよりにしてます。真風は毎日片道6キロを自転車で通い、サッカーに打ち込んでおります。

【今日の小布施】オープンガーデン・オーナーの集い。60名のうち12名が参加。今後の活動について活発な意見交換でした。世話人の長田さんにクリスマスリースを頂戴しました。

【今日の写真】夕刻、宇宙色の空を西から東へ、ジェット旅客にが。目を凝らすと、機影も見えました。庭のトガの上空を・・・見えますか?ジェット雲。

【透玄 今日の一句】「月をもつ 星に住む幸 冬の暮」

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2002年12月18日

ル・レクチェをごぞんじですか?

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白状します。今日は午前11時30分まで寝ておりました。久しぶりにアタマを深夜まで使ったせいですが、これしきのことでこんな状態ではなさけない。精進足りません。
夕方、隣の村、山王島の専業農家、久保禮一さん(写真)、博子さん夫妻を訪ねました。りんご、ぶどうなどの果樹農家ですが、とくに有名なのが、ル・レクチェという西洋梨です。みなさん、このなしをごぞんじですか?わたくしは、久保さんに数年前に教えていただくまで、知りませでした。
三角形でカリンのようなかたちと色をしています。香りは軽い感じの甘さ、味は、味は、どう表現したらいいのか?さえた甘さ、すっぱさの記憶を秘めた広がりのある甘さ。○○に似ている、という表現は使えないほどの、おいしさです。
久保さんは10数年前、新潟県のある農家でこの梨に出会いました。栽培を決意し、収穫には成功。しかしこの梨は、収穫後の追熟が命です。温度差の激しい小布施では、甘味を乗せる追熟がうまくゆかず、数年間は、重機で掘った大きな穴にトラックで積んできたこの梨を捨てるような状態でした。
ある秋、奥さんの提案で、試してみたのが古い地下室。お父さんの勇さんが今から40年も前に造っておいたりんごの貯蔵庫に目を付けたのです。年間ほぼ同じ温度の地下室で寝かすこと数十日。とうとう極上の味に仕上がりました。
この技術を身につけてみると、温度差の大きな小布施で収穫されたル・レクチェのほうが、本家の新潟(海洋性のため温度差が小さい)のよりも収穫した時点の本来の糖度が高く、追熟後の味は久保さんの作品がダントツに上等になったのだそうです。
どうです?ひと口、食べたくなったでしょう?
大丈夫。年末までは、出荷ができるそうです。久保さんへ直接電話をしてみてください(026-247-2088)。
久保さんの「ル・レクチェ物語」、いつか書いてみたいと思います。

【透玄 今日の一句】「ジェット雲 冬潮騒の 香りかな」

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2002年12月19日

編集の勉強をして過ごしました

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終日、ISIS編集学校のお稽古に集中。この勉強はわたくしにとっては、企業でいうところの研究開発なのです。編集の力は磨けば磨くほど光るものだと、実感する時間です。

今朝は明け方冷え込みましたが、日中はなるい陽気でした。

一昨日夜、オープンガーデンのオーナーの集いがあったことは17日に書きました。そのとき、うれしいものをいただきました。庭主のお一人で、フラワーアレンジメントの先生でもある長田ちえ子さんに、クリスマスの飾り物をプレゼントされたのです。写真がそれ。燃えるストーブの前で、撮ってみました。
コニファーを模した造花の枝に、テディベアーやエンゼル、雪だるま、木の実、帽子やクッキー、薔薇の花などが飾られ、金のリボンがクロスされています。家族も大喜び。さっそく、道に面した窓辺に飾りました。ここに飾ると、家の中の人も道ゆく人も楽しめるので、いいのです。外の電飾ともよく合います。
長田さんは、クリスマス、正月など季節おりおりのアレンジを楽しめる教室を開いています。興味のある方は連絡してみてください。とってもやさしくて、頼りになるおねえさまです。→小布施町松村388-49 電話026-247-2807(平日の昼間はおでかけのようです)

