2018年12月14日
みなさん、こんにちは。お元気ですか?
きょうの信州小布施の里は、
明るい冬の日差しの中を、
かすかな粉雪が舞い降りる、美しい一日でした。
居間の薪ストーブでは、
夏の間に切って割って蓄えておいた薪が燃えて、
心身を暖めてくれています(^0^)
みなさん、
いつもこのメールマガジンをお受け取りいただき、
ありがとうございます。
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信州小布施 美日常の文屋だより vol.634
和合と感謝
百年本を世界へ未来へ。
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【きょうのテーマ】
80年ぶりの「ありがとう!」を100年後の人々へ
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★初孫に何回も『世界一のパン』読んで!と
せがまれた、おばあちゃまからのお便り★
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41年前に入学を許された明治大学で、
わたしは1年生のときはテニスに没頭しました。
2年生の春、刑事事件の弁護士になる!と
思い立ち、ラケットを万年筆に代えて、
司法試験の勉強を始めました。
2年、3年、4年生の3年間は、
毎日、大学の図書館に、
朝6時から夜10時まで16時間居て、
法律書を読み、論文の勉強をして、
仲間と議論をつづけていました。
卒業した春に初めて受けた一次試験に落ちました。
その時までに、
実力の限界を知らされていました。
司法試験に合格することは、
あのときのわたしにとって、
山頂の見えない、とんでもなく高い壁でした。
きっぱりと、あっさりと、受験勉強をやめました。
この3年間で得たものは、
本を読む解く力、
わかりやすく書く力、
とてつもなく高い壁に挑みつづける力、でしょうか?
その後の、わたしの、書く、本をつくるお仕事の
基盤をつくってくれました。感謝しかありません。
そんな3年間に出会った人のうちのお一人、
2年先輩の女性AHさんは、
いまでも、文屋のメルマガを受信してくださり、
おりにふれて、ご用命やら、ご感想やらを、
お送りくださる、有り難きご存在です(^0^)
あれから40年・・・ということは、
わたしと同じように年を重ねられ、
あのとき20歳であったAHさんも、とうぜん、
プラス40年のお年になられています。
そんなAHさんから、
うれしいお便りが届きました。
「木下くんからのお知らせで、
小布施町のふるさと納税お返礼品に
「チェルシーバンズ」があると知って、
娘の住まいに送りました。
実は、娘の二人目の出産でお助け婆に行ったとき、
一人目の孫が何度も、「世界一のパン」を読んで!と、
わたくしにせがんだんです。
前に頂いたことがあって、
「ほんとうに美味しいのよ」と伝えていたので、
ぜひ食べさせたかったの。
娘によると、孫はとても喜んで食べたそうです。
絵本『世界一のパン』は、
わたくしにとっても思い出深い本なので、
孫が大好きなのがとてもとても嬉しいの。
婆ばか、お許しを。」
AHさん、ありがとうございます!
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★80年ぶりの「ありがとう!」を、
カナダの人々へ。そして100年後の人々へ★
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絵本『世界一のパン ~チェルシーバンズ物語』は、
2009年8月に誕生しました。
その冒頭にある文章をご紹介します、
「信州に小布施というちいさな町があります。
その町に、長い間、人々に愛されているパンがあります。
名前をチェルシーバンズといいます。
もとはカナダで作られていたパンです。
小布施には、
1932(昭和 7)年に結核療養所がつくられました。
日本の結核患者を救うためにカナダの人たちが
募金をして開いたものです。
チェルシーバンズを小布施へ伝えたのは、
カナダから 結核療養所へやってきた看護師、
ミス・パウルでした。
これは小布施でパンを作りつづけるこやたさんと
ミス・パウルとの交流から生まれたパン、
チェルシーバンズのお話です。」
この絵本は、
信州小布施の実話を元にした絵本編と、
実話をルポルタージュしたルポ編の二部構成のため、
「ルポ絵本」と呼んでいます。
『世界一のパン』には、
80年程前(出版時)、
カ ナダの皆さんの(現在の貨幣価値で) 20 億円もの
募金によって、
多くの日本人 の命が助けられた歴史が
綴られていま す。
今では、日本人もカナダ人も忘れ てしまっている、
この物語。
わたしたち文屋チームでは、
当時の「ありがとう」の気持ちを忘れずに、
10年先まで語り継ぎたい!と語り合い、
このルポ絵本の出版を企てました。
今では、日本は豊かな国になりました。
でも、さまざまな国との交流、
助け合 いによって今の日本はあります。
交流することの温かさ、尊さを忘れずにいたい!
