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2019年02月11日

Vol.659 言葉の温泉。世界中で愛読される絵本に学ぶ「できない人」の活かし方。

みなさん、こんにちは。お元気ですか? 信州小布施の里、 きょうは快晴です。 春の陽光が降りそそいでいます。 みなさん、 いつもこのメールマガジンをお受け取りいただき、 ありがとうございます。 ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ 信州小布施 美日常の文屋だより vol.659 和合と感謝 百年本を世界へ未来へ。 ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ 【きょうのテーマ】 言葉の温泉。 世界中で愛読される絵本に学ぶ 「できない人」の活かし方。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ********************** ★ラワットさんの『絵本あなのあいたおけ』が   もたらしつづける「しあわせ感」★ ********************** 前号までに、 『聞けば叶う』(文屋)のご著者であるやぶちゃんこと 薮原秀樹さんと、 平和の大使プレム・ラワットさんの出会いについて、 書かせていただきました。 ともに、 一人一人の平和な心の積み上げによる ボトムアップ型の世界平和の実現を目指しているお二人との 巡り合わせは、 わたしと文屋の「使命」をかたちづくっています。 2016年夏、文屋は、 ラワットさんの初めての絵本となった 『絵本あなのあいたおけ』を出版しました。 文屋はこの絵本の英語版も出版して、 世界中の読者のみなさんにお届けしております。 出版から3年目を迎える先ごろ、 この絵本を紹介するすてきなブログが配信されました。 タイトルは、 「世界中で愛読される絵本に学ぶ 「できない人」の活かし方」です。 書き手は、 人材育成コンサルタント会社 Six Stars Consulting株式会社代表取締役の 原田由美子さんです。 「今回は、美しい眺めの温泉 『あなのあいたおけ』という絵本にしました。 信州、小布施の「文屋」さんが手がけた絵本です」 原田さんの許しをいただいて、 ブログの全文をご紹介いたします。 (ここから) ************ 成果がなかなか出ないとき、 職場や身をおくコミュニティで 「役に立っている」と感じられないとき、 誰かと(勝手に比較して) 「自分は価値がない・・・」と感じるとき、 以前と比べ衰えを感じるとき・・・ 「自分なんていても意味がないかも」 「このまま生き続けることに どんな意味があるのだろう」 という思いがふと湧き上がることがあります。 多分、そのことを言葉にすれば、誰かが 「そんなことはない!」 「あなたがそんなことを言うなんて!」 と、言ってくれるでしょう。 でも、それらの感情が湧き上がるのは、 心が弱りきり、言葉にする力もないとき。 この絵本の著者プレム・ワラット氏は、 人のつよさももろさも、 よくわかっていらっしゃるのでしょう。 絵本のタイトルは、 『あなのあいたおけ(英題:The Pot with the Hole)』 丘の上に住む庭師と2つのおけの物語です。 丘の上には、 庭師がたからもののように大切に育てる庭があります。 その庭の草花に水をやるために、 庭師は毎日丘の下の川でおけに水を汲み、 天秤棒でかついで丘をあがります。 ある日、庭師が転んでしまい、 おけの1つにあながあいてしまいます。 あながあいたおけからは水がもれ、 庭にたどりつく頃にはほとんどからっぽになるように。 それが、来る日も来る日も続きます。 それからしばらくしたある日、 一方のおけが、あなのあいたおけに言います。 「キミは まったく役に立っていないね」 そう言われたあなのあいたおけは、 とても悲しい気持ちになります。 庭にいきる動物や草花たちと 会話する力もなくなっていきます。 そして、季節が変わり、あなのあいたおけは、 まったく役に立つことができない自分に こらえきれなくなり、泣き出してしまいます。 あなのあいたおけが泣きながら話すのを、 庭師はじっと聞き、 「そうだね おまえには あながあいている。 でも なんの役にもたっていないと思うかい?」 と、問いかけ、あなのあいたおけに話しかけますー この続きは、ぜひ、絵本の中で、 その眺めをご覧ください。 (庭師は、 あなのあいたおけだからこその活かし方を 見つけていました。それは周りも幸せにする方法でした) この絵本に登場するのは、 2つのおけと、庭師、 そして、庭に暮らす動物と草花。 