【透玄 今日の一句】「からすも女も 息透きとおる 白き朝」

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2002年12月20日

来し方への反省しきりです

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午前、久しぶりの仕事部屋の清掃と今後の仕事の計画。
小布施で栽培されている野菜の花の写真の絵葉書シリーズ5点が完成しました(写真)。木の花屋さん(更埴市および善光寺門前にお店)がわたくしの手持ちの写真(関眞澄さん撮影)を気に入ってくださり、絵葉書に。しろうり、いんげんまめ、あおじそ、とうがらし、だいこんの5種類です。ほかにいんげんまめの薄いピンクの花を使ったミニサイズのカレンダーも。木の花屋さんでは販売もなさるそうです(電話は026-274-3001)。
午後、はりとマッサージのおんだ整骨院へ。
夕方、小布施国際交流クラブの総会(写真)。創立会長の牧野富士男さんをはじめ、役員の留任を決定。いつも仕事の大半が牧野さんにのしかかっているので、ほかの役員や会員も仕事を分担することを申し合わせました。このクラブは、小布施サマーキャンプ(各国の若者が2週間、小布施にホームステイしながらボランティア活動)の主催や、小布施国際音楽祭の協力などをして楽しんでいます。事務局は第三セクターのアラ小布施(026-247-5050)関悦子さんです。
その後、ズームアップ小布施の忘年会。十方庵にて。自分の来し方のさまざまな性分や思いや発言を、深刻に反省させられる会話があり、沈思しております。

【透玄 今日の一句】「冬陽浴び 茶碗の態(なり)に 指開く」
「冬の猫 何を狙いて 身をかがむ」
「白刃より 鮮血のごと 冬夜明け」

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2002年12月21日

黙ってだまって

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午前、町の「福祉の森」にて、小布施写真コンテストの表彰式。町と共催のズームアップ小布施という仲間の一人として、運営に参加。町職員の友人の林かおるさんの長男恭平くん(5)が「おじちゃん、飛行機つくって」とせがむので、チラシを使って作りました。たぶん25年以上ぶり。最後にやったのは17歳のころ、高校の教室から飛ばした時。なかなかうまくできました。恭平くん、ありがとう。
160点の応募のうち、最優秀賞は長野市上松の松澤忠雄さん(75)が受賞。『愛らしい女狐たち』。町内東町で秋に開かれた「狐の嫁入り祭り」の一シーン。狐の化粧をした女の子数人を横から生き生きと撮影しています。松澤さんはほかに、秋の皇太神社で語りあうおばさんと少女3人の『心優しい小布施っ子』ほか1点も入選しました。
松沢さんは、撮影した小布施の絵葉書2セットを数年前に制作、親しまれています。おめでとうございます。

午後は、編集の仕事の後、旅行会社を営む芋川恵子さんと打ち合わせ。近郊や東京、海外の人に小布施の魅力を知っていただき、小布施の人も元気になる企画について話し合いました。

夜、昨日写真を掲載した、野菜の絵葉書5枚セットの制作を依頼してくださった、お漬物の「木の花屋」さんの宮城恵美子さんより電話。「本当にすてきな絵葉書に仕上がりました。ありがとうございます!」。宮城さん、こちらこそうれしいのです。感謝しております。

日中は晴れ、昼過ぎから雪。夜も雪。寒いです!

