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2019年06月24日

Vol.675 仕事を楽しむ。人生を楽しむ。

みなさん、こんにちは。お元気ですか? きょうの信州小布施の里は、 梅雨の時期らしい、 しっとりとしたすずやかな空気に包まれています。 三週間のご無沙汰でした。 メルマガ再開について、多くのみなさまから、 お励ましのお言葉をいただき、ありがとうございます。 気張ることなく、ゆったりと、腰を上げて、 歩みを進めますので、よろしくお願い申し上げます。 そして、今号は、先日主催した、 「伊那食品工業 最高顧問 塚越寛さんを、 大久保寛司さんと「かんてんぱぱガーデン」に訪ねる 文屋座ビジネス合宿セミナー」のレポートとしたいと思います。 みなさん、 いつもこのメールマガジンをお受け取りいただき、 ありがとうございます。 ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ 信州小布施 美日常の文屋だより vol.675 和合と感謝 百年本を世界へ未来へ。 ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ 【きょうのテーマ】 仕事を楽しむ。人生を楽しむ。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ********************** ★塚越寛さんにいただいた最高のお教え★ ********************** 文屋は6月13日(木)14日(金)の1泊2日、 長野県伊那市のかんてんぱぱ伊那食品工業(株)を会場に、 同社の最高顧問 塚越寛さん(81)を訪ねる、 文屋座ビジネス合宿セミナーを開催いたしました。 その目的と内容についてご興味をお持ちの方は、 以下をご覧くださいね。 http://www.e-denen.net/index.php/bunyaza このセミナーは、 塚越さんが集大成と位置づける最新刊 『末広がりのいい会社をつくる』の出版記念事業として、 開きました。 特別講師に、人と経営研究所 所長で、 エッセンシャル・マネジメント・スクール(EMS)学長の 大久保寛司さんをお迎えし、 全国から77人にご参集いただきました。 塚越さんのお話、新社長 塚越英弘さんのお話、 若い3人の社員のお話 そして、朝の掃除と朝礼の見学と、ラジオ体操の実習。 この2日間、同社に参加者と共に身を置きながら、 いつも念頭にあった言葉があります。 「楽しむ」です。 理由は、 昨年、『末広がりのいい会社をつくる』の取材で インタビューをしていた時の塚越さんのお姿にあります。 話題が、48年前から続いている社員旅行に 及んだときのことです。 「朝の掃除をしていると、 社員たちが元気よく笑顔で駆け寄ってきて言うんだよ。 「会長! ニュージーランドから帰ってきました。楽しかったです! いい仲間と、自分たちでアレンジした好きなコースを巡って、 素晴らしいホテルで、美味しいご馳走をいただきました。 街歩きでも、美術館でも、気づくことがたくさんありました。 きょうからの仕事も張り切って楽しみます。やりますよ! ほんとう最高に楽しかったです。 ありがとうございます!」 そう回想する塚越さんの笑顔は、 たぶん、それまで拝見した中のベストでした。 それ以来、 『末広がりのいい会社をつくる』の取材テーマとして、 「働く楽しさ」「楽しい職場」を意識することとなりました。 その結果、生まれたのが、 第1章の一節 「会社は楽しい場所でなければならない」です。 一部を引用します。 「「楽しさ」は、創業期から私が追求しつづけてきた テーマです。会社での時間を楽しく過ごせることは、 働く人にとって幸せの一つです。」 「会社が「楽しさ」へ向かっているとわかったとき、 そして実際に「楽しさ」を感じたときに、 社員のモチベーションが高まり、 一人ひとりが人間的に成長していきます。 ですから、会社のさまざまな活動において、 社員が楽しさを感じられるように工夫することも、 経営者の重要な仕事です。」 わたしは、塚越さんからこのお話を聞くまで、 「楽しさ」「楽しむ」は、 どこか安易な、お遊び感覚と 結びつけていたように思います。 仕事や学びと「楽しさ」は、 どこか相容れないイメージでした。 しかし塚越さんのお話を聞いてから、 意識のアンテナを張っていると、 次のようなメッセージがどんどん入ってきました。 「仕事を楽しむ」 「学びを楽しむ」 「人生を楽しむ」 そして、究極、こんな一節にも出会いました。 (信じなくてもいいですよ~) 「人が死ぬときに、神さまが現れて、 2つの問いをなさる。 いま、人生の幕を閉じようとしているお前よ。 この人生を楽しみましたか? 人に優しくしましたか? 偉くなったか、いくら稼いだかなどは、 問われない。 お仕舞いの問いは、この2つだけです。」 会社は人生のゴールデンタイム (10代から60代の9時から17時)を過ごす場であり、 その良し悪しは人生の質を左右します。 だから、 塚越さんが強調される 「会社は楽しい場所でなければならない」とは、 まさに、 人生の最期に問われる 「この人生を楽しみましたか?」への 取り組みであり、回答なのだと、気づかされました。 「楽しむ」とは、 安易なお遊び言葉なんかじゃない。 人生で最も大切で尊い言の葉、言霊なのだと、 考えるようになりました。 では果たして、 先日の文屋座ビジネス合宿セミナーの2日間、 参加されたみなさんは、 どんな感情を抱かれたのでしょうか? 