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2020年02月14日

Vol.749 切なくて、うれしくて…がんばってるね!…児童養護施設からお礼状をいただきました。

みなさん、こんにちは。お元気ですか? 信州小布施の里は、 一点の曇りもない、快晴でした。 「朋(とも)あり遠方より来る、また楽しからずや」 きょうは、 オランダ在住の友人 マックス・ウィトルさんが、 小布施を訪ねてくれました。 マックスさんとわたしは、 彼が京都・美山に暮らしていた6年前に、 共通の友人の関佳彦さんのご紹介で出会いました。 「平和の大使」プレム・ラワットさんの 3冊の出版事業と大小の講演会などを、 同志として実現させてきた間柄です。 きょうは、1年以上ぶりの再会の語らい。 これから数年間にわたるラワットさんのメッセージの 普及プロジェクトについて、 語り合うことができました。 まさに、孔子さまの「論語」にいう 「朋(とも)あり遠方より来る、また楽しからずや」 のひとときでした。 マックスさん、ありがとうございます! これからもさらに、よろしくお願いいたします。 みなさん、 いつもこのメールマガジンをお受け取りいただき、 ありがとうございます。 ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ 信州小布施 美日常の文屋だより vol.749 和合と感謝 百年本を世界へ未来へ。 ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ 【きょうのテーマ】 切なくて、うれしくて…がんばってるね!… 児童養護施設からお礼状をいただきました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ******************* ★笑顔の写真を見たいけれど★ ******************* みなさん、こんにちは。お元気ですか? 昨年秋には、絵本『おじいちゃんのまきストーブ』を 全国の子どもたちに贈るためのクラウドファンディングに、 あたたかいお心と大きなお力を賜りまして、 ありがとうございました。 おかげさまでこの絵本は、 無事に出版されました。 そして、昨年のうちに、 全国の599のすべての児童養護施設に プレゼントすることができました。 文屋には、たくさんの児童養護施設から、 御礼のメッセージが届けられています。 そのうちの1通をご紹介しますね。 白い画用紙に、 ピカチュウの塗り絵、 「えほん ありがとう」の手書きのメッセージ。 真ん中に幼い5人の子どもの写真が貼られています。 左端の男の子は、贈られたばかりの絵本 『おじいちゃんのまきストーブ』を 掲げてくれています。 すてきなお礼のメッセージ。うれしく思います。 ですが、この写真、 ふつうのお礼メッセージとは、 一つだけ違う点がありますね。 みなさん、「違い」に気づかれますか? 3人の女の子と2人の男の子。 全員が背中を向けています。 きっと笑顔なのだと思います。 ですが、 その笑顔が見えません。 残念ですが、これが、児童養護施設の実情です。 もちろん、批判をしたいのでは、 もうとうありません。 児童養護施設は、 以前は「孤児院」と呼ばれていました。 しかし現在は、身寄りのない孤児は少なく、 生みの親はいるが養育不可能になったために、 預けられている場合が圧倒的に多いのです。 中でも、家庭内暴力、児童虐待のため、 実の親から離れて生活をせざるを得なくなった 児童の割合は年々増加しているそうです (2013年2月の調査では59.5%)。 こうした事情もあり、 子どもたちのプライバシーを保護するために、 顔を公開しない方針の施設が ほとんどのようです。 わたしは素人の部外者ながら、 施設長さんをはじめスタッフのみなさんのご苦心を お察しいたします。 前号にご紹介しますように 文屋の読者さまである多田勇治さんが、 お住まいに近い2つの児童養護施設を訪れて、 施設長に絵本を直接手渡してくださいました。 多田さんからのお便りには、 「子どもたちは親を選べず、施設も選べない状況です。 同じ人間であるにも関わらず、 生まれる前から望まれず、 生まれてからも不憫(ふびん)で 苦しい環境にて生きてきた子どもたちが 大勢いる実情を目の当たりにしました。 この状況を社会全体で認識する必要が あり、 また、私たち大人にはこの状況を 良くしていく責任があると強く感じました。」 「子どもたちの多くが、愛する親からの虐待に遭い、 家族で暮 らせない生活を強いられていると思うと、 大変心が痛みました。 その時見かけた子どもたちの心が、 絵本を読んで少しでも温まり、 良き将来となることを願うばかりです。」 とご報告くださいました。 多田さん、ありがとうございます。 みなさん、尊いお心とお金を、 文屋に託していただき、ありがとうございます。 おかげさまでこうして、 全国の599軒すべての児童養護施設に、 贈ることができました。 全国の子ども病院からも、 ぞくぞくとお礼状が届いております。 文屋では、今、編集中の 「平和の大使」プレム・ラワットさんの 「呼吸と心の平和」をテーマにしたご著書についても、 寄付本プロジェクトを始める用意をしています。 こんどは、クラウドファンディングではなく、 文屋の公式サイトでの公募の形式です。 もし、趣旨にご賛同くださるときは、 また、歩みを共にしてください。 ようやく春ですね。 みなさん、すてきな日々をおすごしください。 感謝、いっぱい、込めまして! 文屋 木下豊とスタッフ一同より ******************* ★教育の「読みきかせ」から       共育の「読みかたり」へ★ ******************* 「美日常の文屋だより」747号をお読みくださった 読者樣より、ご感想をいただきました。 