師に諭されり「こすっからい性格に気づいて改めよ、和合の暮らしをせよ」と。きびしく言う人あり「なめるな、だますな、純であれ」と。師また諭せり「言い訳をせずに耐えて、黙っていなさい」と。詠みて黙せり。
【透玄 今日の一句】「くちばしを 紅き腑(ふ)に向け 鳩の寒」
「冬の蛇 まろき夢みて まるく寝る」
「葬の灯に 雪軽がると ぬくもれり」

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2002年12月22日

葦は地球の産毛のようでした

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午前、友人Tさんが「妻の実家からいただいたので」とやまと芋をぶら下げて仕事場へ。「たけのこを 地酒のように さげて来る」(文字使い不明)という佐渡の俳人の句を思い出しました。やまと芋は、長芋と同様にすり器ですってとろろ汁などにしていただきます。直径20センチくらいの、茶色のいびつなかたまり。教えられなければ、おいしい食べ物とはとても思えないかたちをしています。Tさんは今夏、初対面した高校の後輩です。春になったら自転車で遠出する約束。長野市の南部に土地を求め、新年から住宅を建てます。奥さんと2児。よい年にしてください!

午後1時より、飯田分館の役員として3人で千曲川河川敷へ。新年1月13日午後に飯田郷元神社で行う「どんど焼き」に燃やす葦(あし・よし)を刈りました。1時間ほど鎌で刈って2トン車の荷台いっぱいに。葦の幹は直径1センチほど。竹のように硬いのですが、茶色に乾燥していて、刈りやすかったですね、思ったより。なんだか”地球の産毛”のようでした。
神社の庭で乾燥させ、前日、円錐形に立てた棒の間に詰めます。各戸のだるまや書き初めなどをその周りに置いて、火をつけます。この行事で、分館の1年間のお役は終了となります。子供たちはだるまを集めるときに、お小遣い(500円か1,000円)をいただきます。これが育成会の活動資金になるのです。

夕方より公会堂で、どんど焼きの実行委員会(飲み会)。

【今日の写真】葦をかかえていい気分でした。

【透玄 今日の俳句】「葦刈りや 地球の産毛 いだき立つ」
「葦刈りて 河童の寝床 刈りのこす」

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2002年12月23日

玉村さんの本を編集中です

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一昨日の午後から夜まで降った雪は、昨日今日の好天ですっかり消えてしまいました。今日は終日、編集に集中して仕事場に。新春に発刊する文屋文庫第二巻の『食と農のブランド力とまちづくり〜玉村豊男小布施講演録』(仮称)の初稿に取り組みました。玉村さんはエッセイストにして画家、農家、ワイン醸造家、農園ヴィラデスト主人。東部町に在住。食と農を軸にした暮らし、そしてまちづくりについて、わかりやすく、熱く語られています。玉村さんの穏やかでユーモラスなお人柄がにじみでるような内容になりそうです。ご期待ください!
玉村さんのことをお知りになりたい方は、公式サイトへどうぞ
http://www.villadest.co.jp/
なおこの講演会は八十二銀行小布施支店開業二十周年を記念、同支店の取引会社で作る小布施経済研究会が12月6日に開いたものです。演題は「これからの時代に通用するブランドとは何か」でした。

夕食後、妻と約1時間、街中を散歩。今日はイヴイヴでしたね。最近、小布施でも屋外の木や壁に電飾をほどこす家が増えました。北岡というむらでは7軒くらいの一帯がきれいに輝いています。

【今日の写真】朝夕、神棚と仏壇にお参りしています。白い蝋燭(ろうそく)をじっと見つめてみました。個体と液体と気体が融合して、炎になっているのですね。イヴイヴの写真として、ごらんください。

【透玄 今日の一句】「とけながら 燃える蝋燭 冬の暮」
木に残された橙色の柿の水分が少なくなって、干し柿状態に。色も黒ずんできています。鳥のかっこうのえさになっています。
「だんだんと 冬色になる 残り柿」

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2002年12月24日

荒野、料理人の道へ!?