この絵本を手に取るのは、 自分や自分の大切な人が あなのあいたおけ  になっている時でしょう。 でも、ちょっとタイミングを変えて読んでみると、 それ以外の存在にも大きな役割があることが みえてきます。 その視点は、マネジメントやリーダーとして、 人を活かす上での大きなヒントとなることでしょう。 手にとってみてはいかがでしょうか。 書籍の情報は↓↓ 「100年後も読み継がれる1冊に」を コンセプトとする信州小布施の「文屋」さんサイト ************ (ここまで) 原田由美子さん、すてきなご紹介を、 人材育成コンサルタントの視点から描いていただき、 ありがとうございます。 出版された書物は、 優れた読者に読まれたときに、 二回目の誕生日を迎えるのですね。 原田さんとの出会いは、3週間前。 1月20日に東京の八重洲ブックセンターで開いた 「塚越寛ブックフェア(2月11日に終了)」の トークイベントの会場でした。 「言葉の温泉」というほっこりした言葉は、 原田さんが私淑する井坂康志さん (ドラッカー学会理事・編集者・詩人・・・)の ことだまです。 このブログは、 企業IT情報を毎朝配信している 「オルタナティブ・ブログ」 http://blogs.itmedia.co.jp/harada6stars/bprofile.html 『絵本あなのあいたおけ』誕生物語 http://www.e-denen.net/index.php/mailmag?_id=148 http://www.e-denen.net/index.php/mailmag?_id=149 ラワットさんのご著書: http://premrawat.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=2079672&csid=0 ※書店、アマゾンでもお求めいただけます! では、どうぞよろしくお願いいたします。 文屋 木下 豊より 【写真説明】http://www.e-denen.net/index.php/mailmag? プレム・ラワットさんの初めての絵本 『絵本あなのあいたおけ』 ラワットさんのご著書に登場するマスコット ハリネズミの「ハロルドくん」 (アニメーション作家・絵本作家のしろいあやさん作) ************************ このメールマガジン(文屋だより)は、 百年本の文屋代表、小布施人、農士、 「美日常」提唱者として、 ものごとの原点(本来あるべき姿)を 考えつづける筆者が、 日々、交流の場を綾なしながら、 みなさまの人生とビジネスのお役に立つこと を目的に、お届けしております。 ★文屋・木下豊について http://www.e-denen.net/index.php/about_rinen http://www.e-denen.net/index.php/about_kino ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ◎わたしのこころの師匠・戸村和男先生  富士和教会の公式サイト:http://fujiwa-k.com/ 師匠のお弟子さん・井内由佳さんのご著書 『もっと美しく、もっと幸せに ~リッチに輝いて愛される33の理由』 (廣済堂出版。2018年)より 【第1章 美しく暮らす】 7.部屋の片づき具合は、 その部屋の主人のこころの状態と同じ。 お掃除を毎日欠かさず、 すっきり、ピカピカ、 いい香りを目指しましょう。 ★井内由佳さんの公式サイト:http://yuka-i.com ★井内由佳さんが社長をつとめる 株式会社フィールド オブ ドリームスの公式サイト: https://f-o-dreams.com/ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ◎文屋では、平和の大使プレム・ラワットさんの 集大成となるご著書を、来春、世界出版するため、 制作中です!お楽しみに。 ◎ラワットさんの講演動画 2011年、欧州議会にて「平和と幸福の実現」をテーマに講演。 講演後に提案された「平和の誓約書」に 37の政府、団体の代表が署名。 「歴史的な講演」と評価され、 「平和の大使」の任命を受けました。 https://youtu.be/owcmZ4ymmS0 ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ◎わたしのイチオシ。斉藤一人さんの「覚悟の話」 goo.gl/hJbwWd ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎

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