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2002年12月1日

映画祭、来年へ!

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北信濃小布施映画祭が終わりました。
約60名の町内外の実行委員が、準備やチケット販売を続け、当日二日間もボランティアを楽しみました。二日目の今日は、4本を上映。
『阿弥陀堂だより』では、なんと小泉尭史監督が東京から朝6時過ぎの新幹線でご来場。上映前にごあいさつ、上映後、サイン会までしてくださいました。
『うつくしい人生』は、小布施の隣の中野市出身でパリ在住の永田鉄男さんが撮影監督を務めた映画。南仏の田舎町が舞台です。山の古い家に移り住んで農と酪農の暮らしを始めた家族。わたくしの理想です。
『メルシィ!人生』はコンドームをつくる会社を舞台にした楽しいフランス映画。
『天国の口、終わりの楽園。』は、幼なじみの少年二人といけてる年上女性を主役にした、いけてるシーンの多いメキシコ映画。

特定の映画監督やジャンルをテーマにした映画祭が多い中で、ほとんどテーマといったものがない、かけだしの映画祭。終えてみて、この「テーマなし」という弱さが、強さ、強みにもなりうる、と感じています。ふだん映画に親しむ機会が少ない大人や子供たちに、やさしく手招きする映画祭があってもいい。1、2本、すごく難解な、マニアックなのがあってもいい。

ロビーで手作りのトン汁やパンやおにぎり、クッキーにココアなどが売られて、大勢が談笑している光景を見たある参加者は、「ほかの映画祭にはない温かさがある。これ、いいね。こんな映画祭、あってもいいですよ。小布施ならではだね」と。
この映画祭が、小布施に、北信濃に、多士済々が集まってなにかを生み出していく母体の役割を果たすような、気分を今、もっています。
みなさん、来年をお楽しみに!
そして実行委員長の市村良三さん、小林一三さん、湯浅伸一さん、映画情報雑誌『ワンダーシネマ』の吉田豊さん、実行委員のみなさん、観客のみなさん、ありがとうございました。長野東宝グランドの本多邦之さんをはじめ映写スタッフに方々にも感謝です。

月に2本は、映画館で観よう、そう思いました。
【今日の一句】「うれしくも せつなくもなく 昼しぐれ」
『うつくしい人生』を観ていて、うかびました。ただの日常に、にじみあがる涙というものがあるのですね。

【今日の写真】文屋文庫の第一巻『小さなまち、たがやす人』、好評です。
これからは、町村の役場や市町村合併関係の講演会などに出むいて、つまり行商を楽しもうと思います。第二巻につなげるためにも完売を目指します。ご支援をお願いします。
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