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文屋だより

メールマガジン「文屋だより」は、
百年本の文屋代表、小布施人、農士、「美日常」提唱者として、
ものごとの原点(本来あるべき姿)を考えつづける筆者が、日々、交流の場を綾なしながら、
みなさまの人生とビジネスのお役に立つことを目的に、お届けしております。

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Vol.762 「いい会社は神の教えを実践している」と『報徳』誌で塚越寛さん

2020年03月06日

みなさん、こんにちは。お元気ですか?

春浅い信州小布施の里、
きょうは抜けるような快晴の青空でした。

あと2週間で春のお彼岸ですね。

みなさん、
いつもこのメールマガジンをお受け取りいただき、
ありがとうございます。

◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎
信州小布施 美日常の文屋だより vol.762
和合と感謝
百年本を世界の未来へ。
◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎

【きょうのテーマ】
「いい会社は神の教えを実践している」と
『報徳』誌で塚越寛さん
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★里山こそ、二宮尊徳先生の「天道と人道」の
           究極の一致の場★
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二宮尊徳翁の「報徳」の教えを広げるための
全国組織である大日本報徳社(静岡県掛川市)は、
月刊誌『報徳』を発行しています。

創刊は明治35年(1903年)、117年前です。

その1361号、今年の新年号に、

かんてんぱぱ・伊那食品工業 最高顧問 塚越寛さんと
大日本報徳社社長の鷲山恭彦(わしやま・やすひこ)さんの
対談が掲載されました。

12ページにわたる大きな特集です。

対談のタイトルは、
「年輪の思想と忘己利他
 ~時代の転換期における「道」を探る」です。


対談の冒頭で、
塚越寛さんの人生と経営の理念と実践をまとめた
集大成のご著書

『末広がりのいい会社をつくる
~人も社会も幸せになる年輪経営』を、
ご紹介いただきました。

対談は昨年2019年11月15日、
伊那食品工業さんの本社で行われました。

二宮翁が提唱し実践した、
人としての本来あるべき姿である
「至誠・勤労・分度・推譲」の報徳訓

そして、
「遠くをはかる者は富む」の教え。

お二人は、この共通する深遠な哲学を踏まえて、
お互いの実践を紹介しながら、
静かに、深く、思いを交わし合われたようです。

その中から、
わたしが赤線を引いた部分をいくつか、
ご紹介いたします。

【】は話者、()内は木下の解説です。

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【塚越さん】

彼(『末広がりのいい会社をつくる』に
「私の教科書」と題する推薦文を書いてくださった
トヨタ自動車の豊田章男社長)は、

技術や生産性の根幹となる
人間とその教育の大切さを自覚されたのだと思います。

(中略)

彼は何かを変えようとしたのでしょうね。

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【鷲山さん】

ご本(『末広がりのいい会社をつくる』)を読みますと、

「会社は永続させるもの。
利益は結果。利益を目的とするから会社がおかしくなる」

「会社の目的は、いい人生を生きたという社員の幸福」

「永続の指針は年輪経営」(中略)

「リストラなしの年功序列」

「楽しさ、快適さ、上質な時間の環境創出」(中略)

など、どのメッセージも鮮烈です。

徹底した人間中心主義ですね。(中略)

自分中心主義や技術主義、数値主義とは正反対の、

まさに人と人との結びつきと
人間成長への呼びかけですね。

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【塚越さん】

人間成長とは、
いかに思いやりのレベルを上げていけるかです。

偉人とは、より多くの人を思いやれる人

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【塚越さん】

一番残念なのは、
二宮金次郎像がなくなっていったことです。

【鷲山さん】

二宮尊徳は、
「富国安民」の思想のはずなのに、
「富国強兵」の道具にされてしまった、と。(中略)

戦後、その反発がありました。

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【塚越さん】

(北欧の旅を思い出して)

「本当の豊かさとはこういうものだ」と
強く感じました。

都心に高層ビルを持つことより、
豊かな自然の中で紅葉を見ながら打ち合わせをしたり、
食事をすることの方がよほどすばらしいと思ったんですよ。

それでこの本社ができました。

【鷲山さん】

(ドイツの旅を回想して)

充実したときの流れ、精神の豊かさ、
日常生活の深さ、
そこで培われた人間関係のすばらしさを感じました。

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以上は、前半の四分の一くらいで、
すべての赤線部分を掲載できないのが残念です。

通読してわたしがあらためて新鮮に受けとめた
塚越さんのメッセージは、
塚越さんが社員に常に伝えている「死生観」です。


「森信三先生の『一日一語』の中にも、
「我々の人生は一回限りのもので、
絶対に繰り返しのきかないものです」とあります。

(中略)

私は身近な社員に
「人生は一度だから」と、
百年カレンダーを見せながら教えます。

「自分の人生は毎日確実に減っている」ことを
意識すると、人は変わります。(中略)

一番大切なのは、
どう生きるかでしょう。(中略)

だから、(個人の人生でも会社でも)
「末広がり」の「年輪経営」が大事なのです。(中略)