宿泊先の駒ヶ根高原リゾートリンクスで開いた 交流夕食会の会場で、 また、2日目の閉会式のあとに、 何人ものみなさんが、主催者のわたしに歩み寄り、 「こんなに楽しくて身になる実学の場は、 初めてです」 「社員のみなさんが心から楽しみながら、 仕事をされています。 そんな姿を見られたわたしも、 2日間の学びを、思う存分に楽しみました」 「最高にためになる、楽しいセミナーでした!」 と感謝の気持ちをお寄せくださいました。 「楽しむとは、仕事と人生の究極の目的」と、 確信できた、ひとときでした。 その意味で、 塚越さんの『末広がりのいい会社をつくる』は、 仕事と人生を楽しみ抜くための 考え方と工夫のエッセンス集なのだと思います。 セミナーを終えて帰宅した日、 わたしが、77人すべての参加者に向けて書いた 感謝と御礼のお手紙の冒頭、 自然に出てきた言葉は、 「みなさん、お楽しみいただけましたでしょうか?」 でした。 参加者の尊い2日という時間に捧げる言葉として、 これ以上の言葉は、見つかりませんでした。 楽しむ。楽しみ抜く。 三つの真実。 1.必ず死ぬ人生。 2.一度しかない人生。 3.いつ終わりがくるのかわからな人生。 あるのは、永遠に続く、いまだけ。 だからこそ、 これからの人生の一瞬一瞬を楽しんで、 生き切っていく。 そう思いを新たに定めることのできた 文屋座ビジネス合宿セミナーの2日間でした。 塚越寛さん、ありがとうございます。 塚越英弘さんをはじめ社員のみなさん、 ありがとうございます。 そして、参加者のみなさん、 支えてくれている文屋チームのみんな、 ありがとうございます。 ************ 文屋では、随時、Facebookや文屋への、 『末広がりのいい会社をつくる』の ご感想や書評を歓迎しております。 Amazonの本書のページへの カスタマーレビューの投稿も、 よろしくお願い申し上げます。 文屋公式サイトでも、ご用命を承っております。 http://www.e-denen.net/index.php/books ※文屋からの発送時には、 御礼として特製カード(非売品)を同封、 進呈しております。 全国の書店、ネット書店でもお求めいただけます。 (Amazon: http://u0u0.net/dWmJ) なお、特製カードは、 東京駅に近いメガ書店「八重洲ブックセンター」さんでも、 1冊に1枚、進呈中です!(本の巻末に、はさんであります) 【写真説明】http://www.e-denen.net/index.php/mailmag? 参加者のみなさん。 塚越寛さん(前列中央)、 大久保寛司さん(同右端)を囲んで。 朝礼の後、大久保さん、塚越さん、 わたしのスリーショットです。 文屋公式サイトでのご用命は、こちらからどうぞ。 http://www.e-denen.net/index.php/books?_id=43 ************************ このメールマガジン(文屋だより)は、 百年本の文屋代表、小布施人、農士、 「美日常」提唱者として、 ものごとの原点(本来あるべき姿)を 考えつづける筆者が、 日々、交流の場を綾なしながら、 みなさまの人生とビジネスのお役に立つこと を目的に、お届けしております。 ★文屋・木下豊について http://www.e-denen.net/index.php/about_rinen http://www.e-denen.net/index.php/about_kino ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ 2019年1月20日に八重洲ブックセンターで開いた かんてんぱぱ・伊那食品工業株式会社会長 塚越寛さんの講演音声データ。 語り手と聞き手の意識が高いレベルで一体になった 「奇跡の講演会」の90分間の全容を、 ぜひお手元で何回も聞いてお役立てください。 http://www.e-denen.net/index.php/movies?_id=42 ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ◎わたしのこころの師匠・戸村和男先生  富士和教会の公式サイト:http://fujiwa-k.com/ 師匠のお弟子さん・井内由佳さんのご著書 『もっと美しく、もっと幸せに ~リッチに輝いて愛される33の理由』 (廣済堂出版。2018年)より 【第3章 しあわせは素肌にあらわれる】 7.人は、表層しか見ません。 しかし、表層しか見ない人は、 表層さえも満たされません。 ★井内由佳さんの公式サイト:http://yuka-i.com ★井内由佳さんが社長をつとめる 株式会社フィールド オブ ドリームスの公式サイト: https://f-o-dreams.com/ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ◎文屋では、平和の大使プレム・ラワットさんの 集大成となるご著書を、世界出版するため、 制作中です! テーマは、「呼吸としあわせ」です。 お楽しみに。 ◎ラワットさんの講演動画 2011年、欧州議会にて「平和と幸福の実現」をテーマに講演。 講演後に提案された「平和の誓約書」に 37の政府、団体の代表が署名。 「歴史的な講演」と評価され、 「平和の大使」の任命を受けました。 https://youtu.be/owcmZ4ymmS0 ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ◎わたしのイチオシ。斉藤一人さんの「覚悟の話」 goo.gl/hJbwWd ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎

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