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冬の太陽がうすい雲にさえぎられて、太陽をじっと見詰めることができるくらいの陽光が、一日中降りそそぐ日でした。あったかな陽気。
早朝、八十二銀行小布施支店のポストに、飯島支店長あての玉村豊男さんの講演録原稿をお届け。「文屋文庫第二巻」へ一歩前進。
信州名匠会の会報「たくみ」33号を編集。
午後、『小さなまち…』の営業。新生病院の総務課長・中村基信さんに、同病院70周年記念講演会の堀田力さんのビデオを借用。これは「文屋文庫第三巻」になります。

クリスマス・イヴですね。ケーキ、いただきます。
ケーキといえば最近、次男の荒野(中2)がケーキ作りに目覚めました。まだ、かけだしですが、昨日はドイツ風のチョコレートケーキをオーブンで焼いてくれました。昼には市販の焼きそばに野菜や肉を刻んでいため、なかなかの味に。勉強をしていたら20分も集中できない男ですが、台所にいればらんらんと目を輝かせ、つぎつぎと工夫したり、頼みもしないことまでやってくれます。
今のところ、普通高校-大学という道を親子ともに描いていますが、なにも大学がすべてではないですよね。近くの須坂園芸高校で野菜や果物作りを習得し、調理の勉強に専門学校や外国の養成学校に行くもよし。無味乾燥(になりかねない)な受験勉強をするよりも、イタリア人やフランス人から言葉や文化を高校時代に学んでおいて外国へ、というのもすてきじゃないですか。中国語→周先生に弟子入りコースも良し(笑)。
思いを切りかえたとたんに、おおらかな未来が描けるから不思議です。
本人は、警察犬の訓練士と料理人の道を決めかねているようですが、小さい体ながらサッカー部ではりきっているし、ま、楽しみに見守ります。

【今日の写真】1 荒野、いちおう勉強中です。背は親父似で、前から2番目。本人のいちばんの悩みです。父は高校を出てから15センチ伸びて164センチでございます。
2 燃える暖炉と道に面した大きな窓です。サンタさんいらっしゃい!!

【透玄 今日の一句】「イヴの日も やまとの神に 水を汲(く)む」

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2002年12月25日

ガンマGTP、ごぞんじ?楽酒宣言です

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朝、新生病院の健康管理センター「ヘルシーベル」へ。ここは70年前にできたクリスチャン(日本聖公会)の病院です。クリスマスだから?ではありません。それは偶然。このセンターには年一回、人間ドックでお世話になっています。わたくしの(腹黒いことをのぞいた)唯一の課題は、ガンマGTP。よくは知らないのですが、肝臓の元気度を示す数値だそうです。とくにお酒による疲れ具合。今日、血液検査をしたところ、数値は150。16〜73が適正ですから、大幅に高い(悪い)。それでも、お酒をたくさん飲んでいた2年前は250でしたから、断酒500日!の成果はあったといえましょう。で、そろそろ正常値か、と期待したのですが、甘かったです。嗚呼(ああ)。
お医者さんには「20年痛め続けたのだから、(治るにも)20年かかる」なんて言われてます。
今日の診察の結論は「一病息災」でした。ほか(腹黒いことのぞく)はいいのだから、健康に気をつけるためには、一つくらいの数値の悪さはむしろ良し。少しくらい、たしなむ程度ならばお酒OKとのこと。「神経質になりすぎてもいけないから」だそうです。
ニンマリ!「たしなむ程度」ですね。ハイ、わかりやした!そうさせていただきます。ということで、本日、お酒解禁、ただし楽酒宣言(×苦酒)であります。みなさん、ほどほどにおつきあいくださいまし。

【今日の写真】ヘルシーベルの保健師・丸山春江さんと。ちょっときびしいのは、身体を気遣ってくれてのこと。とってもやさしいお姉さまです。頼りにしてます。この建物は、フィンランドのログハウスです。健康検査などのお申込は、電話026−247-6000、丸山さんをご指名ください。

【透玄 今日の一句】「つひばまれ なほぶらさがり 冬林檎」
「栗裸木 あまたの枝に 幹一本」
「出陣に 身の丈ほどの 白き息」
「冬の霧 夢想家(ゆめみるもの)を 黙らしむ」

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2002年12月26日

詩人高橋睦郎先生をお訪ねしまっす!