これからは、急成長ではなく年輪経営で、
しかも共に栄える配慮が必要です。」


信州小布施に暮らし、
息子たちと「里山再生」を理念とする
小布施牧場株式会社の経営に携わるわたしとしては、

「里山の思想」と題した節も、
とても興味深く読みました。

「農村風景はどうなるのでしょう。
里山は日本人の原点です。

里山こそ、自然と勤労の知恵との融合で、
尊徳先生の「天道と人道」の
究極の一致を現しているように思います。」

塚越さん、まさに我が意を得たり、です。


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★いい会社は神の教え
      「忘己利他」を実践している★
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塚越さんのご著書の編集者になって19年になりますが、
わたしは、塚越さんのお口から「神さま」という
言葉を聞いたことが、あまりありません。

鷲山さんは、ごく自然に、お見事に、
塚越さんから「神」という言葉を
引き出されています。

「いい会社と、そうでない会社を分けるのは、
神の教えを守るかどうかでしょう。

それは最澄(さいちょう)が言っていますが
「忘己利他(もうこりた)」です。

自分を忘れること、他人の利に仕えること。

商売も企業も
その根本を忘れてはだめだと思います。」


これを受けて鷲山さんは、

「塚越さんの言われる神の教え、
天の摂理に即すること、
道の探求のように思えます」と応じていらっしゃいます。


鷲山さんはこの対談を、

「人間賛歌の企業経営の真髄を伺いました。
魂に新たな風を吹き込まれました」と

塚越さんへの敬意と謝意を表して、
締めくくられました。

この対談を読んで、わたしはあらためて、
塚越さんが社員のみなさんと共に実践されている

「末広がりの年輪経営」の真髄を、

全国と世界の未来へとお伝えていく使命を
果たしていく覚悟を定めることができました。

鷲山恭彦さん、塚越寛さん、
ありがとうございます。

この連載の全文を、
文屋の公式サイトに掲載させていただきました。

最下部 ↓ のURLをクリックしてお読みください。

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伊那食品工業さんの本社を訪れ、
「末広がりのいい会社をつくる」の実践現場に身を置いて、
自身の人生と経営のあり方を見直したい。

文屋では、
そんな多くのみなさまの真剣で切実な願いを、
何とか叶えさせていただきたいと考えております。

どんなかたちで実現していきましょうか?

みなさんからのご意見、ご要望をいただけると
幸いに思います。

わたし木下のアドレスに直接ご連絡をください。
bunya@e-denen.net


お待ちしております。


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★プレム・ラワットさんの「心の平和」のメッセージを、

これから100年の未来を生きる、
無限の可能性を秘めた子どもたちに贈りたい!

寄付本プロジェクトにご一緒しませんか?★

ラワットさんのこのご著書を、
より多くのみなさんにお伝えしていきましょう!

新刊と寄付本プロジェクトの詳細はこちら →
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ようやく春ですね。
みなさん、すてきな日々をおすごしください。

感謝、いっぱい、込めまして!

文屋 木下豊より

【写真説明】​http://www.e-denen.net/index.php/mailmag

塚越寛さんと鷲山恭彦さん(『報徳』より)

『報徳』の掲載誌の表紙

この連載の全文を、
文屋の公式サイトに掲載させていただきました。

このURLをクリックしてお読みください。
https://www.e-denen.net/index.php/books?_id=43

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このメールマガジン(美日常の文屋だより)は、
百年本の文屋代表、小布施人、農士、
「美日常」提唱者として、

ものごとの原点(本来あるべき姿)を
考えつづける筆者が、
日々、交流の場を綾なしながら、
みなさまの人生とビジネスのお役に立つこと
を目的に、お届けしております。

★文屋・木下豊について
http://www.e-denen.net/index.php/about_rinen
http://www.e-denen.net/index.php/about_kino

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2019年1月20日に八重洲ブックセンターで開いた
かんてんぱぱ・伊那食品工業株式会社会長
塚越寛さんの講演音声データ。

語り手と聞き手の意識が高いレベルで一体になった
「奇跡の講演会」の90分間の全容を、
ぜひお手元で何回も聞いてお役立てください。
http://www.e-denen.net/index.php/movies?_id=42

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◎わたしのこころの師匠・戸村和男先生
 富士和教会の公式サイト:http://fujiwa-k.com/

師匠のお弟子さん・井内由佳さんのご著書

『もっと美しく、もっと幸せに
~リッチに輝いて愛される33の理由』
(廣済堂出版。2018年)より

【第4章 愛の中にいる】

神社の清冽でパワフルな空気に触れて、
神さまの存在を身近に感じる。

そのひとときが、
心を清々しく調えます。


★井内由佳さんの公式サイト:http://yuka-i.com

★井内由佳さんが社長をつとめる
株式会社フィールド オブ ドリームスの公式サイト:
https://f-o-dreams.com/

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◎文屋では、平和の大使プレム・ラワットさんの
集大成となるご著書を、世界出版するため、
制作中です! 日本語版は初夏に出版する予定です。

テーマは、「呼吸としあわせ」です。
お楽しみに。

◎ラワットさんの講演動画

2011年、欧州議会にて「平和と幸福の実現」をテーマに講演。
講演後に提案された「平和の誓約書」に
37の政府、団体の代表が署名。

「歴史的な講演」と評価され、
「平和の大使」の任命を受けました。
https://youtu.be/owcmZ4ymmS0

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◎わたしのイチオシ。斉藤一人さんの「覚悟の話」
goo.gl/hJbwWd
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