747号の全文はこちらです→ https://www.e-denen.net/index.php/mailmag?_id=737 ご本人におゆるしをいただきましたので、 ご紹介しますね。 「木下様 おはようございます。 三重県名張市 「モンパクトル」  竹永有里と申します。昨日は名張も初雪でした。 教育の「読みきかせ」から共育の「読みかたり」へ… 絵本に再び関わるようになって1年半、 ずっとひひっかかっておりました 『読み聞かせ』という言葉。 『読み合い』という言葉にも出会いましたが、 私の行動にはもう少ししっくりいかず、 『ゆりさんの絵本のじかん』と題し、 いわゆる『読み聞かせ』をしていました。 それが、今日しっくりきました! 『読みかたり』… 『語る』なんて私には無理だわと思いつつ、 読み進んでいくと『かたり』とは『かかわり』が本意… と読み、コレだ!!と思いました。 すっきりしました(*^^*) よい絵本に出会うととても嬉しいです。 絵本は素晴らしいです。 プレム・ラワットさんの絵本『あなのあいたおけ』は、 大切なお友達に贈りました。 『おじいちゃんのまきストーブ』も、 ぜひ読みます。 今日は、文屋だよりの再開に出会え、 嬉しい朝のスタートになりました、 ありがとうございます。 今日も顔晴れます(*^^*)」 竹永有里さん、すてきなご感想を、 ありがとうございます。 わたしも「読みかたり」に出会って、 スッキリしています(^0^) 竹永さんがおつとめのお店「モンパクトル」は、 名張市にあるケーキ・お菓子やさんです。 こんなすてきなケーキ屋さんが、 ご近所にあったら、どんなに幸せでしょう! http://monpactole.com/ 絵本『おじいちゃんのまきストーブ』は、 アッと驚くような展開は何もないけれど、 美しい暮らしのお話です。 絵本『おじいちゃんのまきストーブ』 文屋からのお求めは: https://www.e-denen.net/index.php/books?_id=44 Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4861138639 全国の書店、図書館でも、 ご予約、リクエストができます。 ではみなさん、 佳き早春の日々をお健やかにおすごしください。 木下 豊より 【写真説明】​http://www.e-denen.net/index.php/mailmag​? 白い画用紙に、 ピカチュウの塗り絵、 「えほん ありがとう」の手書きのメッセージ。 真ん中に幼い5人の子どもの写真が貼られています。 みんな、笑顔で幸せに生きていこうね! ************************ このメールマガジン(美日常の文屋だより)は、 百年本の文屋代表、小布施人、農士、 「美日常」提唱者として、 ものごとの原点(本来あるべき姿)を 考えつづける筆者が、 日々、交流の場を綾なしながら、 みなさまの人生とビジネスのお役に立つこと を目的に、お届けしております。 ★文屋・木下豊について http://www.e-denen.net/index.php/about_rinen http://www.e-denen.net/index.php/about_kino ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ 2019年1月20日に八重洲ブックセンターで開いた かんてんぱぱ・伊那食品工業株式会社会長 塚越寛さんの講演音声データ。 語り手と聞き手の意識が高いレベルで一体になった 「奇跡の講演会」の90分間の全容を、 ぜひお手元で何回も聞いてお役立てください。 http://www.e-denen.net/index.php/movies?_id=42 ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ◎わたしのこころの師匠・戸村和男先生  富士和教会の公式サイト:http://fujiwa-k.com/ 師匠のお弟子さん・井内由佳さんのご著書 『もっと美しく、もっと幸せに ~リッチに輝いて愛される33の理由』 (廣済堂出版。2018年)より 【第2章 こころと身体をしあわせにする食事】 大きな仕事をやり遂げたときはもちろん、 1日の終わりには必ず「オン」を「オフ」に 切り替える。 そんな気持ちのメリハリが、 最高のパフォーマンスを引き出します。 ★井内由佳さんの公式サイト:http://yuka-i.com ★井内由佳さんが社長をつとめる 株式会社フィールド オブ ドリームスの公式サイト: https://f-o-dreams.com/ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ◎文屋では、平和の大使プレム・ラワットさんの 集大成となるご著書を、世界出版するため、 制作中です! 日本語版は5月に出版する予定です。 テーマは、「呼吸としあわせ」です。 お楽しみに。 ◎ラワットさんの講演動画 2011年、欧州議会にて「平和と幸福の実現」をテーマに講演。 講演後に提案された「平和の誓約書」に 37の政府、団体の代表が署名。 「歴史的な講演」と評価され、 「平和の大使」の任命を受けました。 https://youtu.be/owcmZ4ymmS0 ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ◎わたしのイチオシ。斉藤一人さんの「覚悟の話」 goo.gl/hJbwWd ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎

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