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高山村役場の信州高山温泉郷観光協会の黒岩さんに、パンフレット制作の代金を集金。数件に、今年最後のお振込みを完了。めでたいことです。
小布施町企画財政課の永井芳夫さんを訪ね、来年春と秋のイベントガイドの媒体について打ち合わせ。同課長の呉羽勝正さんと、りんごジュースしぼりプロジェクト(仮称)について語り合いました。順調順調!
そのほかは終日、編集のお仕事。

逗子の詩人高橋睦郎先生に電話。「いつか遊びにおいで」とのお言葉を素直に(こういうときだけ素直なの)受けとめて、「いつよろしいでしょうか?」。「そうですねえ、1月15日にいかがですか?お昼、ご一緒しましょうよ」と先生。やったね!それまでに俳句を10点、郵送して、朱を入れていただくことまでお願いしてしまいました。ご紹介くださった松岡正剛先生、ありがとうございます!ご迷惑をおかけしないように、おつきあい、させていただきます。

【透玄 今日の一句】「栗の王 拾ひ 味わひ 持て成せり」(ハッはっは、小布施人は栗の王様なのじゃ!)

【で、今日の写真ですが】自家製の栗で作った(わたくしではなく母が)栗のペーストの瓶詰めと枯葉をつけたたままの栗園(そう、これが栗の王の暮らしでございます)。栗のペーストは、お正月に栗のお汁粉にします。

栗の林へ散策。こんな句、いかがでしょう。
「葉のいのち 此の世の黒き 土となる」
「濡れ落葉 みみずと見上ぐ 人の足」
「風にしなひ 人に抗する 生木あり」

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2002年12月27日

光の祝祭はきれいだけれど

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朝9時15分、八十二銀行小布施支店の飯島伸明支店長を訪問。『文屋文庫』第二巻の『食と農のブランド力とまちづくり〜玉村豊男小布施講演録』編集の打ち合わせ。「新年に玉村さんのヴィラ・デストをお訪ねして、編集の打ち合わせをしましょう。」いい本になりそうです!みなさん、お楽しみに。

午後、文筆業の中島敏子さんと長野市内の喫茶店にて、同第三巻の編集打ち合わせ。

新幹線で東京駅へ。鎌倉の宿に向かうには時間があったので、丸の内で開催中の光の回廊「東京ミレナリオ」へ(http://www.nifty.com/millenario/flash.htm)。
4回目の今回のテーマは「光の先へ」。
車通行止めになったビル街の通りをいっぱいに埋めた人、人、人。じりじりと進んで待つこと1時間。ようやく闇の中にイルミネーションが浮かび、その美しさに震えました。闇夜に天国を見た感じ。そして回廊の中へ。でも全長400メートルの途中、50メートルほどで引きかえしました。「光は闇の中にあってこそ美しい」と体感。回廊の中は光でいっぱい。光の有り難さもきれいさも、あまり心を動かすほどではなかったのです。天国もおんなじなのかもね。

【今日の写真】ミレナリオ2点。ね、上の遠景のほうがいいでしょう?

【透玄 今日の一句】「光祝祭 玄き光の 掌のなかに」(ミレナリオ くろきひかりの てのなかに)

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2002年12月28日

鎌倉、東京、長野

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鎌倉駅近くの宿で夜を明かし、人としての学びの場に。
昼食は、この場を紹介してくださった庭園デザイナーの白井隆さんと天丼。その後、喫茶店へ。
「目標設定、とくに売上高の目標は定めない。」
「世の中のお役に立ちたい、貢献したい、家族と仲良く暮らし、従業員に気持ちよく安心して働いてもらいたい。これらの気持ちは人として正しい思い。この思いをかなえてほしくて努めるならば、思いや出会いや人や仕事などに恵まれ、結果として収入がもたらされる。」
「木の年輪のように、毎年必ず成長する。急成長は望まない。少しでいいから安定して伸びたい。思いが正しければ、人として成長でき、家族や従業員や世の中に役立つ力がしだいに増える。増えた分だけ、収入も増える。結果、成長もする。”正しさ”を超えた願いは欲によるものだから、努めても報えわれることはない。」
同様のことを、今執筆中の伊那食品工業・塚越寛社長も語っておられます。