その思いをこの本に込めています。
カナダ伝来のパン「チェルシーバンズ」は、
小布施町のパン屋さん「小布施岩崎」さんで、
毎朝50個、つくられています。
ルポ絵本『世界一のパン』の文屋ページ:
http://www.e-denen.net/index.php/books?_id=16
絵本とチェルシーバンズをお届けする「世界一のパンセット」:
http://www.e-denen.net/index.php/pan_set
ふるさと納税をご検討の方はぜひ、
小布施町の「ふるさとチョイス」小布施町のトップページから、
このセット商品をお選びください。
https://www.furusato-tax.jp/japan/prefecture/20541
A-73【特産品コース】絵本「世界一のパン」と
チェルシーバンズ1個のセット
https://www.furusato-tax.jp/japan/prefecture/item_detail/20541/446530
A-74【特産品コース】「世界一のパン」絵はがきと
チェルシーバンズのセット
https://www.furusato-tax.jp/japan/prefecture/item_detail/20541/446533
A-518【特産品コース】絵本「世界一のパン」と
チェルシーバンズ2個のセット
https://www.furusato-tax.jp/japan/prefecture/item_detail/20541/446534
では、どうぞよろしくお願いいたします。
文屋 木下 豊より
【写真説明】http://www.e-denen.net/index.php/mailmag?
ルポ絵本『世界一のパン』
絵本の主人公・岩崎小弥太さん(故人)と
妻のしのぶさん
AHさんのお孫さんからAHさんに送られた感謝のハガキ
「孫から絵本の葉書が届きました。
左上の小さな赤丸を「ありがとう」と言いながら描いたそうです。」
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このメールマガジン(文屋だより)は、
百年本の文屋代表、小布施人、農士、
「美日常」提唱者として、
ものごとの原点(本来あるべき姿)を
考えつづける筆者が、
日々、交流の場を綾なしながら、
みなさまの人生とビジネスのお役に立つこと
を目的に、お届けしております。
★文屋・木下豊について
http://www.e-denen.net/index.php/about_rinen
http://www.e-denen.net/index.php/about_kino
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◎わたしのこころの師匠・戸村和男先生
富士和教会の公式サイト:http://fujiwa-k.com/
師匠のお弟子さん・井内由佳さんの最初のご著書
『わたし、少しだけ神さまとお話できるんです。』
(文屋)より
【第3章 あなたのために その三「仕事のこと」】
うまくいかないと思うとき、
きっと原因は自分の中にあります。
4.同業者を仲間と思いなさい。
★井内由佳さんの公式サイト:http://yuka-i.com
★井内由佳さんが社長をつとめる
株式会社フィールド オブ ドリームスの公式サイト:
https://f-o-dreams.com/
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◎文屋では、平和の大使プレム・ラワットさんの
集大成となるご著書を、来春、世界出版するため、
制作中です!お楽しみに。
◎ラワットさんの講演動画
2011年、欧州議会にて「平和と幸福の実現」をテーマに講演。
講演後に提案された「平和の誓約書」に
37の政府、団体の代表が署名。
「歴史的な講演」と評価され、
「平和の大使」の任命を受けました。
https://youtu.be/owcmZ4ymmS0
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◎わたしのイチオシ。斉藤一人さんの「覚悟の話」
goo.gl/hJbwWd
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