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2019年06月25日

Vol.676 ご縁の不思議。絵本『おじいちゃんのまきストーブ』誕生物語 その1

みなさん、こんにちは。お元気ですか? きょうの信州小布施の里は、 梅雨の晴れ間、すがすがしい夕暮れ時です。 特産の小布施栗の花が満開です。 きょうから数回、 ひょんなことから制作することになった ご縁の不思議を描く絵本のお話を書かせてください。 みなさん、 いつもこのメールマガジンをお受け取りいただき、 ありがとうございます。 ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ 信州小布施 美日常の文屋だより vol.676 和合と感謝 百年本を世界へ未来へ。 ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ 【きょうのテーマ】 ご縁の不思議。 絵本『おじいちゃんのまきストーブ』誕生物語 その1 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ********************** ★ひょんなことから、絵本をつくることに★ ********************** 2019年早春のある日、 山梨県北杜(ほくと)市に暮らすエッセイストの さわもりりささんが、 ご主人の細川英雄さんと訪ねてこられました。 絵本『おじいちゃんのまきストーブ』の出版構想を、 静かに、熱く、語られました。 八ヶ岳のふもと、同じ北杜市に暮らすアーティスト もとすぎりゅう(本杉琉)さんが、 絵を担当されることが決まっていて、 「あとは出版社を探すだけ」とのことでした。 みなさんもご存じだと思いますが、 この「出版社を探す、決める」は、 本づくりの入口であり、 かつ、最難関でもあります。 文屋はいままで、 こうした持ち込み原稿を出版したことは なかったのですが・・・ 物語を読んでいるうちに、 この絵本を出して世に問うことは、 文屋にいただいたご縁であり、 使命でもあるのかな・・・と思えてきました。 ストーリーは、 ひっくり返るようなビックリ!の展開が あるわけではありません。 つつましくて、おとなしくて、 ほんのりとあたたかくて、たおやかなお話。 ですが、世代や血縁を超えて集い、 心豊かに生きることのすばらしさを 感じていただくことのできる絵本です。 ********************** ★森に還(かえ)ろう。本当の火に暖まろう★ ********************** 森の奥の一軒家で愛犬と暮らすおじいちゃん。 薪ストーブをこよなく愛しながら、 静かに暮らすおじいちゃんの生活は、 ある日を境に一変します。 同居を始めた縁もゆかりもない若いカップルには、 やがて赤ちゃんが生まれます。 おじいちゃんは、 この赤ちゃんに「やまと」と名づけます。 いつの間にか、四人と一匹は、 「家族」になって暮らし始めます。 大自然の一部として生かされている人間。 薪になる枝や幹を授けてくれる森の木々。 夏の間に薪づくりに汗を流し、 家の外にきちんと薪を積んで、太陽で乾かす、丁寧な暮らし。 ストーブで薪を燃やした「本当の火」がもたらす、 人を包みこむような暖かさ。 薪ストーブで煮込んだスープの深い味わい。 日々の何気ない語り合い。 ・・・何もないけれど、美しい暮らしのお話です。 太古の昔、 わたしたちの祖先は森に暮らしていました。 森へ還(かえ)りたい。森に還ろう。 この絵本はわたしたちに、何万年も前の昔からの記憶を 呼び覚ましてくれるようです。 この絵本には、人と自然が醸し出す美しい日常、 「美日常(びにちじょう)」の幸せ感が 込められています。 家族みんなが、それぞれのお役目を果たしながら、 感謝の気持ちをもって、 丁寧に生きていくことの尊さを、 より多くの人たちに伝えていきたいと思います。 絵本ですが、 読者の対象は子どもだけではありません。 青年期、壮年期、老年期、人生のどのステージに生きる人にも、 その立場なりに、 感じていただける何かを秘めた物語です。 そして、絵の舞台は、 日本でもあり、どこか他の国かもしれません。 薪ストーブの文化は、 日本よりも北米やヨーロッパ、 ロシアのほうがずっと盛んです。 アーティストのもとすぎりゅうさんが描く絵は、 ”超 国籍”の魅力があります。 そこで、この絵本では、 日本語と英訳を併記したバイリンガルにすることにしました。 そうすることで、 世界中の出版社から、 そのお国の言葉で翻訳出版されることを願っています。 美しくてわかりやすい英語ですから、日本人の英語学習や、 在留外国人の幼児教育にもお役立ていただけます。 ★次号につづきます★ 【写真説明】http://www.e-denen.net/index.php/mailmag? 絵本『おじいちゃんのまきストーブ』の一場面 山梨県北杜市のお庭で。 左から、細川英雄さん、奥様でエッセイストのさわもりりささん、 アーティストのもとすぎりゅう(本杉琉)さん。 ************************ このメールマガジン(文屋だより)は、 百年本の文屋代表、小布施人、農士、 「美日常」提唱者として、 ものごとの原点(本来あるべき姿)を 考えつづける筆者が、 日々、交流の場を綾なしながら、 みなさまの人生とビジネスのお役に立つこと を目的に、お届けしております。 ★文屋・木下豊について http://www.e-denen.net/index.php/about_rinen http://www.e-denen.net/index.php/about_kino ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ 2019年1月20日に八重洲ブックセンターで開いた かんてんぱぱ・伊那食品工業株式会社会長 塚越寛さんの講演音声データ。 語り手と聞き手の意識が高いレベルで一体になった 「奇跡の講演会」の90分間の全容を、 ぜひお手元で何回も聞いてお役立てください。 http://www.e-denen.net/index.php/movies?_id=42 ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ◎わたしのこころの師匠・戸村和男先生  富士和教会の公式サイト:http://fujiwa-k.com/ 師匠のお弟子さん・井内由佳さんのご著書 『もっと美しく、もっと幸せに ~リッチに輝いて愛される33の理由』 (廣済堂出版。2018年)より 【第3章 しあわせは素肌にあらわれる】 8.人は”繰り返す”生きもの。 身体も、思考も繰り返して生きています。 呼吸を深くすることを意識すれば、 生き方が変わります。 ★井内由佳さんの公式サイト:http://yuka-i.com ★井内由佳さんが社長をつとめる 株式会社フィールド オブ ドリームスの公式サイト: https://f-o-dreams.com/ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ◎文屋では、平和の大使プレム・ラワットさんの 集大成となるご著書を、世界出版するため、 制作中です! テーマは、「呼吸としあわせ」です。 お楽しみに。 ◎ラワットさんの講演動画 2011年、欧州議会にて「平和と幸福の実現」をテーマに講演。 講演後に提案された「平和の誓約書」に 37の政府、団体の代表が署名。 「歴史的な講演」と評価され、 「平和の大使」の任命を受けました。 https://youtu.be/owcmZ4ymmS0 ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ◎わたしのイチオシ。斉藤一人さんの「覚悟の話」 goo.gl/hJbwWd ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ************

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