東京に戻り、午後2時半ころより東京駅の東京ステーションギャラリーへ。画家・有元利夫展「花降る時の彼方に」。昨日、東京駅構内で目にしたポスターが気になって入館。
有元利夫氏(1946−85)のことは初めて知りました。岡山に生まれた翌年に東京台東区谷中に移り、東京芸術大学美術学部デザイン科へ(この学科は、わが小布施出身の日本画家・中島千波さんが今、教授をされていますね)。イタリアのフレスコ画と日本の仏画の影響を受け、日本画の素材である岩絵の具で描きます。登場人物はいつも一人。「一人は関係が生まれるから」なのだそうです。
画家であり詩人。古い赤レンガがむき出しになった美術館の壁から、有元氏の言葉がたくさん降っていました。
この展示会は新年1月13日まで。
くわしくは、http://www.ejrcf.or.jp/gallery/200211/
有元氏のことは、http://www.ktgallery.com/gall/arimoto.html

【今日の写真】有元利夫「雲の部屋」と入場券

【透玄 今日の一句】「降るふりをして 空へそらへ 冬枯葉」
「月無くて 玄(くろ)き光の 年の暮」
「もう一つの 空への窓か 冬の月」

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2002年12月29日

雲を創るお城があるような

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朝5時30分起床!はり+マッサージのおんだ整骨院さんへ。待ち時間を含め3時間、ゆったりまったりいたしました。
その足で、町内のセブンイレブン2軒へ『小さなまち、たがやす人』を納品。コンビニに単行本、それもけっこうマジなご当地本を並べるのは異例だそうですが、頼みこんで実現。ひと月ほど前に駅の本屋さんが閉店したので、扱い店の開拓は大きな課題なのです。
小布施堂さんの「小布施ッション」で、あるマーケティングの先生が「店舗現象・接点増加」という鍵言葉を示していました。薬にたとえるならば、薬局とくに個人薬局は減るが(店舗減少)、リポビタンDはいまやコンビニでも手に入る(接点増加)。
これを本に当てはめるならば…という発想です。お土産屋さんやレストランなどにも置いていただく方針。もちろん、『文屋文庫』はこのサイトでも求めていただけますし、近くの書店には取り扱いをお願いしていくつもりです。

昼に長野市の善光寺門前、「光風舎ギャラリー」へ。主の田中博文さん、アーティストの中村仁さん、文筆業の中島敏子さんと再会。田中さんは、善光寺に近い蔵の通路を、仕事場(編集室)兼ギャラリーに改装して開店したばかり。わたくしの本も置いていただきました。

その後、中村さん、中島さんとホテル犀北館の喫茶室へ。『文屋文庫』の今後や、中村さんが制作している絵付けの器について語り合いました。
来年は、「煎茶と器」をお題に、小布施の禅寺玄照寺を舞台に、「なにかしましょ」と。松岡正剛先生ご推奨の『煎茶への招待』(NHKライブラリー)を読み始めます。この本の魅力は松岡先生のサイトへどうぞ⇒
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0406.html

夕方、飯田分館の忘年会。お蕎麦のつくし+スナック馬酔木(あしび)へ。少し飲みました。

【今日の写真】アーティストの中村仁さん(左)と、犀北館のなぜかウェディングコーナーにて。彼とのおつきあいは来年15周年を迎えます。仁さんは絵付け焼物の創作へ、わたくしは編集出版へ。接点は、わたくしの編集物のデザイン、それと仕事を離れた交歓です。

【透玄 今日の一句】「雲創る 城もお休み 冬銀河」

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2002年12月30日

平和の年?戦争の年?

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朝、農協と八十二銀行とアラ小布施へ。アラ小布施には社長の市村良三さんと、役員で大工でヨット乗りの永井竜雄さんと、茨城県出身でご主人との愛情一本の関悦子さんらが、お茶をされていました。中国土産というお茶を一服ちょうだいして一年間の御礼を申し上げて郵便局へ。
自宅では子供たちが窓ふきをしてくれていました(写真。上の2人は恥ずかしがってますね)。昨日はお餅つきと台所の壁などの掃除。よくやってくれます。一人暮らしになっても大丈夫、になるようにね。掃除、大事ですよね。
子供たちとのお掃除。平和の象徴だと思います。
平和なくして幸福なし。
日本はどんどん、アメリカ合州国(を操作する国際金融資本と軍需産業)が引き起こそうとしている第三次世界大戦の泥ぬまに入っていこうとしています。

内村鑑三先生の『デンマルク国の話』(岩波文庫、写真)を再読。79ページの一部を引用しますね。
「彼は彼の国人が剣をもって失ったものを鋤(すき)をもって取り返さんとしました。今や敵国に対して復讐戦(ふくしゅうせん)を計画するにあらず、鋤と鍬(くわ)とをもって残る領土の曠漠(こうばく。荒れている)と闘い、これを田園と化して奪われしものを補わんとしました。(中略)真正の平和主義者はかかる計画に出でねばなりません。」(明治44年、91年前の講演です)

しんぶん赤旗日曜版(12月29日・1月5日合併号)は、韓国の大統領選で当選した盧武鉉(ノ・ムヒョン)候補(57)をおした若者パワーを紹介して、次のように書いています。
「北朝鮮との交流・和解を進める『太陽政策』の継承発展を主張し、『危機が近くに迫っているからこそ、対話と交流を断ってはならない』という盧氏の訴えを支持しました。」
「危機の火種を抱える東アジアで、米国と軍事同盟を結ぶ国で『対米自立』を訴える候補が当選する。−東アジアに新しい風が吹いています。」
「一方、イラク攻撃をにらんだ米国の軍事行動を支援し、インド洋にイージス艦を派遣する日本政府。盧氏の当選は、平和のための自主的な外交、という課題を日本政府につきつけました」。

【透玄 今日の一句】「寒空や 飛行機雲の 仕立て糸」

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2002年12月31日

大掃除とお灯明つくりをしました

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朝5時半起床!ずいぶん気張ってますね…仕事場まわり(部屋とトイレと廊下とお座敷など)を掃除しました。
午前10時より玄照寺さんへ。わたくしの住む飯田というむらの隣、大島にある禅寺で、わが家のお墓があります(菩提寺は横町の龍雲寺=浄土宗です)。
葦澤義文住職さんに大変かわいがっていただいておりまして、昨年秋には、住職さんを囲む檀家の若い衆の会「慕古(もこ)の会」が発足、仲間に入れていただいております。
昨年末、二年参りのお客さんに喜んでいただこうと、参道にアイス(スノー)キャンドルを立てました。お客さんは灯りに誘われて本堂へ。お参りの後、梵鐘をつきます。これが好評で、「来年も」ということになり、今日は、お灯明つくりをしました。
10名ほどの仲間が2時間かけて約100本。多くは竹を斜めに切った筒状のもの、ほかは雪を固めたものなど。
夜11時にふたたびお寺に集まって、お客さんを待ちます。

今日午後は、お風呂の大掃除。きれいになりました。

【今日の写真】玄照寺本堂前の竹筒のお灯明。2時間もつ蝋燭を立てます。
下は玄照寺さんのお茶うけの、野沢菜です。うんまかった!!

【透玄 今日の俳句】「神よ神 一番星に 今年を吼える」
「雪の道 大股で行く 音かすか」
「大歳や らせん昇りの ひとり鳶」

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